開催日時:2023年5月30日(火)15:00~16:30
場 所:榴岡児童館
参 加 者:榴岡児童館児童12名(1年生)職員1名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今回の参加者は分室2の1年生12名だった。
集まった子どもたちに齋じいは熊の落とし穴の話をしてスコップで砂場に大きな円を描いた。
子どもたちはその線を頼りに砂を掘り始めた。砂の中から石が出てきたら、砂をきれいにして門の壁に並べるよう子どもたちに付け加えた。「あっ、石だ。」と砂の中から石が見つかるたびに子どもたちはうれしそうに壁の上に並べた。
落とし穴が大体掘り終わると子どもたちは山を作り始めた。「何作っているの?」と聞くと「富士山だよ。」と子どもたちが答えてくれた。じゃぁ、もっと大きな山にしないといけないね、と言ったら「遠くで見れば富士山も小さく見えるからこれでいいよ。」と言われてしまった。
齋じいと一緒にトンネルを掘ることができた。川を流すから裸足になって、と子どもたちに声をかけた。裸足になった子どもたちはバケツを手に次々と水場へ向かった。
「川だ!」うれしそうに子どもが言った。するとバケツの水くみに勢いがついた。「こっちにも水ちょうだい。」「もっともっと。水、水。」子どもたちは楽しげに水をくみ、池を作り、その中に足を入れて遊び始めた。
泥水に浮いた泡をすくって「クリームだよ。」と喜ぶ女子もいた。最終的には数人の子どもたちが泥水の池に腰まで浸って遊びだした。普段では絶対できない遊びができたので大満足だったようだ。あっという間に終了時刻となった。泥水だらけの体をとりあえず洗い流して砂場遊びは終了となった。