2022・1/14 福島県いわき市・ものつくりアートワークショップ「ものつくり相談会」開催

令和4年1月14日(金)10:00~16:00
実施場所:富岡町役場いわき支所多目的集会施設
参加者:富岡町民18名、大熊町民20名、いわき市民2名 合計40名
富岡町社会福祉協議会職員/7名
大熊町町社会福祉協議会職員/5名
富岡町役場職員/4名
講師:SOAT/3名(藤原、高橋、千田(パッチワーク・布小物作家))
布端材提供:株式会社アクタス

昨年度に続き「ものつくり相談会」を開催しました。今年度は、富岡町社協いわき支所、大熊町社協いわき連絡所、富岡町いわき平交流サロン、富岡町いわき四倉交流サロン、私たちSOATが組織や地域を超え協働して開催しました。

地域には、ものづくりのお好きな方がたくさんにいらっしゃり、共通の趣味を通した交流活動も行われ始めています。支援員のみなさんから地域の声を伺うと「いろんなものを作ってみたいけど何を作っていいのかわからない」、「一人じゃなくてみんなで集まって好きにものをつくる時間があればいいな」などの声が多くありました。また、感染症の拡大により自宅で過ごす時間が長くなりました。自宅で一人でも取り組める様、レシピと復習用材料の準備をしました。

会場には「デコパージュ体験」「工作布(布をボンドで加工し扱いやすくしたもの)」「ミシンでサコッシュつくり」の3種類のコーナーを設けました。ものつくり指導は、前日に職員向けの「講師育成講座」を行ったうえで、職員もSOATスタッフと一緒に講師を務めました。
【デコパージュ体験コーナー】

参加者は興味のあるコーナーを定員の上限内で自由に選んで体験しました。専門の講師も参加することで、日常のものつくりのちょっとした疑問を聞いたり講師から新たなアイデアを学んだり、とても楽しそうに過ごされていました。特にミシンのコーナーでは具体的な質問も多数聞かれました。
【工作布コーナー】

【ミシンでサコッシュつくりコーナー】

富岡町、大熊町、いわき市の住民や職員が一体となって活動を行うことで、組織や地域を超えた広域的な連携の生まれるきっかけになったように感じました。ありがとうございました。

参加者の声
・いろいろなお話を楽しくできました。これからも新しいことに挑戦したいです。
・ミシンを始めて使いました。楽しかったです。
・楽しく参加出来、勉強になりました
・今日学んだものに興味を持ったので、今後極めたいと思った
・時間が足りなかった、もっとつくりたかった
・とても良い企画なので今後も機会を作って欲しい など

以上

2022・SOAT アートワークショップ「かざり羽子板をつくろう!」

開催日時:2022年 1月16日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 スマートギャラリー1階
参加者:7名
指導:SOAT佐藤、サポート:1名

新年最初の活動は、厄除けや無病息災の縁起物である「羽子板」作りを行いました。
新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ、マスクの着用等を行いながら実施しました。

飾りパーツにはちりめん布や和紙、水引など和の雰囲気が味わえる素材を使います。
はじめにつまみ細工のお花や和紙の扇子、羽根突きの羽根にひと手間を加えてパーツを完成させます。
出来たパーツを土台の上に並べてデザインを考え、ボンドで接着していきます。

少し細かい作業はお父さんやお母さんにお願いして親子仲良くオリジナル羽子板つくり!
じっくり考えるよりも直感で手を動かす。
感性のままに自由にデコレーションを楽しむ。

それぞれに個性のある立派な羽子板が完成しました!

参加者からは「貼るのが楽しかった。」「可愛くできた。」「縁起が良さそう!」等の感想がありました。
オリジナルのかざり羽子板で、みなさんが今年

2022・1/7 福島県大熊町・ものつくりアートワークショップ「羊毛の一輪差しつくり」開催

令和4年1月7日(金)10:00~11:30
実施場所:大熊町社会福祉協議会 
参加者:住民12名
大熊町町社会福祉協議会職員/1名 
講師:SOAT/3名(藤原、高橋、佐藤)

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動の様子
今回は羊毛を使って一輪差しを作りました。みなさん羊毛を使ったものつくりは初めてとのこと、「どうやったら瓶にくっつくの?」「ボンドは使うの?」と材料を見て興味津々のご様子でした。

ふわふわの羊毛を硬くするためには何度もこする作業を繰り返します。なかなか根気のいる作業で「大変だな」「疲れてきた」と言いながらも、「やっぱり作るのは楽しいなぁ」「体が温まってきた」「いい運動になるわ」と楽しみながら熱心に取り組んでくださいました。飾り付けでは色付きの羊毛で自由な模様作りを楽しみました。

おしゃべりやお互いの作品を見て褒め合うなど、参加者同士の交流も楽しんでいました。作品が自分でも褒めたくなる出来栄えだったり、それを誰かに褒められることは、とても嬉しそうでした。

この活動は普段あまり体験できないものつくりに親しんだり、参加者と交流できる貴重な機会となっていると感じました。

前回のカレンダー作りに参加された方からは「カレンダー使ってるよ。あれイイよね。」との声や、「次は何作るの?」と質問をいただくなど、参加への満足度や期待値の高さを感じました。

ありがとうございました。