「ティッシュボックスカバー作り」

開催日:2019年9月22日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:8名(大人4名、子ども4名)
指導:千田教子(パッチワーク・布小物作家)、サポート:SOAT佐藤

針や糸を使わずに作る、ティッシュボックスカバー作りを開催しました。
会場にはいろいろな色や柄の布を用意し、まずは参加者に好きな布を選んでもらいました。
DSC_0532_RDSC_1830_RDSC_0539_R
今回は幅広世代の参加がありましたが、種類が豊富だったためそれぞれに好みのものを選ぶことができたようです。作り方を一つ一つ丁寧に教わりながら、布用のボンドとアイロンを使って丁寧に形にしていきます。布の貼り合わせる場所やボンドの量など、注意するポイントをしっかり押さえて作業を進め、全員がキレイにカバーの形を作ることができました。
DSC_0540_RDSC_0535_RDSC_0530_R
飾り付け作業ではフェルトパーツを好きな場所に並べて貼ったり、レザーを自分で好きな形に切って貼るなど、それぞれに工夫をしながら装飾を楽しみました。親子で協力しながら作ったり、お互いの作品を見て「○○ちゃんの可愛いね。」「ママのも上手だね。」と微笑ましい姿もありました。
DSC_0526_RDSC_0522_RDSC_0520_R
参加者からの感想
「楽しかった。次回も楽しみ。」
「かわいく出来た。」
「色々な所に置けて良い。」
「針は2~3年触っていないけど、これはアイロンで手軽に出来るのが良い。」など。
日常で便利に使える物が、簡単で素敵に出来るというのが嬉しいポイントだったようです。
ぜひお部屋などで使って楽しんでいただきたいですね。

9月21日 / メンテナンスワークショップ 7回目

令和元年9月21日(土)10:00~12:00
参加者:12名 (女9名子ども3名)
新地町職員4名、
SOAT 指導講師:宍戸多恵子、サポート3名

ワークショップについて
過ごしやすい気候のもと、ハーブガーデンのお手入れを行いました。みなさん慣れた手つきで雑草と枯れた葉を取り除き、花壇をきれいに整えました。
DSC00002_800DSC00010_800DSC00014_800
カモミールの種を収穫し、花壇の土の上に撒く作業も行いました。お子さんも大人にならって小さな種を上手にパラパラと撒いていました。
DSC00012_800DSC00040_800DSC00038_800
冬はこの葉っぱをリースに使うとか、来年の春にはこの花が咲くなどの話を聞き、「楽しみ!」とすでに次のシーズンを心待ちにしていました。
お手入れのあと、パークセンター内でクレイパック(パウダー状の粘土鉱物にエッセンシャルオイルなどをその場で混ぜて作ったナチュラルなパック)を体験しました。手の甲にパックを塗って3分ほど乾かしてから洗い流すと、塗った所の肌が白くすべすべになったのが見て分かり、「目に見えて効果が表れると嬉しい!」「今度は顔に試したい。」と盛り上がりました。
DSC00053_800DSC00059_800DSC00070_800DSC00074_800DSC00079_800DSC00080_800DSC00093_800DSC00090_800DSC00082_800
ティータイムでは摘んだばかりのローズマリーとフェンネルのハーブティーを頂きました。リラックスしながら宍戸さんから色々な知識を教わったり、参加者同士の交流を楽しむなど、有意義な時間を過ごすことができました。
「ハーブの使い方の幅が広がって良かった。」「少し心のゆとりができ癒された。」などの感想がありました。
また、前回持ち帰ったハーブが家でちゃんと育ってるという嬉しい報告もありました。
DSC00043_800DSC00048_800DSC00049_800DSC00097_800DSC00100_800

9/18福島県 地域コミュニティづくり / 共同制作「モザイクアートワークショップ」セメント流し

令和元年9月18日(木)13:00~15:30
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 
参加者:児童生徒:23名(小学生15名中学生8名) 
指導:森敏美(造形作家) サポート2名:SOAT/藤原、渡邊
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校
   社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

