児童館プロジェクト 平成27年度以降

令和6年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 6/20 新田児童館「訪問ワークショップ/砂場遊び」開催

開催日時:2024年6月20日(木)10:00~12:00
場  所:新田児童館 館庭
参 加 者:新田児童館自由来館幼児・保護者11組 職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
快晴のなか、タープの設置から活動が始まった。その様子を見て興味を示す幼児もいた。

活動前に児童館の館庭脇に大きなタライを2つ並べ水を入れておいた。活動がなんとなく始まると、こどもたちは砂遊びより水遊びに興味が湧いたようで、じょうろやひしゃくなどで水遊びを始めた。

齋じいが館庭に川を作り、そこにこどもたちがタライの水をくんで流すという活動を行った。

水遊びが好きなこどもは自由に好きなことを続け、川作りに気づいた子どもは川に水を流し、母親と砂遊びをしたいこどもはそういうことをやって楽しんだ。

裸足で砂の感触や泥水の感触を初めて体験する幼児もいた。顔の表情からこどもが何かすごいことをしている、と感じていることが読み取れた。

1歳児の中には水の流れをじっと見つめるだけで足を入れようとしないこどももいたが時間の経過とともに勇気を出して足を入れ、遊ぶことができた。

こどもの多くが初めての体験に戸惑いながら水遊び、砂遊びに挑戦し、水や砂に慣れ、楽しさを感じ取ることができたようだ。

活動の終了時間が来ると「やだ」という2歳児もいた。砂のざらついた感触や泥水、足下を流れる水の感触などの「感覚遊び」や「感触遊び」は幼児の心や大脳の発達に重要な働きをする。今回の初めての体験が幼児にはよい体験になったものと思う。

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