6月29日(水)15:00~16:30
参加者:榴岡児童館児童 榴岡児童館砂場 19名 職員3名
講師:齋正弘、サポート:SOAT4名
活動内容詳細:
最高気温34度の中、小学校の砂場で実施予定だったが急遽児童館の砂場で実施することになった。マスク姿で齋じいの周りに集まった子どもたちは全員1年生。熱中症対策として館長が暑い人は無理せずマスクを外すこと、外した人は絶対しゃべらないことを約束させた。
齋じいを見る目がみんなキラキラ輝いていた。「今日はどうだ?」子どもたちが齋じいの質問に戸惑っていると「暑いのでテントを立てる。」と齋じいが言った。テントを立てるという言葉に子どもたちのテンションは一気にマックスとなった。
齋じいの後をついて行きブルーシートと竹を持ってきた。シートを広げ、紐で4隅を固定しようとしたが紐の通し穴が壊れていた。すると齋じいは「小さな石ないか。探せ。」子どもたちは砂場を掘って石を探し始めた。齋じいは「見てろよ」と言いながら子どもたちが探してきた石をシートの隅にくくりつけた。紐通しの穴などなくても紐が結べると言うことを齋じいは子どもたちに伝えたかったようだ。
紐が結べる子どもたちがシートの4隅を館庭の街灯や手すり、フェンスなどにシートの紐を結んだ。シートが横に広がると、齋じいは竹竿をシートの中央に立てた。「テントだ!」子どもたちは大喜び。齋じいは「砂場から石を探せ。」子どもたちはシャベルでせっせと石探しや穴掘りを楽しんだ。
活動終了まで15分となったところで、齋じいが「山を作って 水を流すぞ。」 と言うと山を作る子、バケツで水汲に向かう子にさっと分かれた。
山はなぜか壁を利用した半分だけの、崖風のものができあがった。
子どもたちはうれしそうに次々バケツの水を流して遊んだ。山に流した水は川となり、いつの間にか池になった。
ここで時間終了の声を聞いて子どもたちはテントの紐を外し始めた。
「バレないように元に戻すぞ。」子どもたちは楽しそうに水たまりに砂を入れて砂場は元の姿に戻った。