<活動詳細>
 午前中はコンクリート流しの準備として、コンクリートと砂などを混ぜる作業を行った。
コンクリートの粉と砂(2種)を順番に丁寧にかき混ぜ、2種類とも混ぜ終わると少しずつ水を入れ、またかき混ぜて柔らかなコンクリートを作った。粘り調整剤を入れてさらに混ぜ合わせ、最後に砂利を入れて又混ぜ合わせ、子どもたちの給食終了を待った。
DSC00130_800DSC00134_800DSC00124_800DSC00142_800DSC00151_800DSC00159_800DSC00164_800DSC00173_800DSC00170_800
 子どもたちは1階ホールでの合同給食を終え、そのまま昇降口前に教師とともに集合した。子供たちは、夏休み中とまったく同じに接してきた。一月以上会っていなかったとは思えないほどの親密さとパワーで、まるで昨日も会ったような錯覚さえ感じた。
DSC00179_800DSC00188_800DSC00191_800DSC00190_800DSC00193_800DSC00194_800
 玄関前で、子どもたちに富岡町応援モザイク作品(裏面)を確認してもらい、事前に準備していたコンクリートを流す作業が始まった。コンクリートの入った重い桶は少し離れた場所にあったが、中学生が頑張ってモザイク作品の前に運んできた。小さなスコップで森さん(講師)がコンクリートをすくい、手渡すと、その重さに驚いていた。参加した児童生徒23名全員が桶からコンクリートをすくってモザイクの背面に流した。
DSC00198_800DSC00200_800DSC00204_800DSC00213_800DSC00217_800DSC00224_800
友だちが重そうにしているのを見て、少しだけスコップですくう子やその姿を見て「がんばれ!」とその子の名前を連呼する子どもたちが現れた。もちろん応援された子どもは山盛りにコンクリートをすくってよろよろと歩き、その姿が面白いのか、順番を待つ次の子にも、その又次の子にも応援がやまなかった。ふらふらとコンクリートを運ぶ姿がおかしく、応援する子もされた子も大笑いだった。活動は30分に満たない短いものだったが、とても楽しいひとときを共有することが出来た。
DSC00227_800DSC00232_800DSC00238_800DSC00240_800DSC00242_800DSC00246_800

ワークショップ終了後は補助作業として、コンクリートの継ぎ足し、形成作業を行った。
DSC00247_800DSC00252_800DSC00248_800
次回、10月17日(木)13:15~13:40 木枠外しをしてモザイクアートの完成となります。
完成後、富岡小中学校に寄贈となります。

2019年坪沼八幡神社自然探検WS/9月14日 新田児童館

開催日時:2019年9月14日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童37名(1年生13名、2年生14名、3年生2名、4年生6名、5年生1名、6年生1名)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名

活動内容詳細:
今回は1~6年生までの37名の児童が参加という事で、いつもより更に賑やかに感じられた。バスから降りて神社へ向かう最中も、蜘蛛の巣や、生い茂る草むら、落ちていたザリガニの手など、何かに遭遇しては「なにこれ!」とか「いやだー!」とみんなで盛り上がった。
途中で何度か休みながら長い石段を登り切り、境内に到着した。
DSC00001_800DSC00012_800DSC00015_800DSC00025_800DSC00018_800DSC00029_800
荷物を下ろし、身支度を整え、さっそく探検に出掛けた。
齋じいと一緒に神様に「こんにちは。」「来たよー。」としっかり挨拶をして、神社の裏の林を抜けていく。林の中にはいろいろな形や色のキノコが生えていて、子ども達は新しいキノコを見つけては「あったよ!今度は白い!」などと教えてくれた。
DSC00032_800DSC00034_800DSC00037_800DSC00045_800DSC00058_800DSC00064_800
根添館の城跡に着くと、お城があった場所と周りに作られた堀の説明を聞いてから、みんなでその堀を下りた。中にはみんなに付いて行きたいけれど怖くて中々前に進めない子もいたが、周りの子が「大丈夫だよー。」「頑張って!」と声を掛けたり、次の順番の子もゆっくり待ってくれていたりと、優しいチームメイトのおかげで堀の上り下りを最後までやり切ることができた。その後ヒノキ林で木登りなどの遊びを少ししてから、みんなでお昼ごはんを食べた。
DSC00083_800DSC00081_800DSC00077_800DSC00075_800DSC00073_800DSC00084_800
午後の観察日記では中~高学年の代表者がお米、サツマイモ、白菜、大根の観察を行った。収穫間近なサツマイモはかなり大きく育っていて、「どうやって描こう?」と一瞬迷うも、自分なりにどう描くか考え集中して取り組んでいた。
DSC00101_800DSC00098_800DSC00097_800
ヒノキ林での自然遊びは、木登り、ロープウェイ、木を切る、木を割る、釘を打つ、お家作りなどに夢中になった。鋸や金槌、鉈は初めて使う子も多く、齋じいやスタッフのやり方を見て、それを真似するように少しずつ道具の扱いに慣れていった。使い方が分かってくると自分からどんどんアイディアが出てきて、切り株に階段を作ったり、木材と釘でクマの人形を作る子が出てきたりと、子ども達は時間を忘れて飽きることなく遊び続けた。帰り際に「楽しかった!」と言ってくれ、バスの中から見えなくなるまで手を振って子ども達は帰っていった。
DSC00115_800DSC00122_800DSC00127_800DSC00128_800DSC00135_800DSC00137_800DSC00141_800DSC00146_800DSC00147_800
観察日誌
DSC00103_800DSC00102_800DSC00052_800DSC00055_800DSC00054_800DSC00016_800

