児童館プロジェクト 平成27年度以降

令和5年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 11/18榴岡児童館「坪沼自然体験ワークショップ/大根の収穫」開催

開催日時:2023年11月18日(土)10:00~15:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童11名(2,3年生) 職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
バスで到着した子どもたちにチェンソーを使い木を倒す様子を見せたいということで檜林に向かった。

男の子たちは高見台で、真剣に見ていた。「おぉ、チェンソーマンだ。カッコいい」草に隠れたチェンソーマンをよく見ようと木の櫓に登って見る子も現れた。大きな木が倒れるのを見て「すごい」といいながら子どもたちは感動したようだった。

その後、社務所に行って探検準備をし、いつもの活動が始まった。神社の神様を見て裏山の鎮守の森を歩き、畑に向かった。

今日は大根の収穫があった。大根は大きく育って葉を大きく広げていた。

100本以上の大根は予想していた時間より早く収穫が終わった。「疲れなかった?」「ぜんぜん。」「楽しい。もっとやりたい。」そういいながら葉も含めると体の半分近い大根を袋まで運んだ。

大根収穫が終わると根添城跡の説明を聞いて、地元の神様を見学して、空堀下りの探検を行った。「何を使ってこんなに深く掘ったかわかるか。」と齋じいが訪ねると「手!」「木だ!」「石?」いろいろ回答が出てきて面白かった。

ロープを近くの木に縛り、空堀を下りた。下りるのに勇気のいる子や全く平気な子などもいた。

昼食後は朝に倒された木の枝をノコギリで切ったり、お土産用の檜の輪切りに挑戦したり、ターザンロープやシーソー、ブランコで遊ぶ子どもたちが多かった。

ノコギリの使い方の講義を齋じいから受けた子どもたちは楽しそうに檜の枝払いをした。一部の子どもは危険箇所を職員と探す遊びをした。

「ここの釘、出ているので直したい。」5寸釘がほとんどなので気合いを入れて打ち直した。修理用の丸太を運ぶ子どももいた。丸太は重いので5人がかりで協力して運んでいた。普段協力して何かを成し遂げるという場面がないので子どもたちにとってよい経験となった。

あっという間に終了の時刻となった。全員社務所に戻り、着替えやトイレを済ませ、境内で待つ齋じいのところに集まった。齋じいの話を聞いてから挨拶し、旧参道を下りてバスまで向かった。

途中で、大きな鳥居の前で記念写真を撮った。子どもたちは疲れも見せずに元気に帰って行った。「何か楽しかった?」と聞くと「全部」「ターザンロープ」「大根」「お土産」とそれぞれが感じた体験を伝えてくれた。

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