H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/8月25日新田児童館

開催日時:8月25日10:00~15:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童37名 職員5名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細:
 この日は、雨が降りそうな天気の中で開催されたが、子どもたちの笑い声に誘われたように太陽が顔を出した。
雲が多かったにもかかわらず、相変わらずの暑さだった。涼しいバスから降りた子どもたちは「暑いね。」「もう喉渇いた。」「日陰だ。やったー。」などと言いながら境内まで歩いた。
DSC005_800DSC009_800
本殿の近くに敷いたブルーシートに荷物をおろし、一休みしてからさいじいの前に集合した。いつものように神様へ「遊びに来たよ。」とみんなで挨拶をして探検に出発。
DSC015_800DSC019_800DSC027_800DSC029_800DSC036_800DSC037_800
林の中を列をなして進んでいった。林の中には涼しい風が吹いていて、「そろそろ夏も終わるのかな。」と心地よい風を感じながら子どもたちと話をした。湿気と暑さのせいか、この日集まった子どもたちは虫を見つけても「バッタだ。」「コオロギだ。」と声に出すだけで追いかける様子は少なかった。探検の途中、畑の脇道でコオロギを沢山見つけた時には女の子数名がコオロギを捕まえようと頑張る姿が見られた。他にもカマキリを見つけたり、いろいろ虫に触れていくうちに「バッタいるかな。」「カエル探したいな。」と段々生き物探しに興味を示し、「どこにいるかな。」「探すの手伝って。」とやりたいことを見つけたようだった。
DSC040_800DSC043_800DSC050_800
 ヒノキ林に到着すると、パワーアップした木のアスレチックにみんなが集まり、ほとんど全員が何度も丸太渡りに挑戦した。木のブランコや縄登りの場所にも子どもたちが集つまり、みんなが順番にそれらを楽しんでいた。アスレチックで遊んだ後、先ほど虫探しをしたいと言っていた数人の子どもたちは、ヒノキ林の脇にある草原を歩き回り、カエルやバッタを見つけてわいわい声を上げながらみんなで走り回っていた。「凄くはやくて捕まえられない。」「今大きいカエルがいた。」と大はしゃぎで、昼休憩後の午後の活動でも同じ子どもたちで虫探しに奮闘していた。
DSC053_800DSC054_800DSC059_800DSC065_800DSC067_800DSC074_800
 ヒノキ林で活動している間に小雨がぱらついてきたので、社務所へ移動し昼食をとった。お昼休憩中雨が強くなったが、午後の活動の時間になるとまたお日様が戻り、子どもたちは「ラッキーだね。」と笑って話していた。
DSC077_800DSC078_800DSC079_800DSC080_800DSC081_800DSC099_800DSC118_800DSC122_800
午後はヒノキ林での活動を再開し、14時から枝豆の収穫を行った。
DSC085_800DSC094_800
5人ずつ畑に入り、農家さんに手伝ってもらいながら収穫した。大きな葉っぱの下には沢山の枝豆がついていて、「あんなになるんだね。」とみんなで頭を低くして葉っぱの下を覗き込んでいた。両手で茎を持ち、力を入れて根を引き抜くのだが、簡単に抜けるものやしっかり根をはっているものもあり、苦労してる子どももいた。ひとり一本ずつの作業だったが、男の子の中には「もう一本やりたい。」とやる気満々で結局3本収穫してやり切った顔で列に戻った子もいた。自分の番が終わり枝豆を抱えて戻ってきた子どもたちは、「見て、こんなにいっぱいだよ。」と自分の手で収穫した枝豆を誇らしげに見せてくれた。手伝ってくれた農家さんへ挨拶をして、この日の活動は終了。大きな袋いっぱいの枝豆をお土産に、子どもたちは帰りのバスへと出発した。

8月18日に種まきをした白菜の目が出てました。
DSC097DSC098_800

「はばたくおもちゃを作ろう!」

開催日:2018年8月12日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:4名
指導:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

