令和6年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/19PM 榴岡児童館訪問「榴岡公園探検ワークショップ」2回目開催

開催日時:2024年10月19日(土)13:30~15:00
場  所:榴岡児童館周辺地域
参 加 者:榴岡児童館 児童5名(1年生) 職員1名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
ぱらついていた小雨が活動開始に合わせるように止み、暖かい風が吹く中、探検に出かけた。

よその家の朝顔を見る経験もした。大人同伴でもなければじっくり他人の庭の花を見る勇気はない。

いよいよ一つ目の公園に着いた。当日参加の女子はスカートだったので脚にも虫除けスプレーをしたが、草に潜んだ蚊は防ぎようがなかった。

ツツジの斜面を藪漕ぎしながら公園を抜け、榴岡公園に入り、そんまま噴水広場まで歩いた。

広場では木舟を浮かべて遊んだ。その後カリンの木まで行き落ちていた木の実を拾う子もいた。
カリンの甘い香りが気に入ったようで大切にリュックサックにしまっていた。

歴史民俗資料館にも寄ったが、怖がって建物に入れない子がいたので入り口近くの探検だけ行った。

この後、佐藤忠良のブロンズ像をまわりホテルのメダカを見て児童館に戻った。

令和6年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/19AM 榴岡児童館訪問「榴岡公園探検ワークショップ」1回目開催

開催日時:2024年10月19日(土)10:00~11:30
場  所:榴岡児童館周辺地域
参 加 者:榴岡児童館 児童6名(1、2年生) 職員1名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
児童館の庭を出て左手に折れ、広い通りから榴岡天満宮へと歩いた。
途中でモザイクの円柱に立ち寄り、齋じいは簡単な解説を子どもたちにした。

天満宮脇ある大きな狛犬に注意を向けさせながら歩きそのまま神社の神輿庫脇の細い通路を探検した。

その後榴岡公園へと向かい、草むらから、ツツジの丘を探検した。この場所は急斜面になっていて滑りやすく、植栽の間をまるで藪漕ぎ状態で進んだ。

蚊に襲われながらも女子は楽しい、楽しいといって探検を楽しんだ。

齋じいは噴水広場に着くと小さな木舟を出し、子どもたちはそれを水に浮かべて遊んだ。その後歴史民俗資料館に立ち寄った。

児童館に戻る途中で生け垣くぐりを体験する子もいた。「トトロを見たい子どもはこういう所を通れないと見れないんだ。」齋じいの言葉に子どもが反応した。

その子どもが偶然クルミを拾った。齋じいから原始人はこれを割ってご飯の代わりに食べたという話を聞き、早速子どもたちはクルミ割りに挑戦した。一苦労して割ったクルミだがほとんど食べるところがないとわかり食べることの大変さを感じたようだ。

佐藤忠良のブロンズ像を見てからしばらく歩きホテルの駐車場脇に出た。

そこにはメダカがいるはずということで大きな睡蓮鉢を子どもたちと一緒にのぞいた。「いるいる」と男子は大喜びだった。

あいにくの曇り空だったが子どもたちはいつもとは違う街の顔を見ることができて楽しそうだった。

2024・SOAT のアートワークショップ「ハロウィンのおばけライト作り」

開催日時:2024年10月13日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:14名・10組
指導:イトウモモカ(造形作家)、サポート:SOAT佐藤

ハロウィンの飾りにピッタリなおばけのライト作りを開催しました。

LEDライトに白い粘土を貼り付けておばけの形にし、目や口の穴を開けて表情をつけます。さらに赤・青・黄・黒の4色の粘土を使ってカボチャや帽子などを作り、おばけの周りを装飾しました。

粘土を伸ばしたり丸めたり、その柔らかい感触といろいろな形に変わる面白さにみなさん夢中になっていました。

台座のコルク板にもペンで好きな模様を描き、パーツを接着したら完成です。

ネコのおばけ、ブラックホールのおばけ、虹色足のおばけなど、それぞれに工夫を凝らした個性豊かなおばけのライトが出来上がりました。

参加者からの感想
「可愛くできてよかった。」「久しぶりに粘土を触って楽しかった。」「上手にできたと思う。」「吊るせるようにしたのがポイント。」など。

令和6年度 いしのまき雄勝10/15 お手伝いボランティア「物コシェール準備会キックオフ」開催

令和6年10月15日(火) 13:30-15:30
実施場所:雄勝硯伝統産業会館
参加者:9名
協力:社会福祉法人石巻市社会福祉協議会雄勝支所

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
令和7年2月に開催予定の、オールおがつアートワークショップ「おがつ物コシェール」に向けて、お手伝いボランティアのみなさんとキックオフを行いました。

