開催日時:8月25日10:00~15:00
場 所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童37名 職員5名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
活動内容詳細:
この日は、雨が降りそうな天気の中で開催されたが、子どもたちの笑い声に誘われたように太陽が顔を出した。
雲が多かったにもかかわらず、相変わらずの暑さだった。涼しいバスから降りた子どもたちは「暑いね。」「もう喉渇いた。」「日陰だ。やったー。」などと言いながら境内まで歩いた。
本殿の近くに敷いたブルーシートに荷物をおろし、一休みしてからさいじいの前に集合した。いつものように神様へ「遊びに来たよ。」とみんなで挨拶をして探検に出発。
林の中を列をなして進んでいった。林の中には涼しい風が吹いていて、「そろそろ夏も終わるのかな。」と心地よい風を感じながら子どもたちと話をした。湿気と暑さのせいか、この日集まった子どもたちは虫を見つけても「バッタだ。」「コオロギだ。」と声に出すだけで追いかける様子は少なかった。探検の途中、畑の脇道でコオロギを沢山見つけた時には女の子数名がコオロギを捕まえようと頑張る姿が見られた。他にもカマキリを見つけたり、いろいろ虫に触れていくうちに「バッタいるかな。」「カエル探したいな。」と段々生き物探しに興味を示し、「どこにいるかな。」「探すの手伝って。」とやりたいことを見つけたようだった。
ヒノキ林に到着すると、パワーアップした木のアスレチックにみんなが集まり、ほとんど全員が何度も丸太渡りに挑戦した。木のブランコや縄登りの場所にも子どもたちが集つまり、みんなが順番にそれらを楽しんでいた。アスレチックで遊んだ後、先ほど虫探しをしたいと言っていた数人の子どもたちは、ヒノキ林の脇にある草原を歩き回り、カエルやバッタを見つけてわいわい声を上げながらみんなで走り回っていた。「凄くはやくて捕まえられない。」「今大きいカエルがいた。」と大はしゃぎで、昼休憩後の午後の活動でも同じ子どもたちで虫探しに奮闘していた。
ヒノキ林で活動している間に小雨がぱらついてきたので、社務所へ移動し昼食をとった。お昼休憩中雨が強くなったが、午後の活動の時間になるとまたお日様が戻り、子どもたちは「ラッキーだね。」と笑って話していた。
午後はヒノキ林での活動を再開し、14時から枝豆の収穫を行った。
5人ずつ畑に入り、農家さんに手伝ってもらいながら収穫した。大きな葉っぱの下には沢山の枝豆がついていて、「あんなになるんだね。」とみんなで頭を低くして葉っぱの下を覗き込んでいた。両手で茎を持ち、力を入れて根を引き抜くのだが、簡単に抜けるものやしっかり根をはっているものもあり、苦労してる子どももいた。ひとり一本ずつの作業だったが、男の子の中には「もう一本やりたい。」とやる気満々で結局3本収穫してやり切った顔で列に戻った子もいた。自分の番が終わり枝豆を抱えて戻ってきた子どもたちは、「見て、こんなにいっぱいだよ。」と自分の手で収穫した枝豆を誇らしげに見せてくれた。手伝ってくれた農家さんへ挨拶をして、この日の活動は終了。大きな袋いっぱいの枝豆をお土産に、子どもたちは帰りのバスへと出発した。