紐を引っ張ると鳥の羽がパタパタと動く、からくりおもちゃ作りを開催しました。
始めに厚紙でできた真っ白な鳥に、ペンやシール、テープなどを使って自由に飾り付けをしていきます。
今回は全員がお子さんの参加で、迷いのない伸び伸びとした線を走らせたり、シールをたくさん貼ったり、見本を見ながら好きな色で気に入った模様を描き込んだりと、それぞれに個性が見えて面白いデザインが出来上がりました。
模様を描いたら各パーツを繋げて鳥の形に組み立てます。
スタッフと一緒に、穴にテグスを通す、結ぶなどの作業を一つ一つ丁寧に行い、どの参加者もうまく仕掛けを作ることが出来ました。
IMG_4207IMG_4202IMG_4212IMG_4214
完成すると何度も鳥をはばたかせ、空を飛ぶように動かしたり、左右の羽を交互に上げる遊びを考え出したり、さっそく盛り上がって遊んでいました。
参加者は「楽しかった!」「好きな色が使えた。」「動きが面白い。」など、制作過程も完成後も楽しさを味わうことが出来たようでした。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/8月18日成田・成田東小児童クラブ

開催日時:8月18日10:00~15:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童31名 職員10名
指導者:渡邊廣一
サポートSOAT:藤原久美子、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細:
今回の坪沼探検は、成田小学校児童クラブと成田東小学校児童クラブが初めて合同で参加した。晴天に恵まれ、夏の暑さはあるものの、風が涼しく、外での活動には適した一日だった。児童館職員の参加人数が多かったので、子どもたちに不安な様子はなく、心置きなく参加することが出来たように思う。
バスが到着すると、子どもたちは「久しぶりだね。」と嬉しそうに挨拶をしてくれた。虫捕り網を持った子や、バスから降りてすぐ目の前の田んぼの中を覗き込む子など、自然体験を楽しみにしていた様子がうかがえた。川沿いの道を歩いている時には、男の子たちはバッタを追いかけたり、猫じゃらしで遊んだりと、すぐに自然に触れはじめた。境内へ続く長い石段も意気揚々と登り、10段登っては振り返り「わー、高いね。」と驚きと笑い声をあげていた。
DSC00010_800DSC00012_800DSC00022_800
境内脇に広げたブルーシートに荷物を置き、一休みした後は探検の準備を整え、本殿の前に集合した。この日は講師の齋さんが休みだった為、SOATの”わたなべさん”が隊長となり探検へ出発した。
林の中は草木がよく育ち、子どもたちの目線の高さまで伸びていた。最初こそ少し戸惑っていたようだったが、一歩足を踏み入れると、周りの草木を観察し、足元の土の感触を味わいながら進んでいった。
DSC00055_800DSC00065_800DSC00070_800DSC00074_800DSC00090_800DSC00112_800
林の中は日陰で涼しく、辺りを見渡していた子が、緑の自然いっぱいの空気を吸い込んで「風が気持ちいいね。」と何かに満たされたような笑顔で話しかけてくれた。
林を抜けた後はヒノキ林での活動を実施した。参加回数の少ない成田・成田東児童クラブの子どもたちは、木で出来たアスレチックを見るなりすぐに遊びはじめた。「誰がいつ作ったの。」と驚いていたので「色んな児童館の子どもたちと一緒に少しずつ作ってきたんだよ」と教えてあげると、「すごいね。」と感心した表情をみせた。
この日は午前中に木のブランコを作るという目標を立てていたので、6年生2名とわたなべさんが力を合わせ、手作りのブランコを完成させた。最初にブランコのロープを張る木を探した。次にロープを張る時に邪魔になる細い枝をノコギリで切った。そして座る幅にヒノキを切って、ロープを掛け、完成させた。子どもたちは出来上がる前から周囲に集まり「何作ってるの。」「わかった。ブランコだ。やったー。」子どもたちは大枝を揺らしながら仲良く順番に遊び始めた。
DSC00117_800DSC00118_800DSC00135_800
丸太渡りにはたくさんの子どもたちが集まり、両端から進んで出会ったらじゃんけんをする遊びが始まると、飽きることなく登ったり下りたりを繰り返し楽しんだ。丸太渡りの長さを更に伸ばすため、4・5年生に頼み、ノコギリで木を切る作業を行った。はじめてノコギリを使う子もいたが、経験のある5年生の男の子がお手本を見せてくれた。「こっちから切るといいよ。」「疲れたら交代してやろう。」とそれぞれ声を掛け合いながら順調に切っていき、初めての子がいたとは思えないほど上手に木を切ることが出来た。切り口を触って「真っ直ぐに切れたね。」と子どもたちは自分たちの成果を喜んだ。木を切っている間、その様子を側で見ていた2年生の男の子は、ノコギリを使う友達の様子を見ていて、「ノコギリがちょっと曲がってるよ。」などアドバイスをする子もいた。また、切り終えた時に「年輪の形で方角がわかるんだよ。」と年輪を指でなぞりながら説明を始める子もいた。本で読んで知っていたらしい。
爽やかな風が吹き、秋晴れのような日だったので、昼食はブルーシートの日陰部分でとった。昼食後、立候補した子どもたちと一緒に、お米と畑の観察日記を付けに出かけた。
DSC00099_800DSC00108_800DSC00109_800
大きく育ってきた野菜や稲はたくさんの実と葉をつけていた。子どもたちは一人一人の感性というフィルターを通して、見たものを絵と文章でしっかりと書いてくれた。
午後は白菜の種まきまでの暫くの時間、ヒノキ林で午前の活動の続きを行なった。ヒノキ林での活動がお気に入りになっていた子どもたちは「畑に行って種まきをするよ。」と呼ばれると「まだここにいたい。」「もっと木を切りたい。」と残念そうに言う子もいた。
DSC00142_800DSC00152_800DSC00166_800DSC00173_800DSC00174_800DSC00159_800
畑に到着すると農家さんの指導の下、数人ずつに分けて丁寧に作業を行った。白菜の種はとても小さいので、慎重に種をまいた。順番を待っている間には、虫を探したり歌を歌ったり、SOATスタッフや児童館職員と笑いながら話をしたりと退屈することもなく、全員が種まきを体験することが出来た。