開催までの準備スケジュール、当日に必要な役割分担などをお話し合いしました。
特に住民作品の募集や撤収に関して積極的な意見交換がされ、活動方法の骨組みつくりをすることができました。

お話し合いの後には、ワークショップで開催予定の「お菓子のストラップつくり」の試作品つくりを行いました。

2月の開催に向け、活動方法が具体的になり、さらに活気あふれる活動になりそうです。
ご協力くださりありがとうございました。

令和6年度 10/11 福島県富岡町 アートワークショップ「五感で楽しむアートワークショップ ~富岡産たまねぎ&ハーブ」開催

令和6年 10月11日(金)10:00-12:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:9名
講師:宍戸多恵子(ハーブ専門家)
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回はハーブ専門家の宍戸多恵子先生による「五感で楽しむアートワークショップ ~富岡産たまねぎ&ハーブ」を開催しました。

材料は富岡町産たまねぎと富岡ハーブガーデンでみんなで育てたハーブ、他必要なものは富岡町のスーパーマーケットで購入しました。町に住む皆さんが身近に用意できる材料を使うことで、日常に取り入れやすくなります。

今回も玉ねぎやハーブの応用について学びと実践を行いました。
実践では玉ねぎのプルスケッタ、

丸ごと玉ねぎスープ、

温野菜サラダを作りました。

どのレシピも「煮るだけ」「炒めるだけ」「蒸すだけ」と非常に簡単な工程でつくることが出来ました。

みんなで調理を行う工程はとても楽しいものでした。ご参加くださりありとうございます。

<アンケートより>
・玉ねぎをたくさん食べられるうえに調理も簡単で満足しました。
・自宅でも今回のレシピを使った料理を作ってみたいと思いました。など

令和6年度 10/10 福島県富岡町 お手伝いボランティ「SOAT×お手伝いボランティア福祉まつりプロジェクト」準備会 開催

令和6年 10月10日(木)13:00-15:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:7名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会
材料協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
富岡秋まつり富岡町社協福祉祭り「SOAT×お手伝いボランティア福祉まつりプロジェクト」に向けて、打合せとワークショップの事前準備を行いました。

打合せではスケジュールの確認と役割分担、告知物の確認を行いました。

ワークショップの事前準備では、レザーのキーホルダーつくりのきっとつくりを行いました。

開催当日に向け、継続して準備を行っていきます。

令和6年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/12 新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ/さつま芋の収穫」開催

開催日時:2024年10月12日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童11名(3~5年生)職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
子ども達は神社の石段までの途中に繁茂するアレチウリの棘に注意しながら歩いた.

4、5年生は「危ないよ。気をつけてね。」とお互い声を掛け合っていたことに感心した。

社殿で神様に安全祈願後、サツマイモを掘るために畑に向かった。農家さんから上手な芋掘りについて聞いた後で実は芋畑がイノシシにやられたという事件を知った。

子ども達は失望しながらも掘ってみると案外大きな芋を掘ることができ、とても喜んだ。「豊作、豊作、ほーさく~」と歌い出す女子もいたほどだった。

早めの昼食を取り、午後の活動は鎮守の森の探検からスタートした。

齋じいはキノコに触らないよう注意しながら歩かせた。齋じいが歩き方は賑やかにどんどん足音を立てて、というと女子が一列になって楽しげに足踏みして歩いた。齋じいは鎮守の森を抜け、草だらけの空き地を横切り、急坂を登った。

先に登りロープを持っていた男子がロープを投げ、齋じいや職員が登る手助けをした。

子ども達は根添の館跡説明、ロープを使った急坂下りを体験して檜林に向かった。

ターザンロープが人気なのを見た齋じいはもう一つターザンロープを作った。
第2ターザンロープは滑る長さが短かったため4、5粘性の女子は長く滑る工夫を色々考えてオリジナルのターザンロープ遊びを思いついた。
櫓から滑るのではなく、終点から櫓に向かって滑るという方法だった。素晴らしい。

