開催日時:10月9日10:00~16:00
場 所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童館児童30名 職員2名
とっとくらぶ親子13名 職員3名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
活動内容詳細/児童館児童
児童館の子どもたちが坪沼に到着し、川辺の道から石段を登って境内へ登った。秋の気候に近づき、カエルは少なくなったが、バッタやトンボはたくさん見られ、道中も虫を追いかけたり草むらに足を止める姿が見られた。
社務所前の柿の木を見上げながら「柿みたいだけどなんだろう。」と友達同士で話していた。普段食べる柿とは形が違う種類だったようで柿だと教えると「こんなのもあるんだね。」と触ってみていた。
神様に挨拶をして探検へ出発した。林の中を子どもたちは慣れた様子で進んでいった。
林を抜けて畑の道を進みお城跡へと向かう途中、自分たちがサツマイモを植えた畑を見つけると「すごい育ってる。」「これ植えたよ。」と嬉しそうによく育った芋の葉を指さしていた。「今日はサツマイモ掘るんだよ。」という話になると「何個持って帰れるかな。」「いっぱい食べれるかな。」と楽しみな様子だった。
お城跡では草原を歩くたびにバッタがぴょんと跳ね、みんな身を縮めて足元を見つめて虫探しをしていた。お城跡から戻りの道では畑に生えた野菜を見つけると葉っぱを見て「あれはにんじん。あれはねぎ。」とひとつひとつ観察してみている子がいた。何度も坪沼に足を運び、野菜を植えたり畑のそばを通り、はじめの頃よりも野菜の知識や興味が増えているのだろう。畑で作業をしていた人を見つけると子どもたちは自分から「こんにちは。」と挨拶をした。
午後から活動するヒノキ林を下見した後、昼食の為に社務所に戻った。晴れていたので広場にシートを敷き外で昼食をとることになった。後から出発したとっとくらぶの親子が到着し、児童館とトットクラブ全員で一緒に昼食の時間となった。SOATスタッフや職員を交えて、子どもたちは楽し気に会話をしながらお弁当を食べ終えた。
お昼休み・観察日誌
午後からはとっとくらぶが先にサツマイモ掘りへ出発し、児童館の子どもたちは自分たちのサツマイモ掘りまでヒノキ林で活動を開始した。木の遊具にはすぐに子どもたちが集まり遊び始めた。ツリーハウスで遊んでいた男の子に呼ばれて行くと、「ツリーハウスの下は秘密基地なんだよ。」と説明してくれた。子どもたちは自分たちで材料を見つけ工夫しながら遊んでいた。丸太渡りを更に長くしようと齋さんが動き始めると、何人かの子どもたちが率先して手伝いはじめ、大きくて重い丸太に紐をかけてみんなで声を合わせながら動かした。とても重い丸太だったので苦労したようだったがうまく運び終わると「やったー。」と嬉しそうに拍手をした。
とっとくらぶのサツマイモ掘りが終わると、児童館の子どもたちは10名ずつに分けて順番に畑へと出発した。農家さんから掘り方を教えてもらい、全員がサツマイモ掘りに挑戦した。小さいものから子どもたちの顔より大きなものもあり、土から出てくるたびに喜んだ。持参した袋にサツマイモを詰め、「すごく重いよ。」と言いながらも、みんな満足気な笑顔で袋を抱えて戻っていった。
サツマイモ堀りが終わり、この日の活動は無事に終了した。子どもたちは自分で掘ったサツマイモを片手に帰りのバスへと向かっていった。
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