畑から戻る途中で、畑を耕していた人からたくさんのシソを頂いた。「シソ苦手。」「いいにおい。」「シソ食べられる。」「こんなに大きいの。」など、いろいろな感想が飛び出した。これも良い経験になったのではないだろうか。
「また来たい。」「次も参加する。」と次回へ意気込みを話しながら帰りの準備を済ませると「またね。」と元気に挨拶をして子どもたちは坪沼を後にした。

夏休み子ども応援団「パタパタ鳥をつくろう!」

開催日:2018年7月28日(土)、29日(日)
開催場所:ララガーデン長町 1階ひかりの広場
開催時間:午前の部11:00~12:00、午後の部14:00~15:00(各回30分前整理券配布)
参加者:各回15名、1日30名×2日間=60名
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
DSC00050_800DSC00033_800
紐を引っ張ると鳥の羽がパタパタとはばたく、からくり仕掛けのおもちゃを作りました。
参加者はまず鳥の型紙にペンやシールなどで自由に飾り付けをして、白い鳥はあっという間にカラフルで楽しい模様に変わっていきました。
DSC00015_800DSC00028_800DSC00043_800DSC00037_800DSC00044_800DSC00051_800
材料の中でも特にシールは人気があり、年齢の小さなお子さんはいろいろな色の丸形シールを組み合わせたり、はさみを上手に使えるお子さんはキラキラのシートを好きな形にカットして貼るなどの作業を楽しみました。
鳥の模様が出来たら手順にそって組み立てを行います。
テープで貼り合わせる、穴に紐を通すなどの作業を一つ一つ丁寧に行い、時には大人の力を借りながら、一生懸命に取り組んでいました。
完成してスムーズに羽が動くのが確認できると、「わぁ!出来た!」と満足げな笑顔が見られました。

参加者からは
「夏休みの宿題にもなるし、参加出来てよかった。」
「簡単にできて、楽しかった。」
「からくりおもちゃを作ったのは初めてだったけど、作り方を覚えたら家でも出来るかな?」
「うまく出来たから、持って帰って家族に早く見せたい!」
などの感想がありました。
完成作品を手に持って何度もパタパタと鳥をはばたかせ、楽しく遊びながら持ち帰り、ワークショップが無事終了となりました。

SOAT×太白区・若林区児童館協働プロジェクト
「みんなの七夕物語~鳥の架け橋~」オブジェ展示
仙台七夕まつりにちなみ、七夕物語をテーマにしたオブジェの展示です。
地域6児童館の児童に1人1つオリジナルの「鵲(かささぎ)」をデザインしていただき、その作品をSOATが立体に仕立てました。ご来場の皆さんは、外側から児童の個性豊かな作品を鑑賞するだけでなく、子どもはオブジェの出入口から何度も通り抜けて遊んだり、記念写真を撮るなどして楽しんでいました。
DSC00010_800DSC00058_800DSC00059_800
展示期間:7月27日(金)~8月19日(日)10:00~21:00
展示場所:ララガーデン長町 1階ひかりの広場

