開催日時:2022年10月15日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童19名(1・3年生)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名
活動内容詳細:
今回は、初めて参加する児童が多かった。秋晴れの下、子どもたちは元気にバスを降りてきた。
早速、齋じいの待つ石段の上まで草ぼうぼうの畦道を歩いた。途中でイナゴやカエルを捕まえたり、植物に興味のある子もいた。薄紫や白い野菊を見つけては「きれい。ほしい。」と言っては立ち止まっていた。男女ともに自然を楽しむ様子がありありと伝わってきた。
子どもたちは全員神社の石段を上る前に池にいる鯉を見つけたり、オタマジャクシを探したりした。今回の子どもたちも元気に石段を上って齋じいに挨拶。全員が上り終えると社務所と神楽殿グループに分かれ、探検の準備を始めた。
トイレを済ませ、軍手にタオル、虫よけスプレーをして齋じいのところに集まった。齋じいはいつもの通り、子どもたちに坪沼の神様の話をして、神社の神様に挨拶して、バクの彫り物の説明をしながら神社裏の森へと移動した。
湿って薄暗い森の中は怖いという子がいたが友達に勇気づけられ歩くことができた。森から出ると根添城跡まで畑の脇を歩き、途中で電気柵の危険性について聞いた。危ないと言われると触りたがる子どもが必ずいるが、今回も何人かいた。
根添城館跡では大昔の天皇と坪沼の住民の戦いの話などを齋じいから聞いた。その後、空堀下りに全員挑戦した。
いつもは全員ロープをつかんで降りるが、今回はロープなしで降りたいという希望が出たので、一部の子どもたちは別の場所から空堀に降りた。
その後、稲刈りの済んだ田んぼの脇を通り、ヒノキ林を見て、昼食をとった。
食後は畑に行き、サツマイモ掘りを行った。
畑の土は軟らかい部分と固い部分があり、手で掘るのが大変だった。土の中で芋がまっすぐなのか、曲がっているのか慎重に指先で確かめるように掘り進んだ。「あっ、これでかい!」とうれしそうにどの子どもも芋掘りを楽しんだ。
掘った芋はかなりの量になった。買い物袋一杯の芋を手にそれぞれ駐車場まで運んだ。その後は30分ほど森で色々好きな活動を行った。
ターザンロープや一本橋渡りに熱中する子どもや齋じいの手伝いでヒノキの丸太を切ったり、太く長い5寸釘打ちを体験したい子どもなど、いろいろいた。
子どもたちはノコギリやトンカチなどの後片付けて活動を終了した。
着替え、トイレなどを済ませると境内に集合し、齋じいに挨拶し裏参道を下ってバスに向かった。
楽しかった、面白かったからまた来たい、そういう声がこちらから訪ねなくても聞こえてきた。
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