6月22日(水)15:00~16:30
場所:新田児童 館庭砂場
参加者:23名(2、3年生) 職員3名
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名
活動内容詳細:
曇天の中、学校から帰ると早速検温を済ませ、子どもたちが砂場ワークショップを楽しみに齋じいのところに集まってきた。
子どもたちが集まったのを確認すると齋じいは「砂場掘るぞ。」と声を出した。子どもたちは一斉にシャベルで砂場のあちらこちらをせっせと掘り始めた。
子どもたちがすぐに砂場の底まで掘ってしまうのを見た齋じいは館庭の側溝に溜まった砂を掘って砂場に戻すことにした。側溝の蓋は厚いコンクリートの塊だったが、館長と3年生男子で次々開けていった。
蓋が開いてみると側溝の溝は砂で満杯になっていた。子どもたちはシャベルやスコップを手に砂を掘り出しバケツに入れた。水分を含んだ砂は運ぶのにも力が必要だった。
運んだ砂は砂場に大きな山を作るのに使われた。山はどんどん高くなっていった。いつの間にかなんとなく、側溝の砂掘り係り、砂運び係、山作り係りになっていた。
山作り係は時々館庭の白い砂を集め、山にかけた。黒一色だった砂山に雪が降ったようになり「きれい」と子どもたちは喜んだ。砂掘り係は更に砂を掘り進め、側溝の溝がどんどんきれいになった。
山が完成すると頂上から水を流した。水は勢いよく流れ、一瞬川ができた。最初に掘った穴は池になった。今年は池が小さかったからか、誰も裸足になる子どもはいなかった。終了時刻が迫り齋じいが「砂場をなんとなく元に戻すぞ。」と言うと子どもたちは山を崩し始めた。
おおよそ平らにしたところでブルーシートをかぶせ、活動は終了した。側溝の重い蓋は、3年生有志の協力で無事締め終えることができた。
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