9/13 宮城県 地域コミュニティづくり / 布のブックカバー作り

令和元年9月13日(金)
場所:宮城県石巻市渡波 榎壇会館 
開催時間:10:00~12:00
参加者:8名
指導:千田教子(パッチワーク・布小物作家)サポートSOAT2名 
布端材協賛:株式会社アクタス      

レシピを見ながらつくり方の説明。オリジナルの布のブックカバーを作りました。
IMG_0013_800IMG_0017_800IMG_0024_800 
IMG_0033_800IMG_0050_800IMG_0054_800      
 皆さん自分の作ったエコクラフトの作品や手作り品を持ちながら集まり今日はブックカバーはどう作るのかな?と楽しみに参加してくれた様子。作り方の要点を注意深く聞きながら実践していました。さらに、意欲的にサイズの使うものを作るときにはどうしたらよいのか作りたいものを具体的に見せながら質問してくれていました。家でもまた作ってみたいと意欲的でうれしく思いました。また、たくさんいろんな本や手帳にカバーを作って楽しんで欲しいと思いました
IMG_0066_800IMG_0076_800IMG_0081_800
参加者感想 
手作り好きなのでとても楽しく作ることができた。
サイズに違う本や手帳にも作る製図を聞いたので、自分でボンドを買って家でも作りたい。などの感想が聞けました。

地域での今後の活動
地域住民対象に提供の材料を使い、本日の参加者が教えあい開催予定。
IMG_0071_800

9/11 福島県 地域コミュニティづくり/ 講師育成講座「クレイアート」ステップ①

令和元年9月11日
時間:10:30~15:00 開催。
開催場所:福島県郡山市生活復興支援センターおだがいさまセンター
参加者:富岡町社会福祉協議会8名/富岡事務所1名、いわき支所2名、郡山支所5名
指導・サポート:SOAT3名
協力:富岡町社会福祉協議会

10:30~12:20
 午前は講座の概要や趣旨の説明、使用する材料や道具について説明の後、実践練習。今後自分たちで講座を開催する事を前提に、使用する道具や粘土を切り分ける準備から参加者に行ってもらった。
DSC00043_800DSC00048_800DSC00060_800
樹脂粘土の特徴や扱いの注意点などを説明し、スイーツ2種類(キャンディーケーン、マカロン)とお花の作り方を練習した。大事な所はメモを取り、しっかり習得しようという真剣な姿勢が見られた。
DSC00063_800DSC00066_800DSC00070_800
樹脂粘土は初めて触るという方も多く、最初は粘土を細長く伸ばすという作業もなかなかうまくいかずに苦労する様子もあった。しかし普段から色々な活動で手を動かしている事もあり、次第にコツを掴んでお手本に近い作品をすぐに作れるようになっていた。

13:20~15:00 
 午後は応用編として、作った粘土パーツを使って一人一つのフォトフレーム作品を制作した。クッキー型やヘラなどの道具もうまく使い、午前にならった以外のものもそれぞれに工夫をしながら形にしていた。粘土の扱いにもかなり慣れて、難しい色粘土の調色も、混ぜる粘土の量を調整しながら理想に近い色を作れるようになっていた。
DSC00076_800DSC00084_800DSC00102_800
最後はテーブルに作品を並べ、みんなで鑑賞会を行った。
DSC00107_800DSC00109_800DSC00105_800
参加者の感想
「学びに来た事を忘れるほど制作を楽しんでいた。」「普段はもの作りをしないけれど、本当に楽しくてあっという間に時間が過ぎた。」「結構難しく、あまり上手に作れなかった。」「粘土は柔らかくて気持ちよく、癒された。」「何を作るか考えて工夫している時が楽しかった。」「もう少し練習してサロン等で教えられたら良い。」「粘土の面白さが分かったので、地域の皆さんにもぜび体験してもらいこの面白さを伝えたい。」

