新地町防集団地

第3回 東日本大震災パネルづくり開催の報告

開催:2020年2月2日(日)14:00~15:30
住民参加者:8名 / 男4名、女4名
福島大学災害ボランティアセンター:学生2名
新地町職員:7名
SOATスタッフ:4名

第3回目の目的
「完成したパネルをどの枠に入れるかが決まり、みんなで実際に入れる」

内容
・過去2回ワークショップの目的と内容を説明
・2回目の話し合いを元に製作された15枚のパネルから、今回展示する10枚を選ぶ
・参加者が枠に設置する
・「震災パネルを通して伝えたいこと、後世に残したい震災の経験」について意見交換会
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東日本大震災パネルの製作と設置を終えて
・みなさん真剣にパネルを選んでいらっしゃいました。過去2回のワークショップで「どんな内容にするか」、「何をパネルにするのか」「その写真や記事は何にするか」など、一からみなさん自身で作り上げたことが、パネルへの思いに繋がっていると感じました。
・主に「津波の発生」と「避難所生活」についてのパネルに共感される方が多かったです。また、地元消防団の活躍や自衛隊の支援を紹介するパネルを見て、当時の感謝の思いをかたる方もいらっしゃいました。
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設置後の意見交換会で交わされた意見
・地震が来た時に、津波の写真を撮りに行ったり様子を見に行く人がいるが、まずは逃げてほしい
・避難所での生活が印象深く、みんなで助け合う団結力が生まれました
・震災のことは伝え続けられなければならない、伝えなければならないと言う思いと、もう忘れてしまいたいという思いで葛藤することがある
・震災の時にはまだ子供だったが、自分の経験を伝えることでこれから災害で傷つく人や苦しむ人を減らしたい。
・このように震災を語る機会があればまた参加したい。
・震災の経験をきっかけに、ボランティア活動を始めた。
・震災のことを知っていても、経験をしていない人も増えている、当時のことを振り返り「どう行動したか」を残すことも大切だと思う。
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