「みんなの七夕物語~鳥の架け橋~」太白区・若林区6児童館共同制作オブジェ展示

「みんなの七夕物語~鳥の架け橋~」
ララ2018七夕オブジェ説明パネルDSC_1313IMG_20180807_154511IMG_20180807_154417
展示期間:7月27日(金)~8月19日(日) 
展示場所:ララガーデン長町 1階 ひかりのひろば
仙台七夕まつりにちなんで七夕をテーマに6児童館456名が制作した「鳥」の作品をSOATがオブジェに仕上げた共同制作作品です。
6児童館作品紹介(順不同)
長町南児童館62名 大野田児童館65名 荒町児童館85名 東長町児童館103名 金剛沢児童館79名 富沢児童館63名
DSC00036DSC00037DSC00038DSC00039DSC00040DSC00041
SOAT制作風景
DSC00137DSC00146DSC00148DSC00153DSC00033DSC00045DSC00020DSC00032DSC_1304DSC_1309DSC_1310
※SOAT×太白区・若林区6児童館共同制作及びオブジェ展示は、地域交流と子どもの育成事業としてララガーデン長町様のご協賛で開催しておりまし。

ゴールデンウィーク子ども応援団ワークショップ 「宇宙標本作ろう!」

開催日:2018年4月28日(土)、29日(日)、30日(月・振休)
開催場所:ララガーデン長町 1階ひかりの広場
開催時間:午前の部11:00~12:00、午後の部14:00~15:00(各回30分前整理券配布)
参加者:各回15名、1日30名×3日間=90名
指導:SOAT 西村優衣子、藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、千葉彩香

筒状の木箱にオリジナルの惑星を浮かべ、自分だけの夢の宇宙世界を作るワークショップを行いました。
参加者はそれぞれ自由に想像を膨らませ、どういう星があったら面白いかな?こんな生物がすんでいるかも?など、色々な物語を考えながら制作に取り組みました。
ペンで好きな模様を描いたり、キラキラしたビーズやシール、雲のような羊毛などを使ってカラフルに箱を飾り付けていきます。
IMG_0051IMG_0077IMG_0112
「宇宙シアター」や「ウサギの住む星」、「ハートのたくさんある惑星」、「宇宙人の登場」、「パンダの宇宙旅行」など子どもならではの個性豊かな作品が並び、そのアイディアに大人がびっくりさせられていました。
IMG_0027IMG_0021IMG_0011
参加者からは
「楽しかった。」
「思ったより上手に出来た。」
「はやくお父さんに見せたい!」
「お家に飾りたい。」
等の感想があり、盛況のうちに終了しました。
子ども達にはぜひこの想像力を生かした夢のある未来を築いていって欲しいですね。

「ララ♪宇宙の館」オブジェ展示
夢の宇宙を想像し未来を創造したオブジェの展示を行いました。
外にも中にも楽しい宇宙のイメージが描かれ、会場の子ども達は外をぐるぐる回ったり、中に入って色々な飾りを探したりと、大変楽しそうに遊んでいました。
IMG_0110IMG_0118IMG_0086IMG_0006IMG_0017
展示期間:4月27日(金)~4月30日(月) ララガーデン長町 1階ひかりの広場
5月1日(火)~5月6日(日) ララガーデン長町2階 LOFT前
制作:SOAT

作田地区・「ステンドグラス風ランタンづくり」

開催日:2018年8月5日(日)
開催時間:13:30~15:30
開催場所:福島県新地町 作田コミュニティセンター
参加:22名(子ども12名、大人10名)/ランタン 28個
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