トラちゃんはいつものように興味のある子ども達と檜の枝でペンダント作りを行った。

竹を切って笛や小さな刀を作りお土産にする男子もいた。「楽しい?」「楽しいね」と楽しさを共有する姿は低学年の児童にはあまり見かけない光景だった。

子ども達は疲れも見せず、日の傾いた田んぼ道を収穫した芋を片手にバスへと向かった。

2024・SOAT のアートワークショップ「オリジナル時計つくり」

開催日時:2024年9月15日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
指導:髙橋明日香(造形作家)
サポート:SOAT佐藤

いろいろな素材を飾り付け、オリジナルの時計を作るワークショップを開催しました。

最初に土台の板に時計の文字盤を貼り付け、その周りに飾りパーツを接着していきます。
用意された土台は丸と四角形の2種類で、色や柄も豊富です。

さらに飾りパーツはフェルト、ボタン、スパンコールなど、こちらもたくさんの色や形のものが並びました。
「たくさんあって迷うね。」「こっちの色のほうが合うかな?」

参加者は、パーツの並べ方や組み合わせを工夫しながら楽しくデザインを考えていました。
デザインができたら時計の針を丁寧に取り付け、電池を入れたら完成です。

針がコチ、コチ、と動くと、「動いてる!本当に時計だ!」と、自分で時計が作れたことに驚く様子も見られました。
さっそく時刻を合わせようとする姿もあり、時計の見方の勉強も楽しくできそうです。
世界に一つのお気に入りの時計が出来上がりました。

参加者からの感想
「飾りをたくさん貼って楽しかった。」「お部屋に飾って使いたい。」「早くお母さんに時計が動いているところを見せたい。」「じっくり作れて良かった。」など。

令和6年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/5 榴岡児童館「坪沼自然体験ワークショップ/さつま芋の収穫」開催

開催日時:2024年10月5日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童13名(2年生)、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
午前中にサツマイモ掘りの活動を予定。神社の石段を登ったあと、全員社務所で探検準備を行い神様に挨拶をしてそのまま畑に向かった。

畑では農家さんが芋づるを整理し、子どもたちを待っていた。

子どもたちは芋掘りの説明を聞いて芋のありそうな所を注意深く掘った。「あった!」あちらこちらから嬉しそうな声が聞こえた。

「あれぇ?」芋が小さくて拍子抜けしたような声もあった。自然相手だからそういうこともある。それぞれが収穫した芋をビニール袋に入れ昼食に戻った。

昼食後、鎮守の森探検からスタートし、根添館跡、ロープ下り、檜林の活動という流れだった。

檜林ではターザンロープの人気が高く、青竹切りも男子には人気だった。

はじめからお土産として持ち帰る目的で竹を切る子どももいた。齋じいは丸太のカットを子どもと一緒にやり、トラちゃんは小枝を利用したペンダント作りを子どもや職員と行った。

2年生とはいえ、ノミの安全な使い方を教えるとすぐに身につくようだった。

帰りは旧参道を下りて、少しの時間バスの到着を待って移動した。

子どもたちは元気にバスに乗り込むと満足そうに手を振りながら坪沼を跡にした。

令和6年度 9/30 福島県富岡町 コラボレーションアートワークショップ「富岡町のペーパークイリングアートつくり」開催

令和6年 9月30日(月)15:30-16:30
実施場所:富岡町放課後児童クラブ 多目的ホール
参加者:26名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会、富岡町老人クラブ、富岡町放課後児童クラブ

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
7月から3か月に渡って活動してきた世代間交流事業「コラボレーションアートワークショップ富岡町のペーパークイリングアートつくり」の仕上げの活動を行いました。この三か月間はキックオフから始まり、富岡町老人クラブと富岡町放課後児童クラブが集合する活動のほかにも、各々が役割を持ち準備を進めてきました。

今回は仕上げとして、それぞれに制作を進めてきた6枚の土台を貼り合わせ、図柄のパーツを配置しました。

畳一畳分ほどの大きさの作品が、みんなの手で段々に色づいていく様子にワクワクし、笑顔と会話の弾むとても楽しい活動となりました。

富岡町令和6年度「心の復興事業」の助成をうけ、富岡町老人クラブ、富岡町放課後児童クラブ、富岡町ボランティアセンター「お手伝いボランティア」、富岡町民生児童委員、富岡町社会福祉協議会と、富岡町で活動する多様なみなさんとのコラボレーションが実現し、それが作品となって目に見え残ることは大変感動的なことであると感じています。

ここからは11月の福祉まつりでの展示に向けて額縁の装丁をSOATが行います。お披露目できる日が楽しみです。