「ペーパークイリングのメッセージカード作り」
開催日:2015年9月5日(土)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:9名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:西村優衣子(作家)
今回はペーパークイリングという技法を使ってメッセージカード作りを行いました。
クイリングは細長い紙をくるくると棒に巻きつけて渦巻状のパーツを作り、それらを組み合わせて色々な形に仕上げていくペーパークラフトで、
15~16世紀頃にフランスやイタリアの教会の修道女が身の回りの品を美しく飾るための手仕事として始まり、上流階級や貴族の間の趣味としても親しまれたと言われています。
そんな豆知識と簡単な作り方を説明してから、まずは早速基本のパーツ作りに取り組みました。
細い棒の先に紙を挟み、棒をくるくると回しながら丁寧に紙を巻いて、端をボンドで留めて丸い形を作ります。
基本の形が出来たら大きな丸、ちょっとアレンジして葉っぱや雫の形などにも挑戦し、感覚をつかむと次々と色々な形を作れるようになっていました。
パーツが出来たらピンセットを使って台紙に自由な構成で接着します。
参加者からは
「こういうものは見たことはあったけど自分で簡単に作れると思っていなかったので、参加出来て良かったです。」
「紙だけでこんな風に出来るなんて、材料を揃えて家でもやってみたいと思いました。」
「素敵に出来て良かったです!事前に用意してもらったパーツも使えたのは良かった。」
「大人も子どもも楽しんで作れました。ありがとうございました。」
などの感想がありました。
完成後は作品に合った色の台紙を選んでセットしてお持ち帰りし、終了。
昔は貴重だった「紙」は今では身近に取り組める立派なアート素材。お花、チョウチョ、カエルの形など、「たくさん並べてお花畑みたいにしよう。」「こんな形も出来るかな?」などとそれぞれに工夫やアレンジを楽しみながら集中して取り組んでいました。
作ったカードは飾ったり贈ったり、紙の魅力を感じながら眺めてもらえればと思います。
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