開催日時:2023年12月2日(土)10:00~15:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童19名(1,3年生) 職員6名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今回は、SOAT×児童館協働プロジェクト職員育成の一端として、新田児童館から職員2名が参加して、活動を行った。
齋じいはいつものように神社の鏡や刀などについて説明し、神様へ挨拶、バクの彫り物の話しなどを行いながら鎮守の森を抜け、根添館跡まで歩いた。
根添館と大昔の戦の話をしたが、しっかり聞いている子どもが多かった。
空堀下りのあとは田んぼや畑を見学しながら久しぶりにトトロの小道探検を行った。冬枯れた小道は夏のように鬱そうとはしていないので子どもたちはピンとこなかったかもしれない。
子どもたちは顔や体にまとわりつく枯れた蔦や草を両手で払いながら急坂を元気いっぱいくぐり抜けた。その後檜林まで歩き、午後の活動場所を確認してお昼となった。
午後は自由に遊んだ。檜のお土産がほしい子どもたちは齋じいや職員と一緒にノコギリを使った。
太い切り株を切りたいと挑戦した子どももいたが途中までで諦めた。自分の気持ちと体力のギャップを体験するということは大事である。
齋じいは竹を切って周りにいた子どもたちに弓矢を作って遊ばせた。齋じいが丸い竹を鉈でカーン、カーンと割るのを見て竹の割れ方に驚く子もいた。
ターザンロープで遊びたい子どもたちはターザンロープで、一本橋で遊びたい子どもたちは一本橋で、釘打ちがしたい子どもはトンカチで、シーソーが好きな子はシーソーとそれぞれ自由に遊びを選択し、遊ぶことができた。
見ていて気がついたことは、それぞれの場所で3年生が1年生に順番を守るよう声をかけたり、危ないからと注意をする姿だった。午前中の空堀下りの活動でもロープ掛けを3年生が率先して行い、1年生は先輩に任せるという態度が見られた。
午前、午後共に子どもたちの素晴らしい一面を見ることができた、良い1日だった。
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