児童館プロジェクト 平成27年度以降

11/11 成田東小学校児童クラブ訪問WS/新聞あそび

開催日時:2019年11月11日(月)14:30~16:30
場  所:成田東小学校児童クラブ
参 加 者:児童42名、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
今回は「新聞紙で天井に触る」活動を行った。
最初は齋じいのまわりに集まって話を聞く。雑談から始まり、子ども達が落ち着いて耳を傾けてきた頃、活動の内容と新聞紙の使い方を説明した。説明が終わるか終わらないかのうちに子ども達は待ちきれない様子で新聞紙の束に駆け寄り、一人1部ずつ取ってさっそく取り組み始めた。
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参加した児童の中には昨年同じ活動をしたことがある子もおり、その子達は「こうすればいいんだよね!」とテキパキと手を動かしていった。つられて他の子達も、周りの様子を観察しながら自分なりに考えて形にしていく。
会場の天井が比較的低かったこともあり、30分経たないうちに細長く繋げた新聞紙の棒が天井に届くチームが現れた。「新聞紙で天井に触る」というお題をクリアして他の遊びを始めるかと思いきや、「よし、もう一本やるぞ!」と2本目、3本目と、次々に床と天井を繋げる長い棒を増やしていった。
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新聞紙の上からテープでぐるぐる巻きにして丈夫にする。スタッフに肩車をしてもらい天井に新聞紙を付ける。高い棚の上から組み立てて作る棒を短く済ませる。それぞれに工夫を凝らし、色々なアイディアで挑戦していた。
作っていくうちに形はどんどん進化を遂げ、偶然うねるように伸びた柱が木に見えたと言って葉っぱや木の実を付けてみたり、壁にテープを貼って壁画を作ってみたり、紐を使って作品を吊ってみたり、いつの間にか会場はアートな空間になっていた。
その後、余った新聞紙を細かく裂いて宙に投げる「新聞紙シャワー」を楽しんだ。紙がきれいに宙を舞う様子や、フワフワした紙が体に降り注ぐ感触、ガサガサという音は子ども達を夢中にさせ、何度も紙にまみれて遊んでいた。最後はみんなで会場を見渡し、出来上がった「天井からの作品」を鑑賞した。感想を求められた子どもが「変。」というと、齋じいは「そうだ、美術ってのは、ヘンテコなんだ。」と言って笑った。子ども達の遊びは美術作品レベルになっていた。鑑賞後は作品をバリバリと壊し、小さな紙くずも拾って大きな袋に入れ、部屋をきれいにするところまで、みんなで協力しながら楽しくこなし、活動を終了した。
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