にじいろぱれっと

H26年度「にじいろぱれっと・えんそくワークショップ」報告①

『そあとの庭 探検ワークショップ!!』
開催日 10月15日(水)10:00~15:00
場所  「ArtGalleryそあとの庭」(〒989-3121 仙台市青葉区郷六笹ノ上5-4)
参加者 幸町児童館(〒983-0836 仙台市宮城野区幸町3-13-13)
小学1年~6年生45名 職員3名、計48名
参加スタッフ:7名
講師/齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)すがわらじゅんいち(作家、調理師)
藤原久美子(SOAT)小川牧(SOAT)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
西村優衣子(作家)千葉彩香(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)

概要:
そあとの庭探検して様々な自然素材に触れて遊ぶ。
竹で器をつくり、自分で作った器でお昼ご飯を楽しむワークショップ開催。
・10歳以上の男子は、食事の用意をする。火を使い大きな釜でご飯を炊き、豚汁を作る。
・10歳以上の女子は、そあとの庭に生えている竹を切り、器を作る。
・炊き上がったご飯で、自分用のおにぎりを作って食べる。
・子どもたちの動きに合わせて自然素材を使った遊びを行う。

ワークショップ風景
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活動報告:
「今日は自分たちでお昼ご飯の準備をします。」
ということで、まずは皆で材料調達。竹を取りに出発です。
大きな竹を切って「たおれるぞ~~」という斎さんを、「どっちに(倒れて)来る?」「そっちはあぶないよ!」とワイワイ眺めます。
皆で担いで庭に持っていき、長い竹に長い金棒で穴を開けて水道を作ったり、竹を短く切り分けて器にしていく作業を男の子も女の子も進んで取り組んでおり、庭はあっという間に竹の器工場のようになっていました。
同時に炊飯グループも活動がはじまり、「そのへんの枯れた葉っぱは……しけってるから駄目だな。」「こう空気を入れると火が大きくなるんだ」などと斎さんと実験をしながら、男の子たちを中心に火起こし作業。
交代で研いだお米の鍋と具を入れた豚汁鍋を火の具合を見ながら見守る子どもたちの一生懸命さは、なんだか微笑ましくも頼もしいものがありました。
みんなで使える竹の水道で手を洗い、自分で作った器に自分で握ったおにぎりと温かい豚汁を盛りつけて…「いただきま~す!」。
「めっちゃうまい!」と小さな器で何回もおかわりしながら、達成感のある美味しいお昼ご飯を味わいました。
食後もお庭の自然遊びを楽しみ、子どもたちは新しい学びもあった充実した経験となったようでした。

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カルビーニコニコこども基金助成事業
協力:幸町児童館・石巻市立橋浦保育所・北上子育て支援センター・石巻市立相川保育所・we are one北上・石巻北上地域復興応援隊・東京学芸大学・東北芸術工科大学・
齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)すがわらじゅんいち(作家、調理師)
企画開催:NPO法人東北の造形作家を支援する会(SOAT)

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