令和元年8月6日(火)13:00~15:30
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 被服室
参加児童生徒:11名(小学生5名中学生6名) 教職員3名 富岡社協1名
指導:森敏美(造形作家) サポート4名:SOAT/藤原、渡邊、森愛子(造形作家)山本伸樹(造形作家)
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校、
社会福祉法人富岡町社会福祉協議会
<詳細>
8:30~11:30 モザイクアート壁面修正作業、本日のワークショップ準備作業
12:30~13:00 打合せ、前準備
13:00~15:30 モザイクアートワークショップ
いつも早く来る中学生のほかに小学生も一人一緒についてきた。モザイク壁画のいつもの場所に座るなり、黙々とモザイクガラスを並べ始めた。昨日に続き、夜ノ森駅舎を自分一人で完成させたかったようだ。
ガラスを専用のペンチで割ることにもすっかり慣れ、斜めの線が出るように台形や三角形に割って建物と地面が接する部分を仕上げたり、屋根の緑の部分もガラスを割って並べていた。駅舎がモザイクガラスで埋まると糊付けの許可を確認し、器用に一つ一つ糊付けした。
今日は7月30日以来の参加という女子中学生が2名いたが、モザイクガラスを上手に並べて、つなぎの部分に生じた隙間も細かなガラス片を探して埋めたり、適当な大きさがないとわかると、ペンチで割って埋め込んでいた。また、この辺はもう少し赤を入れて、とかここまで青を入れて、といった指示に対して「この色いいですか」と確認を取りながら熱心に壁面を埋めていった。隙間がないように埋め終わると糊付けをした。また、軽く触ってぐらつく石を確認しながら糊付けもした。
小学生は教室に集まって、クーラーボックスの中に何が入っているか、確認することが仕事のようだった。しばらくぶりで参加した小学校低学年の女子がマンツーマンで頑張ってモザイク並べを行った。多くの小学生はなかなか手を出せるレベルではないことを知ってか、最初から遊びモードだったが、補助で入った森さんと仲よく遊んで時間を過ごすことが出来た。
小中学生が並べたものの配置や色のバランス、具体物の形の修正と糊付けがワークショップ終了後に毎回行われるが、ようやく全体が見えてきた段階である。これから先は電車や駅舎、ロウソク岩や町のキャラクター「とみっぴー」など、具体物の細かな部分に入っていく。ガラス片も細かくする作業が増えてくるが、富岡町の中学生は丁寧な作業ができる生徒たちなので最後まで頑張れるよう支援したい。
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