5月26日(日)10:00~12:00
開催場所:釣師防災緑地公園パークセンター前
参加者:17名
新地町職員:7名 SOATスタッフ:6名 福島大学ボランティア:8名
前日から5月としては異例の高温情報があり、当日の天気予報でも30度越えとの情報があったものの、浜沿いの空気は乾燥し、涼しい風が常に吹いていたため、熱中症や体力消耗による不具合を訴える参加者がいなかった。むしろ五月晴れの爽やかな風の中で、ハーブを植えるのにはとても良い一日となった。参加者は子どもを含めて17名と少なめだったが、天気予報を聞いて、外出を控えた人もいるのではないかと思うと少し残念であった。
SOATスタッフの司会により開会式が行われ、震災の犠牲者に対する黙祷、建設課長の小野氏の防災緑地に絡めた挨拶、ボランティアで参加した福島大学の学生の紹介等が行われた。その後、SOAT講師の宍戸さんから植え方の手順を聞き、記念植樹の後、5ブロックに分かれ、早速ハーブの植え方が始まった。
庭いじりの好きな人たちはそれぞれ一人で植え始めていたが、いつの間にか打ち解け、いろいろなことを話しながら手を動かしていた。親子で参加したところでは子どもが穴を掘り、母親から手渡された苗を穴に入れていた。「もっとほって」とか「いーい?」といった会話が聞かれ、親子の楽しい対話の機会になった。また、ご主人が新地町で働いているという家族もいた。勤務先で広報を見て隣町から参加したという。時折風に乗ってハーブのいい香りがすると、参加者から「うわぁ、いい香り」といった声も上がった。
終了後は完成したばかりのパークセンターでお茶を飲んでくつろいだ。全面ガラス張りの開放的な室内から完成間近の遊具を見て「いいね。」「楽しみだね。」と言った声も聞かれた。
アンケート結果から今回のハーブガーデン作りはとても好評で、自分が植えたハーブの成長が楽しみだといった感想や植えたいと思っていた木を植えたことに対する満足感が伝わってきた。
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