今回のワークショップでは乾くと透明になる絵の具を使ったステンドグラス風のランタン作りを開催しました。
SOATスタッフが下絵を描いたグラスを60個用意しました。参加者は好きな絵柄を選び、線(模様)の内側を塗り絵のように好きな色で塗って作品を完成させました。
DSC00168_800DSC00179_800DSC00194_800
模様は桜やチューリップ、海の生き物や大漁旗風のイラストなど、新地町や夏らしいイメージの絵柄があり、「どれも可愛くて迷う!」「これは難しいかな?」と、たくさんのグラスの中からお気に入りの絵柄を見つける事も楽しかったようです。
DSC00193_800DSC00176_800DSC00171_800
今回は大人と子どもが同じくらいの人数比でしたが、子どもはお友達同士で仲良く盛り上がり、大人はママ友やご近所さん同士で和気あいあいと、主に同世代でのコミュニケーションを楽しみながら作業に取り組んでいました。ワークショップ途中でお茶っこタイムを挟みましたが、特に大人の方はそのまま熱中して作業を続ける方もおり、皆さんの熱中する姿に驚かされました。
約2時間のワークショップでできあがった作品はどれもカラフルで、「綺麗だね!」とお互いのランタンを見せ合って喜ぶ様子が見られました。
DSC00203_800DSC00206_800
参加者からの感想(一部)
「乾くと色が変わるのが楽しかったです。」
「色塗りが楽しかったです。」
「子どもも大人も楽しく作ることが出来ました。夏休みのいい思い出になりました。」
「もっと難しいのかなぁとやる前は思っていましたが、スタッフさんのおかげでとても楽しく作ることが出来ました。」
「カラフルなランプはとても素敵です。低学年の子どもも簡単に作れるものがあればと思います。」
「見本を見て作ることが出来たので良かった。」

絵の具は乾燥に時間が掛かるので、細かい絵柄に適量をうまく塗っていく作業は少し難しく感じる所もあったようですが、皆さんそれぞれの感性で楽しく制作出来たようです。
LEDライトは当日配布することが出来なかった為、後日それぞれのご家庭にお届けさせていただきました。
もう一度やりたいとさっそく同様の材料を自分で買ってきたという声もありました。

岡地区・「オリジナル アートクロックづくり」

開催日:2018年7月22日(日)
開催時間:13:30~15:30
開催場所:福島県新地町 岡公会堂
参加者:41名(子ども22名、大人19名)
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子、高橋州子

文字盤を自分でデザインして作るオリジナルの時計作りを行いました。
まずは白いキャンバスボードにペンやシート、テープ、シール、貝殻、ビーズなど色々な材料を使って自由に飾り付けを行い、文字盤を作りました。
IMG_0061_800IMG_0035_800IMG_0064_800
サンプル作品を参考にしながら各自イメージを膨らませ、好きな動物やハートなどを描いて可愛くしたり、男性らしいシンプルな色合いでまとめたり、物語性のあるデザインにしたり、立体のしかけや切り絵を取り入れるなど、一つ一つがこだわりのある文字盤となりました。
親子での参加がほとんどだったため、お互いのアイディアを見せ合ったり、相談しながら作るなど、親子で仲良く話し合いながら作品を仕上げていく姿がたくさん見られました。
途中で冷たい飲み物とおいしいお菓子でお茶っこタイムを取り、その後、時計の針をセットして仕上げの作業を行いました。針と電池をセットして、カチ、カチ、と無事に針が動くと、「時計だ!出来た!」「良かった、動いた!」とオリジナル時計の完成に大人も子どもも一緒に歓声を上げていました。
IMG_0049_800IMG_0067_800IMG_0048_800IMG_0073_800
参加者からの感想を一部紹介します。
「子どもと一緒にデザインを考える時が楽しかった。」
「みんなで仲良く楽しくできて良かった。飾り付けが面白かった。」
「日常生活に欠かせない時計を息子と手作りすることが出来た。時間も子どもの集中力が持つ時間で大変良かったです。」
「毎年開いて欲しい。」
「交流機会になり大変良かった。」
制作を通して親子や地域住民同士の交流も楽しみ、充実した時間を過ごすことが出来たようでした。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/8月4日新田児童館