アンケートの結果から、短時間の講習ではまだまだ学び足りない所も多い印象だった。けれど限られた時間の中でも詳しい指導で色々な技法が学べた事や、作る事での効果(癒し、達成感、コミュニケーションなど)が体感できた事で、今後の地域での展開に繋がる意義のある講座になった。

9月7日 / メンテナンスワークショップ 6回目

令和元年9月7日(土)10:00~12:00
参加者:10名 (女9名子ども1名)
新地町職員3名、
SOAT 指導講師:宍戸多恵子、サポート3名

お手入れ
春、夏咲きのハーブのお手入れと草取りを中心に作業をしました。
IMG_0099_800IMG_0101_800IMG_0103_800IMG_0104_800IMG_0105_800IMG_0102_800
ハーブワークショップ「ハーブを使ったチーズ&バターつくり」
前回のアンケートに「ハーブを使ったお料理をしたい」との声があり、リクエストにお応えする形でハーブガーデンで摘んだハーブを用いた「ハーブクッキング教室」を行いました。「タイムのバター」、「ディルのクリームチーズ」つくりをデモンストレーション形式でご紹介しました。
IMG_0118_800IMG_0130_800IMG_0131_800IMG_0135_800IMG_0143_800IMG_0150_800
作りたてのハーブバターとクリーム、摘みたてのハーブや果物をパンに挟んで召し上がっていただきました。「ちょっとしたことで、すごく手が込んで見えていいね!」「おいしいね!」と、いつもに増して会話が弾んで見えました。
IMG_0156_800IMG_0123_800IMG_0125_800IMG_0174_800IMG_0175_800IMG_0177_800

2019年坪沼八幡神社自然探検WS/8月31日 新田児童館

開催日時:2019年8月31日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童22名(1年生7名、2年生5名、3年生3名、4年生4名、5年生3名)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名

活動内容詳細:
この日は新田児童館の子ども達が坪沼にやってきた。
男子の数名は虫取り網と虫かごを装備し、やる気に満ちた格好でバスから降りるなりすぐに虫探しが始まった。みんなで神社に向かって歩く道中も虫を見つけては立ち止まり、ゆっくり進んだ。
DSC00002_800DSC00005_800DSC00013_800
長い石段を登り、境内に荷物を置いて支度を済ませ、一同はさっそく探検に向かった。初めて参加する1年生も数名いたので、神様への挨拶は手を振るだけでよいとか、神社の柱に象がいるとか、壁に立てかけられた坪沼小学校(廃校)の児童作品の版画などについて齋じいはいつもより丁寧に解説をしながら歩いた。
DSC00024_800DSC00026_800DSC00030_800
神社裏の林を抜け、電気柵(夜間のみ通電)を触らないよう注意しながら畑の脇道を通り、根添館の舘跡に向かった。齋じいはもののけ姫を引き合いに館跡の時代背景の説明をし、舘の堀跡探検が始まった。スタート地点の木にロープの端を結び、そのロープを手でしっかり持って深い堀を下りた。
DSC00035_800DSC00036_800DSC00040_800DSC00045_800DSC00050_800DSC00058_800
地面は少し湿っていて斜面はズルズルと足が滑って大変だったのだが、逆にそれが子ども達のやる気を刺激したようで、「うおー!負けない!」「もう少しだー!」と漫画の主人公のごとく燃えていた。上級生に続いて下級生も次々と挑戦し、最終的に全員が下りた。「1年生もみんなやったなんてすごい!」とそのチャレンジ精神に引率の職員も驚いた。
DSC00068_800DSC00067_800DSC00072_800
昼食後、代表の児童が畑と田んぼに分かれ、観察日記を書いた。上級生はスタッフの助けなしで対象をよく見て特徴を描く事ができた。
DSC00087_800DSC00089_800DSC00086_800
午後の農業体験では、農家さんにやり方を教わりながら大根の種まきをした。「簡単だったよ。」と言う子や、「収穫も来ることになったから、楽しみ。ちゃんと大きくなってくれるといいなぁ。」と言う子もいた。
DSC00123_800DSC00126_800DSC00132_800
その後のヒノキ林での活動では、ターザンロープや木登り遊びのほかに新しい見張り台作りも行った。
DSC00099_800DSC00152_800DSC00149_800
初めて金槌を使う子もおり、力を出すために「怒ったようなこわい顔でやってみろ」と齋じいに手本を見せてもらった。心の優しい子ども達はなかなか怒った顔をすることが出来なかったが、何度かやっているとコツをつかみ、自分から進んで「次やりたい!」と並んで順番で釘打ちを楽しんでいた。
DSC00109_800DSC00104_800DSC00114_800DSC00135_800DSC00145_800DSC00147_800
帰る頃には少年たちの虫かごの中は、カエルやバッタ、蝶やカブトムシなど1日の成果がたくさん詰まっていた。ちゃんとお世話をすることを約束して、どうしても持ち帰りたい虫だけを宝物のように大事に持ち帰った。

