開催日時:2024年11月30日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童19名(2、4、5年生) 職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今年最後の坪沼八幡神社探検だった。初めて参加する児童は4名ほどでほとんどがリピーターだった。
里山が好き、その自然が好き、そういう非日常の場所で遊ぶことが好きという子どもたちが多かった。
バスから降り、神社の石段に着くあいだも会話が弾み、楽しそうだった。
小さな沼(坪沼の由来になっている)では錦鯉を探し、長い石段を意欲満々で登り、根添城の館跡では空堀をするすると下りたりと元気一杯だった。
午後の活動では今年最後の安全点検も併せて行った。
朽ちかけていた櫓を職員が子どもたちと一緒に解体し、そこのターザンロープは役目を終えた。
新しく掛けたターザンロープでは足を乗せるロープを体に巻き付けると楽で面白いことを発見した女子がいた。それをまねてもうまくいかないともだちには順番待ちの子どもたちが手伝ったり、木材運びや切った長い竹の移動など、いろいろな場面で協力する姿を見ることができた。
齋じいは子どものヘルプ役として動き、トラちゃんは一部の「ものを作りたい」という子どもにノミを使った枝の皮むきを教えた。
去年弓矢を作ってもらったという子どもは自分で弓矢が作りたいと熱心に作り方を学んでいた。
帰りのバスの中から多くの子どもが手を振ってくれた。
子どもたちがいかに充実した一日を過ごしたか、手を振る様子からうかがえた。
「来年も絶対に、絶対に来るからね。」「僕も」そう言い残してバスは坪沼を去って行った。
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