先月3月11日に発生した未曾有の巨大地震による被災は、海外メディアでも連日大きく取り上げられているようです。
先般、SOATにパリ在住のアーティスト似鳥さんから、うれしい激励のメールが届きました。
(以下メールを引用)
はじめまして。
東北地方沖地震を心からお見舞い申し上げます。
私はフランス、パリに在住するアーチストの似鳥 水禧(にたどり みき)です。
地震から6日目でインターネットを通して自分の作品の1シリーズを寄付して東北の方達に役に立てて頂きたいと思い活動しています。
現在まで15作品が売れ、この全額は難民を助ける会に全額送ります。
今後、この作品を販売するにあたり出来ればアートを通して東北の子供達届けたいと思っています。
そう考えている時に山形新聞の記事で 藤原さんをはじめNPO法人「東北の造形作家を支援する会」が被害にあった子供達のためにサーポートをするという記事をインターネットを通して読ませて頂きました。
出来れば藤原さん達現地の方を通して今後の寄付を行いたいのですがその様な事はできますか?
(中略)
こちらの大使館の方からのアドバイスは東北の芸術家とフランスの芸術家の交流を企画してみたらと言われましたが、この様な事は出来るでしょうか?
似鳥さんからは、東北の皆さんに、とのことでパリの小学校生たちからの絵も送られてきました。今回の震災にあたり息子さんの小学校で募金活動が行われ、そこで書いてくれたメッセージとのことです。
(以下メールを引用)
以下が子供達のメッセージです。
これらの言葉はフランス語で書かれていますが 私が一番大好きなのは一番始めにメッセージを書いてくれたライオンの絵。“頑張って!”と言う言葉をそえて。その次の文章のメッセージのとても好きです。
本当に皆さん頑張って!良い姿勢であれば私達は出来る。超ガンバって、皆さん、良い姿勢で。私は貴方達を応援してます。この子も前の子もまだ完全な言葉の書き方は知らない年齢なのに心から思っている事を伝えられる素晴らしさに感動しました。
次の子供の言葉は“長く生き続けて日本。”と言う言葉。これは色々な捉え方があるけど、親愛する人々に向けて敬意の言葉、信じていると言う励ましの言葉だと思うのです。
その次の子供は東北の皆さんに“空からの贈り物、魚をありがとう!”
次の子供は“貴方達を愛しています。”
最後の絵はアフリカ人の6歳の子の絵。
なぜか“万歳をしている熊”
東北地方の方々、心から応援しています。
似鳥さんからは仙台市の姉妹都市であるフランス ブルターニュ地方にあるレンヌ市との文化交流のご提案も頂戴しました。
今回の震災では似鳥さんの他にも、幾つもの温かな励ましのお便りや応援が届いています。人と人との心の距離に は、国境も人種も関係ないのかもしれません。人から人へとつながっていく温かなハートリレーにスタッフ一同、明日への力を得た思いです。SOATはこれか らも同じ地球に生きる家族の皆様の想いを胸にSOATにしかできないことをひとつひとつ丁寧に、言葉に込めて届いた思いごと、東北の皆様にお伝えしていき たいと思います。
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