開催日時:2024年6月8日(土)10:00~16:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童18名(3年生)、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今回の参加児童は全員3年生だった。バスから降りるなり「オタマジャクシいた。捕ってもいい?」と聞かれた。魚を見つけたといって橋から動かない子どもがいたり、草をかき分けて虫を探す子どもたちがいたりと神社の石段にたどり着く前に自然体験を十分行ったように思えた。
探検準備をすると齋じいのいる境内に集まった。齋じいが神社について話し、鎮守の森を抜け、畑の脇を通り、根添城跡の説明をした。
空堀下りでは木にロープを結ぶが、男子が一斉に結ぼうとしたため、あわやロープの両端を木に結びそうになった。とにかく元気がよくて早合点する子どもたちだった。
空堀を下りると田んぼに出て、畦道を歩いた。途中の道でヘビイチゴや木イチゴを見つけ採取する子どももいた。木イチゴを友達と分けて食べる姿も見られた。
昼食後、1時からの枝豆播種の播種は4つのグループに分かれて行った。農家さんが播種の注意点を話し、グループに分かれた子どもたちは素手で土を掘り、水色の種をまいて土をかぶせた。
子どもたちはお礼の挨拶を終えると足早に檜林に向かった。
林の仲は風が通り気持ちよかった。子どもたちは齋じいのノコギリの説明を聞いてから木を切った。
齋じいと一緒に青だけを切る子どももいた。木々が込み入った場所では切った竹を運ぶのに切り口を先頭に運ぶというコツを子どもたちは知らないので苦労していた。
ノコギリに興味のない子はシーソーやターザンロープ、ブランコなどで遊んだり、トラちゃんと一緒に小枝の皮をノミで削って遊んだりした。
太い切り株を一人で頑張って切った子どももいればお土産用の檜の輪切り作りに精を出す子どももいた。何かに挑戦したがる子どもたちがたくさんいたのが面白かった。
活動中あちらこちらから「楽しい」「やったー」「いっしょにやろう」など、子どもたち一人一人がとても満足していたことがわかった。
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