開催日時:8月4日10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童29名 職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細:
 8月を迎え、7月に引き続き暑い中での活動だったので、前回と同様に日陰の多い場所での実施とした。この日は1年生から4年生までが参加した。
 神楽殿に荷物を置くと子どもたちはさっそく周囲の木を観察して「あそこに蝉の抜け殻がくっついてるよ。」と高い木の上の方にあった抜け殻を教えてくれた。「樹液があるから虫がいるかもしれない。」と何人かの男の子たちが集まって虫探しをしたり、地面に落ちていた小さな蜂の巣を観察したりと、自然に対する興味や関心に溢れていた。
DSC00002_800DSC00007_800DSC00014_800
 探検の準備を整え、しっかり神様への挨拶をして、まずは林の中を探検した。連日の雨で林の中の下草が元気に育ち、子どもたちの目線の高さになっていたが、新田児童館の子どもたちは怖がったり嫌がることもなく、「この木はかゆくなるから触っちゃダメだよ。」と言われた植物をすぐに覚えて「そっちにあるのも同じ葉っぱだ。」と周囲の草木をよく観察しながら歩いた。動植物に詳しい児童館職員さんがいるためか、植物や虫に対する知識や興味を持っている子どもが多く、短い林探検だったが充実した時間を送ったようだ。
DSC00023_800DSC00028_800DSC00038_800
 林を抜け畑の脇まで出ると、齋さんは草がたくさん生えた場所と畑の両方を指して「この草のだらけの土地を畑として使えるようにするのはとっても大変なんだ。」「でもこの畑も大昔は今通ってきた林のような場所だったんだよ。」と言うと子どもたちからは驚く声があがった。齋さんの話を聞きながら周りの畑や遠くの田んぼに目を向けていた男の子が「あそこの田んぼが海みたいだよ。」と教えてくれた。遠くに見える田んぼが風に揺られて波のようになっていた。彼の言葉で、稲が随分育ったのだと気づかせてもらった。
DSC00055_800DSC00058_800DSC00072_800
 その後、木の遊具のあるヒノキ林へ移動し、昨年度行っていた”倒れるぞー”が今年度はじめて実施された。4年生の代表が脚立に上って倒す木にロープを縛り付けた。その間、他の子どもたちは木の遊具で遊んだり、真剣な表情で虫探しをしていた。”倒れるぞー”の準備が出来ると1、2年生は長いロープに添って並び、引っ張る合図を今か今かと待った。しかしそう簡単にヒノキは倒れないので、じっと待つ子もいれば、周囲の草むらで虫探しを再開する子もいた。そしてやっと「倒れるぞー、引っ張れー。」という合図が出て、急いでロープを手に取り「引っ張れー。」「いけー。」と元気な声とともに力を合わせてロープを引いた。あと少しで倒れそうというところで、周りの木に引っかかってしまい苦戦したものの、みんなで一体となって頑張った結果、無事に木を倒すことが出来た。
DSC00084_800DSC00090_800
 木を倒したところで一旦昼休憩に入り、午前の活動を楽しんだ子供たちは午後の活動も待ちきれない様子で楽しげに友達と一緒に昼食を食べた。休憩の時間も休む子は少なく、SOATスタッフと一緒に絵を描いたり、お喋りをしたり賑やかな時間を過ごした。
DSC00092_800
 お昼休みの後、ヒノキ林に戻ると、遊具に集まって遊ぶグループ、虫探しをするグループ、そして倒した木をノコギリで切るグループに自然と分かれ、それぞれが自分のやりたいことを存分に楽しめたようだ。倒した丸太を横につないで遊具を改良し、渡る距離を長くすると、子どもたちは列になって遊び始めた。木の上を渡るのを何度か失敗した子はそのたびに笑顔で「もう一回だ。」と諦めずに挑戦した。ノコギリチームの中には太い木をひとりで最後まで切り終えて「切れたよ。」と嬉しそうに報告する姿や、切った枝の年輪を数えて「自分よりお姉さんだ。」「自分より子どもだ。」と面白い遊びをする子供たちもいた。
DSC00097_800DSC00113_800DSC00125_800
 坪沼での自然体験を最初から最後まで活動し尽くした子どもたちは、帰りには少し疲れた様子も見られたが、「またね。」と手を振って坪沼を後にした。
DSC00129_800DSC00131_800DSC00133_800
観察日記
この日も35度まで気温が上がり熱中症対策の為、観察日記はしませんでした。
DSC00142_800DSC00138_800DSC00141_800DSC_0669

8月3日岩手県/いきがいつくり「積木プロジェクト」1回目開催

8月3日(金)10:00~14:00
開催場所:大槌町上町ふれあいセンター
参加者14名/大槌ダンディークラブ5名、かだっぺし9名
協力:NPO法人つどい 、NPO法人かだっぺし
木端材協賛:株式会社アクタス・株式会社アカセ木工
指導:SOAT/藤原、渡邊、
開催趣旨:
 3.11東日本大震災で被災し未だ復興の途上の地域に住む大人が、手作りの積み木を制作して被災地の子どもたちにプレゼントをする。世代を超えた交流と生きがい作りに繋げる活動。