観察日記
DSC00060_800DSC00061_800DSC00091_800DSC00094_800DSC00092_800

9/6 福島県 地域コミュニティづくり / スノードーム作り

令和元年9月6日
時間:10:00~12:00「スノードーム作り」開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町曲田第一団地集会所
参加者16名
・帰還住民 13名
・富岡町社会福祉協議会/3名
指導・サポート:SOAT3名
協力:富岡町社会福祉協議会

活動の目的
・被災者の心のケア
芸術に触れたり、手を動かして作品を作ることにより、心の癒しにつながる
・支援者支援
支援者も参加し、技術を持ち帰ることで、発展的で持続可能な支援につながる
・地域コミュニティつくり
地域の支援者やボランティアの参画により、交流機会のきっかけつくりとなる
・風化防止
各被災地で行ってきた活動を纏めた冊子を用い、地域に還元していくことで地域にはものづくりの楽しさを、支援者には手法を持ち帰ることによる活動の継続と、風化防止を啓もうするきっかけとする

活動内容
初参加が3名いらっしゃいました。男性の参加者も3名(内2名が初)となり、参加者に幅の広がりを感じました。また、社協さんや住民の方同士の声掛けにより、当日に参加者が2名追加となるうれしいことがありました。ワークショップを「とても楽しみにしている」との声をいただきました。
IMG_0007_RIMG_0012_RIMG_0014_R
ほとんどの方が初めてスノードームつくりを経験されました。フィギア(人形)や、工作のりを使うことで再現をしやすい内容にしました。このことで、のりや水の分量などの質問も挙がりました。
IMG_0015_RIMG_0017_RIMG_0024_R
何名かの住民さんが、材料の準備や後片付けを手伝ってくださいました。ありがとうございます。これからもみなさんにお手伝いをいただきながらワークショップに「参加」をしていただけるよう進めてまいります。
IMG_0033_RIMG_0040_RIMG_0044_R
スノードームが完成すると、作品を愛おしそうに見つめる住民さんも多くいらっしゃいました。弊方の活動のねらいである身近に芸術に触れたり、自ら作品を作ることによる「こころのI癒し」に繋がっていると感じました
IMG_0064_RIMG_0065_RIMG_0073_R

8/30 福島県 地域コミュニティづくり / 和紙のランプシェード作り

令和元年8月30日
時間:10:00~12:00「和紙のランプシェード作り」開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町本岡関ノ前182-3
参加者17名
・帰還住民 7名
・富岡町社会福祉協議会/3名・明治安田生命㈱/3名・とみおか+ぷらす/4名(うち子ども1名)
指導・サポート:SOAT3名
協力:富岡町社会福祉協議会、明治安田生命㈱

目的
・被災者の心のケア:芸術に触れらり、手を動かして作品を作ることにより、心の癒しにつながる
・支援者支援:支援者も参加し、技術を持ち帰ることで、発展的で持続可能な支援につながる
・地域コミュニティつくり:地域の支援者やボランティアの参画により、交流機会のきっかけつくりとなる
・風化防止:各被災地で行ってきた活動を纏めた冊子を用い、地域に還元していくことで地域にはものづくりの楽しさを、支援者には手法と風化防止を啓もうするきっかけとする

