11月26日(土)9:45~15:20
場所:坪沼八幡神社
参加者:成田小学校児童クラブ児童 14名(1~5年生) 職員4名
講師:齋正弘 サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)
活動内容詳細:
神社の石段までの畦道ではひっつき虫を採る子、嫌いだという子、カエルはいないかと尋ねてくる子など興味を様々示す子どもたちだった。そういうものに興味を示さない子どもたちは職員の後についてさっさと歩いた。
社務所と神楽殿に荷物を置くと探検の準備を整えて境内に集合。齋じいは、神社の歴史と神様については軽く触れ、神様に安全祈願の挨拶をした。彫り物のバクの話や神殿の屋根の上の紋章の話などをしてから裏山へと向かった。
裏山を下りる途中でヒノキの話に触れた。「赤ちゃんの木があるのがわかるか。今は小さいけどこんなに大きくなるんだ。」齋じいはそう言って大木を指さした。その後、畑の脇を通って根添城の館跡に向かった。
初参加の子どもたちを集めて空堀の説明や土地の神様の祠(ほこら)の話をした。多くは空堀下りのロープを木に掛ける自信のある人はロープをやるよう言われ、ロープ掛けが終わると全員、祠の見学をした。
これまで何回か参加した子どもたちも祠の存在を忘れているようだった。空堀を全員スピーディに下り、いつものコースをたどって歩き、藪漕ぎを体験させ、ヒノキの森に向かった。男子の参加が多かったからか、薮の中に入るのが楽しそうだった。
午後からは大根収穫があり、森で遊ぶ時間を多く取るために、早目にお昼を食べた。1時までヒノキの森で遊びながら畑からの連絡を待った。
子どもたちは大根の収穫をとても楽しみにしていたようだった。一人2本ずつ抜くよう言われると「え~。2本だけなの?」と残念がった。最初は抜き方の練習だから、その後で残った大根はぜんぶ抜いていいんだよ、と伝えると「やったー。」と大喜びしていた。
2股、5つ股に分かれた大根を掘り当てて、はしゃぐ子どもがいたり、わざわざ太い大根を探して抜く、力自慢の女子もいた。あっという間に120本の大根を抜き終えた。
頑張ったね、というと、もっとやりたいと言われた。よほど楽しかったのだろう。
大根の収穫が終わると大根を運搬車に積み込み、森に移動した。
子どもたちは森で齋じいと一緒に釘打ちをしたり、ヒノキの丸太をノコギリでスライスしてお土産にしたり、ターザンロープやシーソー、一本橋渡り、木登りなど思い思いの遊びを楽しんだ。
帰りの挨拶で齋じいが「今日は楽しかったね。みんなは楽しかった?」というと全員元気に返事をしていた。
子どもたちはバスの中から元気に手を振りながら帰っていった。