10:00~12:00 積木やすり磨き作業
内容:
あらかじめSOATが積木仕様にカットして持参。参加者は、やすりを使い削る、磨く、仕上げ用ワックスを塗る作業を実施。
IMG_0006_800IMG_0008_800IMG_0017_800IMG_0012_800IMG_0005_800IMG_0021_800
(休憩20分) お茶っこ交流
12:00~13:30 昼食を取りながら交流会。
IMG_0044_800IMG_0045_800
・参加者は、粗削りのやすり掛けと仕上げのグループに分かれて作業。日頃の世間話などをしながら和やかに作業をしました。
仕上げの担当者たちは、磨き残しや仕上がり具合を見ながら真剣に作業をしてました。それぞれお互いの作業をカバーしながら積木箱1個をワックスがけまで仕上げることが出来ました。
IMG_0027_800IMG_0039_800IMG_0041_800
次回10月開催予定まで大槌ダンディーチーム2箱
かだっぺしチーム6箱を持ち帰り磨き作業を進める予定。
有意義な交流時間を過ごすことが出来ました。

7月31日岩手県大槌町/講師育成講座ステップ①「針を使わない花びら巾着」

7月31日(火)
開催場所:岩手県大槌(旧)植田医院サロン
指導:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
SOAT/藤原、渡邊、
協力:NPO法人つどい
布端材協賛:株式会社アクタス
受講者:9名
タイムスケジュール:
9:00~10:00  準備作業、打ち合わせ
10:00~12:00  講座の流れ、全体説明、材料、製図の作り方と製図実践
12:00~13:00 休憩
13:00~15:00 花びら巾着製作、ヨーヨーキルトの作り方、感想、質疑
内容:
資料を基に布を使わない花びら巾着の製図作り方説明と実践を行った。
午前は、講座の説明と方眼紙に一人1枚づつ製図の実践を行った後、布に印をつけ裁断。アイロンを使い三つ折りの印付けを行った。
IMG_0016_800IMG_0020_800IMG_0028_800IMG_0038_800IMG_0044_800IMG_0055_800
午後は、布用ボンドの使い方、アイロンかけ作業を再度説明して全員が完成させることが出来た。
受講できなかった人には後日、大槌スタッフがフォローすることにしました。飾り付けに便利なヨーヨーキルトの作り方実践。
IMG_0048_800IMG_0061_800IMG_0070_800
受講者の感想:
・布用ボンドの使い方は、3回の講座を通して良くわかるようになった。自分たちが教えるときにもしっかりと伝えたい。
・今回は、布用ボンドの使い方も分かってきたので楽しんで作ることが出来た。この楽しさを伝えられるようにしっかりと準備を進めたい。・ワークショップではすべてを教えることが出来ないので、もっと知りたい人にはプリントを渡したらどうか?(プリントだけではどうしても伝わりにくいので別日、時間を設けたらどうか?とアドバイスをした。)・ステップ②の講座が終わったら終了証などの形が欲しい。など、後半の講座に向けて意欲的であった。
IMG_0077_800

7月23日福島県郡山市/講師育成講座ステップ①「布ぞうり」2日目

7月23 日(木)布ぞうり2 日目開催
指導:千田教子(パッチワーク布小物作家)
サポートSOAT:藤原、渡邊
協力:NPO法人みんぷく
布端材協賛:株式会社アクタス
参加者10名
9:00~10:00 準備作業、打ち合わせ
10:00~12:00 布ぞうり作り方説明、つま先の作り方、鼻緒付け実践
12:00~13:00 休憩
13:00~15:00 布ぞうり機を使わない方法の実演
          布ぞうり作り方実践、仕上げまで、質疑応答
内容:
最初に布ぞうりの作り方で一番難しいつま先の作り方を説明。
046_800047_800051_800
繰り返しつま先の作り方のみ実践することで覚えてもらうことが出来た。
きれいに仕上げるコツを交えながら編み込み、全員が完成することが出来た。
057_800063_800060_800070_800082_800085_800
感想:
大変だったが出来上がってうれしい。
忘れないうちに復習をして地域に持ち帰り教えたい。
最初は、仕上げられるか心配だったが出来上がったので実践に向けて準備を頑張りたい。
団地の人に作り方を教えて欲しいといわれていたので、
忘れないうちに自習して教えたい。
など、意欲にあふれる感想が聞けた。