活動内容
和紙の作り方の流れを説明。明るい場所での見え方と暗い場所での見え方を説明しながら、個々で何を表現したいかなどイメージしてもらい飾りつけの作業をしました。
DSC00040_800DSC00047_800DSC00049_800DSC00058_800DSC00073_800DSC00075_800
思い思いに熱心に製作に取り組まれていました。完成後、部屋の照明を消しランプシェードを点灯すると、「きれい!」「すてき!」とまさに「歓声」があがり、豊かな時間をお過ごしいただけたと感じています。
DSC00092_800DSC00095_800DSC00100_800DSC00123_800DSC00135_800DSC00140_800
ふりかえり
・ご夫婦での参加者が2組ありました。今回のワークショップは男性から「行きたい」との声でお越しになったとのことで、性別を問わないワークショップ内容と感じました。また、男性1人では来にくくともご夫婦でお越しになることにより、男性間で誘い合えるような内容や告知へも工夫ができると考えました。

・開催場所を福祉センターや団地集会所ではなく、富岡町社協様の勧めもあり外部組織(明治安田生命様富岡サービス窓口)を利用しました。この場所を住民のみなさんに開放し「集いの場」としたいとの意向で、貸し出し用の書籍などもありました。「こんなことろがあったんんだね」と、本を貸りる住民の方も複数おり「まだ出かけてこよう」との声も聞かれ、自ら足を運ぶ「外出先」の創出機会になったと感じました。(明治安田生命㈱は、福島県と「包括連携協定」を締結しており、避難指示解除地域での顧客対応や地域住民の見回り活動につなげる「富岡サービス窓口」(同県富岡町)の設置などを掲げている。)
・地域で活動を行う団体を通して、インターンシップの学生の参加もありました。それぞれの出身地や普段の生活についてなど世代を超え話が弾む様子が見られました。
DSC00060_800DSC00058_800
・「シェイクアウトふくしま」(県下一斉安全確保行動訓練)の開催日と重なったことから、富岡町社協様主導のもと参加者全員で訓練を行いました。
DSC00112_800DSC00116_800DSC00064_800
地域団体や企業との交流機会の創出、町民の皆様への声掛けなど、富岡町社協様の多大なご協力に感謝をしております。

以上

8/28宮城県 地域コミュニティづくり / 共同制作「アートでおかしなオブジェを作ろう」開催3回目

令和元年8月28日 10:00~11:00
場所:宮城県石巻市北上子育て支援センター・相川保育所
参加者:児童17名(1~5歳)、職員4名
指導サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)

相川保育所×SOAT「アートでおかしなオブジェをつくろう!」は、復興庁「心の復興」事業/地域コミュニティづくりと世代間交流の一貫として実施いたします。

活動の様子:
保育所の子ども達が共同制作で「運動会の入退場門」を作るワークショップの3回目では、お菓子のパーツ作品をオブジェに貼り付けて完成させた。
子ども達と元気よく挨拶をして、スケジュールの説明。児童が運動会に向けて練習しているダンスをみんなで踊つてから活動に入った。
DSC00153_800DSC00152_800DSC00141_800
制作の前半は、あらかじめ色々なお菓子の形に切った色画用紙に模様を描き、一人1枚お菓子のパーツを作った。
子ども達はキャンディーやビスケットなど好きな形の紙を選び、何色ものペンを使ってカラフルで楽しいお菓子をあっという間に描きあげた。その裏に両面テープを貼り、オブジェの好きな場所にペタリと貼り付けた。
DSC00166_800DSC00168_800DSC00175_800
後半は、一回目に紙粘土で作ったドーナツとクッキーをオブジェに飾る作業を行った。
年長クラスから順に一つずつ、オブジェの好きな場所に両面テープで作品を貼っていく。お友達と並べて貼ったり、ここまで届くよと、オブジェの高いところに貼ったりしていた。どこから見ても飾りが見られるように貼ってみよう、と少し難しいリクエストをすると、年長クラス子は全体を見ながら空間を埋めるように貼ってくれた。
DSC00185_800DSC00186_800DSC00189_800DSC00197_800DSC00198_800DSC00200_800DSC00203_800
作業はスムーズに進み、ついにオブジェが完成した。最後にみんなでオブジェの周りをぐるりと回って鑑賞すると、「これ私が作ったやつ!」「僕はこれ!」と自分の作ったお菓子をスタッフに教えてくれた。
DSC00215_800DSC00217_800DSC00218_800DSC00223_800DSC00224_800DSC00241_800
3回に渡って制作してきたオブジェは、とてもカラフルで、手作り感の溢れるすてきな作品になった。きっと地域のみんなも喜んでくれる良い運動会になるね。門の間を通ってバイバイをして、活動は終了した。
DSC00253_800DSC00252_800
補助作業を終了して「アートでおかしなオブジェ」保育所に寄贈。
DSC00262_800DSC00263_800DSC00264_800DSC00265_800DSC00266_800DSC00267_800DSC00268_800DSC00269_800
寄贈された「アートでおかしなオブジェ」は、9月21日(土)AM8:50~開催される令和元年度相川保育所運動会会場に相川地区の世代を超えた交流のシンボルとして飾られる。

