開催日時:2023年7月15日(土)10:00~16:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童18名(2,3年生) 職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名・オブザーバー:虎尾裕(宮城教育大学教授)
令和5年度SOAT×児童館協働プロジェクト開催では、子どもの育成支援活動と共に職員の育成研修の実践を行い、プロジェクトの継承を図ることとします。
活動内容詳細:
朝から雨の中での活動となった。傘を差さずに歩いた経験がない児童もいたが、虫好き、カエル好きの子どもたちが結構いたので、神社の石段まで歩くのも楽しい雰囲気となった。
「なんか虫いた」とか蝉の抜け殻を発見して「セミゲット」など互いの会話も楽しそうだった。男女別に神楽殿と社務所に分かれ、探検の準備を済ませると境内で待つ齋じいのところに集まった。
齋じいは職員指導の意味で今回は先頭を歩き、根添館跡の説明、空堀下りなどを一通り行った。
空堀下りではロープを使わないで下りる別ルートも見せて、挑戦したい子どもにはそこから空堀下りをやらせた。
午後からは雨が弱まった。檜林では自分の好きなことを最初にやらせ、ノコギリやハンマーは使わないで子どもたちの様子を見ることにした。
ターザンロープ、シーソーなどで遊ぶ子もいたが、何か作りたいという要望が多かったので、すぐにノコギリとハンマーを使った活動に切り替えた。5寸釘を抜く子ども、お土産として檜の丸太を切る子ども、竹を切る子どもなどがいた。
「竹切りたいんだけど、どこにあるの?」と聞いて生きた子どもには「自分で探しなさい。」「竹ってこういう葉っぱだよ。どこにある?」と、言いながら自分で探させた。余った竹の枝をやぐらの飾りや隠れ家の修繕に使う子もいた。
3年生男子は声を掛け合い協力して丸太を切ったり、竹を切ったりする姿が見られた。
生き物好きの男子はカエルの捕獲に精を出し、ウシガエル、アマガエル、アカガエル、黒いカエル(ツチガエル?)などを見つけて喜んでいた。
極めて湿度の高い中での活動だったが子どもたちはみな活発に活動に参加し、談笑し、発見し、お土産を作り、有意義に一日を過ごすことが出来たようだった。
5月に植えた畑のサツマイモと枝豆も元気に育っていました。
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