令和2年12月16日
時間:13:00~16:30 開催。
開催場所:福島県いわき市 平十八区集会所
対象者:支援員6名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、千田教子(パッチワーク・布小物作家)
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所
布素材協賛…株式会社アクタス
富岡町社協いわき支所のみなさんは、いわき市にお住いの富岡町町民への訪問活動を行っています。訪問活動を行っている中で、外出機会の少ない方やサロン活動に参加しにくい住民のみなさんとのコミュニケーションの取り方、生きがいの作り方も課題の一つです。
今回は、訪問活動に「ものつくりキット」を導入することで、期待できる効果、導入の仕方、コンテンツについてお話し合いをしながら学びました。
キットの導入、応用の仕方についてグループで話し合い
①実際に活動を行っている2チームに分かれて、平等性が担保できる対象区分、対象者について、適したキットについて話し合いを行いました。
②実際にキットをつくるために、今年度講師育成講座で学んだコンテンツをキット化するための応用と、新たにキットとして導入しやすいと仮定できる「クラフト布の作り方と応用」について実践を行いました。
③実践の後、キット導入についての活動計画を作成しました。
2021年1月~4月 キットつくりの下準備、キットつくり
2021年4月~5月 対象者、対象地域の選定、キットつくり
2021年6月~活動開始、適宜見直しを行いながら年間を通して活動する
キットをつくるための技術講座
①下準備から袋詰め、キットで作品を作る一連を実践しました。
道具を使わないレザークラフトの応用「コースターキット」
クラフト布の作り方と使い方「クラフト布のお薬手帳入れキット」
講師所感
今回の「訪問活動時にものづくりを応用する講師育成講座」は、いわき支所のみなさんの思いから生まれました。住民のみなさんに愛情を持ち、寄り添う活動をされているいわき支所のみなさんならではの発想です。SOAT自身もみなさんと一緒に考え、学ぶ機会をいただきました。ありがとうございます。
「どんな方に必要な活動なのか、どうしたら住民さんが喜んでくれるか」、「キット化する場合、どこからなら住民さんが一人でも作れるか」など、グループで熱心にお話をし、真剣に手を動かして活動されていました。今回の講座がみなさんの訪問活動の一助となり、住民のみなさんの生きがいや楽しみの一つになることが期待できる活動となりました。ありがとうございました。
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