2019年坪沼八幡神社自然探検WS/8月24日 榴岡児童館

開催日時:2019年8月24日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童19名(2年生13名、3年生6名)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名

活動内容詳細:
バスで坪沼に到着した榴岡児童館の子ども達。ぞろぞろと歩いて神社へと向かいながら、「ねぇ、今日も森で遊べる?」「虫いっぱい捕まえたいな。」「あのトゲトゲの実ないの?」など、何回か参加している子ども達はすでにやりたい事をイメージしてワクワクしていた。
DSC00004_800DSC00008_800DSC00011_800DSC00013_800DSC00021_800DSC00015_800
長い階段を登りきって神社に到着し、神社の神様に挨拶をしてから探検に出発した。神社裏の林を通りながら、午後の火おこしに使う乾いた枝葉を拾う。
拾った枝は畑の脇に置き、その後はヒノキ林で「たおれるぞ~」の活動を行った。
DSC00029_800DSC00032_800DSC00038_800
細めの木に齋じいが斧と鋸で切り込みを入れる様子を数名の男子が真剣に見ており、その姿がかっこよく見えたのか「俺もあれ欲しい。」と呟いた。斧が欲しいという子どもを初めて見た。鋸の使い方を確認しながら交代で幹に切り込みを入れ、丁度いいところで幹にロープを繋ぎ、みんなで力を合わせて一生懸命引っ張った。しかし上のほうの枝が他の木に引っかかり中々倒れない。次第に子ども達も疲れ力が出なくなった。どうしたらしっかり倒れるか考えながら何度か試行錯誤したがうまくいかず、結局最後はスタッフが力を合わせて手で押して倒した。
DSC00041_800DSC00046_800DSC00054_800DSC00055_800DSC00063_800DSC00071_800
DSC00077_800DSC00075_800DSC00083_800DSC00088_800
お弁当を食べてひと休みをしてから、午後は観察日記と枝豆収穫を行った。田んぼの稲にはもう米の粒がしっかり実っており、5月に田植えを体験した子は「大きくなった!」と成長の様子を喜び、自分が植えた辺りの稲を観察して丁寧に描いていた。
DSC00093_800DSC00092_800DSC00094_800DSC00096_800DSC00097_800DSC00098_800
枝豆の収穫は農家さんに教えてもらいながら、大きく伸びた枝豆の苗を株ごと引き抜き、たくさん実った豆の鞘を一つ一つ手で丁寧にもぎ取った。その後、交代でマッチのつけ方を体験し、午前中に取ってきた枝や竹を燃やして、収穫したばかりの枝豆をその場で大きな鍋でゆでてもらった。ゆでたての枝豆を口に入れると「めっちゃうまい!」「塩味がちょうどいい。」「ずっと食べていたい。」とみんなの手は止まらなくなり、山のようにあった枝豆はあっという間になくなった。
DSC00109_800DSC00110_800DSC00126_800DSC00143_800DSC00146_800DSC00162_800
その後は帰りの時間になるまでヒノキ林で遊んだ。自分で作るという経験を何度もしてきた子ども達は、「乗るところが小さくて危ない」とスカスカの足場に新しい丸太を持ってきて釘で固定したり、「ターザンロープの紐が短くて痛い」とロープを繋ぎ足して長くするなど、自ら工夫しながら行動していた。その発想と行動力に1年間の成長を感じた。
DSC00163_800DSC00172_800DSC00181_800DSC00187_800DSC00191_800
暑い中たくさん遊んでたくさん食べて、帰るころには少し疲れ気味だったが、帰りのバスでは姿が見えなくなるまで元気に手を振ってくれた。