開催日時:2023年11月25日(土)10:00~15:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田小学校児童クラブ児童18名(全学年) 職員6名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳
バスを降りた子どもたちの目はキラキラ輝いていた。冷たい北風に時折雪の粒が舞う日だったが子どもたちは元気だった。
「あっ、雪!」「こっちの方が雪少ないね。成田はもっと雪多かったよ。」「ひっつき虫、ある?」などと楽しく会話を交わしながら神社の鳥居の前までたどり着いた。
そこで記念写真を撮り、心臓破りの石段を上がった。83段目は危ないぞ、と言われ石段を数え始める子どももいた。階段を上りきると神楽殿、社務所2つのグループに分かれ探検準備を済ませ齋じいのところへ集合した。
齋じいは神社の来歴や神殿飾りの説明をし、神様への挨拶を済ませ鎮守の森に入っていった。齋じいは苗のように小さな檜を指して大きな木になるのに子どもたちの親の年ほどの時間が必要なことを説明した。
その後、森を抜けて大根畑へ向かった。
大根畑では農家の佐藤さんが待っていてくれた。子どもたちは大根の抜き方を教わり、早速掘り始めた。
大根はスーパーなどでは売っていないほど大きく育っていた。大根の生長の向きを慎重に見ながらどの子も上手に抜くことができた。
大根の収穫の後、ロープを使って空堀を下りた。全員戸惑うことなく下りることができた。
篠竹の群生しているところを上がって根添城のことについて齋じいの説明を聞いた。
午後の活動は檜林の中でノコギリの使い方を齋じいが説明し、齋じいと一緒に活動した。
檜のお土産作りや竹の伐採などを行った。ターザンロープやブランコ、シーソーで遊ぶ子どももいたが、今回は木登りやロープ登り、朽ち木をたたいて折るという遊びを発見して職員と一緒にやる男子もいた。
それぞれがやりたいことを自発的に見つけてそれを職員が見守りサポートする姿が随所で見られた。
活動終了を告げるとあちこちから「楽しかった」という声が自然に出た。
齋じいに挨拶をして神社の旧参道から大根を持ってバスへ戻った。
どの子も収穫の喜びを手に満足そうだった
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