3月18日のエスパル仙台店の東館オープンを記念し、3月19日~21日の3日間“杜の都 仙台”をテーマにしたワークショップを開催しました。
「柳生和紙のランプシェード作り」
開催日:2016年3月19日(土)
開催時間:1回目 11:00~、2回目 14:00~、3回目 16:00~
開催場所:エスパル仙台店 本館1階エスパルスクエア
参加者:50名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:藤原久美子(SOAT)、西村優衣子(作家)
柳生和紙は仙台藩の御用和紙として武将・伊達政宗にも愛された伝統的な手漉き和紙です。
その和紙を使って日常で使用できるランプシェードを作りました。
参加者はまず好きな紙を選び、印に沿って山折りと谷折りの規則的な折り目を付けていきます。
和紙そのものの風合いを生かしてシンプルに仕上げる方もいれば、色付き和紙をちぎって貼り付けオリジナルの模様を付ける方もおり、それぞれの感性でデザインに取り組んでいました。
和紙を幾何学形に組み立てていく作業では「うまく形にならない、難しい。」と苦戦する様子もありましたが、手の力加減に気を付けながら丁寧に形を整え、どの参加者もしっかり綺麗なランプシェードを完成させることが出来ました。
今回のワークショップで柳生和紙を始めて知った、使ったのは初めてという参加者も多く、仙台の文化を知る良い機会となったようでした。
興味を持たれた方からは「どこで買えますか?」「紙漉き体験は出来ますか?」という声や、
和紙に関する活動をしているという方からは「和紙を継承していくには皆に知って使ってもらうことが必要。柳生和紙の展開として新しいヒントが得られて参加して良かった。」という声もありました。
他にも「楽しかった!」「折るだけでこんな形が出来るなんてすごい。」「持って帰って、夜になったら家で付けてみます。」など、皆さん面白く参加していただけたようです。
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