開催日時:2022年5月14日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田東小学校児童クラブ 児童15名(1~5年生)、職員5名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 4名(藤原、渡邊、高橋、佐藤)
活動内容詳細:
曇り空の下、子どもたちは元気にバスから降りてきた。全員長靴履きで準備は万全だった。前日の天気予報では雨のようだったが神社のパワーか、SOATのパワーかはわからないが活動が進むに従って日差しが出てきた。
黄色い長靴の女子に「草が濡れているけど大丈夫?」と聞くと「今日のために元気を使わないようにしていたから大丈夫!」とのことだった。子どもたちは全員、畦道を元気に歩きながら濡れた雑草を踏みしめて歩いた。神社の大きな鳥居前で記念写真を撮り、いよいよ長い石段登りに挑戦した。100段近い石段は登り角度も急なのだが、子どもたちはやる気満々。途中休むこともなく一気に登り終えた。
荷物を置くと齋じいの待つ本殿へ集まった。いつものように神様への挨拶、装飾のゾウの彫り物の話をいつものように終える予定だった。が、ちょっとした事件が起きた。
それはこれまでゾウの彫り物と説明していた動物が実はバクだということが判明したのだ。悪夢を食べるバク。神社さんにも調べていただいた結果、やはりバクだったのだ。齋じいはバクの説明を子どもたちに始めた。「ゾウに見えるかもしれないが、これは夢を食べるバクだ。」
神殿裏山は早朝まで降った雨で下草はすっかり濡れていた。子どもたちは気にせず齋じいの後をついて行った。倒木に乗って遊ぶ子どもがいたり、地面観察をする子どもがいたり、それぞれ楽しみを見つけながら歩いた。
森を抜けると草ぼうぼうの空き地を歩き、根添館跡で説明を聞いた。その後館跡の説明看板裏手にある土地の神様の社(やしろ)を確認し、空堀下りに挑戦した。社は地震で屋根が落ち大量の蟻がいた。
午後はサツマイモの苗植えをした。農家さんがマルチングしていてくれた。一人3本の苗を受け取ると畑に一列に並んで苗を植えた。
苗植えが終了すると檜林に行って自由遊びの時間を過ごした。ターザンロープ、シーソー、ロープ登りなど、興味のあるもので遊んだ。ターザンロープは新たに張り替えた。昔の子どもぶりを発揮して室長さんがロープを檜の木に縛った。子どもたちは大はしゃぎでターザンになって遊んだ。齋じいと釘抜きやアスレチックの修理を行う子どももいた。
あっという間に午後の活動終了時刻となった。もっと遊びたい。どの子の顔にもそう書いてある。いろいろやりたいことがまだまだあったようだ。ここで止めるのが一番よいのかもしれなかった。子どもたちは口々のもう一回来たい。そう言いながら神社を去った。
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