開催日時:2024年6月15日(土)14:30~20:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童18名(2、3、4、5年生)職員5名/見守り隊5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今回は蛍の観察会を実施するため、活動開始時間が午後からとなった。
バスから降りた子どもたちは夜の活動を心待ちにしているようだった。畦道ではシマヘビがいた。この日はさらにアオダイショウにも出会った。もちろんさっさとヘビは逃げたが、見たいという男子が結構いた。赤い橋のかかる沼の水面を泳いでいた。目撃した子どもたちは驚いたり、興奮したり。スタートからすごい体験をすることができた。
神社の石段を上がると探検準備を済ませて齋じいのところに集まった。
2年生~5年生までいたのだが、パワフルだったのは3年生だけのようだった。いつもの通り子どもたちと神様に挨拶を済ませると鎮守の森から根添城跡へ向かった。戦いの説明を行い、土地の神様を見学し、空堀を下りた。
檜林ではノコギリで枝払いをして切った太い枝を片付けたり、ターザンロープやブランコ、シーソーで遊んだ。
夕飯を食べ終わると全員社務所に集まり、蛍観察に向けて提灯作りを行った。今年の提灯は金魚ねぶた作りを行った。
細かなパーツがあり、両面テープや糊、ハサミを使うなど完成までいろいろ大変だったようだが、その分暗闇に光る金魚を見て感動したようだ。
「うわぁ、きれい。」「おー、すっげぇ。」そういう声があちこちから聞こえてきた。
真っ暗闇を歩くという経験のない子どもたちは怖がったり、うれしがったり。「おれ、テンションあがる。」だったようだ。金魚ねぶたに時間が取られたが、蛍の観察にはよかった。
予定より遅くでかけたため、数多くの蛍を見ることができた。田んぼや用水路の上を光を放ちながら飛び交い、大きな木にもたくさんの点滅が見えた。齋じいがクリスマスツリーみたいだ、といっていた気持ちが子どもたちにも理解できたようだ。
予定の時刻を過ぎたところで子どもたちはその場からバスに移動した。
今日の活動は盛りだくさんだったからか、「おれ、今日バスに行ったらすぐ寝るから」と友だちに宣言した子どももいた。目一杯体を動かし、楽しい活動や感動する体験など、子どもたちはたくさんの思い出を作ったに違いない。
Copyright © 2024 SOAT. all rights reserved.