開催日時:2022年9月10日(土)10:00~16:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童15名(4年生~6年生)、職員2名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名
活動内容詳細:
定刻時刻を10分ほど遅れて活動がスタートした。今回のワークショップは高学年かつ坪沼経験者ばかりだった。齋じいの待つ石段の上まで移動がスムーズに進んだ。
赤い太鼓橋の下にいるオタマジャクシを見たい子は足を止め、そうでない子は石段に向かった。
神楽殿と社務所に分かれた子どもたちはテキパキと探検の身支度を済ませ、齋じいの待つ社殿に集合した。齋じいの坪沼八幡の説明がこれまでとは違って聞こえた。言っていることは同じなのだが言葉尻や説明の仕方を大人バージョンに変えているようだった。
神様への挨拶、バクの話、神社裏の森の探検、根添城跡までの行程、大昔の天皇と坪沼の住民の戦いの話など、すべていつも通り。
子どもたちは空堀の話も覚えていた。空堀下りではロープを木に掛けて結ぶのも簡単だった。子どもたちの成長を感じた。山土はヌルヌルしていたが、用心しながら比較的短時間で全員降りることができた。
昼食後は大根の種まきと檜の森での活動が待っていた。昼食時間を40分に短縮したが、待機場所(駐車場)に遅れる子どもはいなかった。合図があるまで医療用の薄いビニール手袋をはめて待った。畑の準備が整い、子どもたちは畑に移動。
種まきの説明を聞いて4畝、4グループで行った。子どもたちは等間隔で浅く穴を開け、そこに種を置き、そこへ別の係が土をかけ、平らにならした。
播種が終わると森に行って色々好きな活動を行った。
齋じいは最初に檜の葉の付いた枝を集めて秘密基地のような立体物を作り始めた。もちろん子どもたちは楽しそうに、そのお手伝い。
また、木を切りたい子どもはノコギリ、釘を打ちたい子どもは釘打ちを齋じい指導の下で行った。前回倒した檜をノコギリで2つにカットして運んだ子どもたちもいた。木が太いので切るのも大変だったが女子が根気よく最後まで諦めないで切った。
切った丸太2本はみんなで協力して、足場の悪い登り斜面にもかかわらず上まで運ぶことができた。さすがに高学年はパワーと根気が違うと思った。
活動終了20分前にターザンロープを用意した。7、8人の子どもたちがそれを見つけて寄ってきた。これまで低学年生のターザンは見慣れていたが、背が高い子どものターザンは迫力が違った。
「あ~ぁ、あ~」雄叫びをあげて楽しそうに滑り降りる子どももいた。楽しそうに子どもが遊ぶ姿を齋じいも楽しげに見ていた。久しぶりにここで遊べて良かった、楽しかった、と口々に言っていた。
終了時刻を若干オーバーして無事活動は終了した。
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