開催日時:2022年5月21日(土)10:00~16:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童20名(2,3年生)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 4名(藤原、渡邊、高橋、佐藤)
活動内容詳細:
バスは10分遅れで到着した。
子どもたちはバスから降りると草がボウボウと茂る畦道を元気に歩いた。途中で虫取りを始めなかなか前に進まない子やすっかり枯れたオナモミを大事そうに手に取る子どもなど、スタートから良い反応だった。
学校教育では体験できないことを味わいに来ているのだ。神社の長い石段も誰一人へこたれず一気に登っていった。
今日は天気が良かったので境内に大きなブルーシートを広げそこに荷物を置いた。本殿前で待つ齋じいのところに集合し、神社にまつわる話、バクの彫刻についての話となった。
すると去年参加した子どもが「あれ?ゾウだよね。」なんとかバクということで落ち着いた。
一通り話が終わると裏手の森に入り、畑へ移動した。
サツマイモの成長を横目で見ながら館跡へと向かった。
源氏と蝦夷(えみし)の戦いの話、地元の神様や祠(ほこら)の話を子どもたちは聞いた。そのあと、地震で崩れた祠を職員の手で直した。
いつものように空堀下りを行った。命綱のロープを代表の3年生にお願いしたら、ロープの結び方までしっかり一人でやった。何年もこの活動をしているが初めてではないだろうか。
空堀下りを終え、田んぼを渡る風に吹かれながらブルーシートの敷かれた場所まで戻り、そこでお昼となった。開始時間が遅れたこともあり、30分間の短時間お昼休みとなったが全員食事を終え、午後の活動に参加した。
釘を打つ子ども、齋じいと木を切る子、職員が持参したマサカリで木を割る子、張り直したロープでターザン遊びをする子、ロープ登りをする子、丸太運びやシーソーをする子と、各人がいろいろな遊びを見つけ楽しんだ。
体と目、そして感性を十分働かせて夢中になって遊んだ活動もあっという間に終了時間となった。
子どもたちは最後まで元気で、帰る途中の山道でも虫を探したりしていた。バスに乗り込む前に「楽しかった。また抽選当たるといいな。」「ありがとう。」そんな言葉を聞くことができたのは良かった
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