坪沼八幡神社探検ワークショップ実施
開催:10:00~15:00
開催場所:坪沼八幡神社周辺
参加者:榴岡児童館 児童31名(1年生13名、2年生10名、3年生6名、4年生2名)、職員3名
概要:坪沼八幡神社周辺で齋正弘氏指導の下、探検ワークショップ及び木を切り倒すワークショップを行った。
今年度最後のワークショップは寒い中ではあったが、2回目、3回目参加の子供もおり、みんな楽しみにしてくれていた。
まず、神社にお参りをして探検ワークショップを開始。森の中を臆することなく進んでいった。面白い植物や紅葉した葉っぱをみて「きれい!」「楽しい」等の声をあげていた。2回目、3回目の子供がいたこともあり、全体的にみんな慣れた足取りで森の中に歩を進めていた。
森を抜けて根添舘近くの急斜面の堀を下る場面では、「こっち!」「大丈夫!」等と子供たち同志が助け合う場面も見られた。堀の底を歩いて抜け、田圃のあぜ道にでて、畑の中をぐるっと歩いて帰った後はお昼ご飯。おなかがすいていたのでみんなとってもおいしそうに食べていた。
食後に宮司さんのお話を伺ったあと木を切り倒すワークショップに出発。みんなでどの木を切るか探し、見つけた木に梯子をかけてよじ登り、高い位置にロープを結びつけた。
「どこまで倒れると思う?」という齋さんの問いかけに「向こうまで!」「もっと遠く」と想像を膨らませながら答えていた。リーダー役の3年生は低学年の子供たちに注意を呼びかける姿が見られた。
「ひっぱってー」の声掛けにみんなで一斉に綱を引いたが、中々倒れなかった。
さらに力を入れて引っ張るとメキメキッと大きな音を立てて木が倒れた。
その後のこぎりや釘を使用し、木の枝を切ったり木を組んでツリーハウスの土台を組むことができた。
「何が楽しかった?」と問いかけると「全部!」というとてもうれしい答えを聞くことができた。
来年も参加したいそうだ。
月別アーカイブ: 2017年11月
11/1宮城県石巻市渡波子育て支援センター(地域コミュニティー作り・支援者支援)
11月1日「羊毛フェルトボールストラップ作り」
10:00~11:30
場所:石巻市渡波子育て支援センター
参加者:大人17名 子ども20名 職員2名
指導:SOAT/藤原久美子、佐藤晴香、
概要:
羊毛を使ってフェルトボールを作り、本物の羊の毛のふわふわ感を感じたり、フェルトボールを使って切ったり、飾りをつけたり工夫してオリジナルのストラップを作って持ち帰る。
この日を楽しみに集まった参加者が多く、限られたスペースでの作業なので、順番待ちが出るほどの人気でした。
参加の感想
「思ったより羊毛をボールにするのが大変だった。」「フェルトボールに切れ目を入れて中の層がきれいにできたので良かった。」「フェルトボールを二つに割るときにどんな模様になるかが楽しみで、わくわくした。」
子どもの声「可愛い!」「楽しかった。」「うれしい!」と、みんなが笑顔になりました。
11:30~12:30
支援者支援:
職員にも体験していただき、次の活動の参考にしていただきました。
振り返りミーティング
次回開催の打ち合わせ。
・子育て支援センター利用者と保育所年長児合わせて40名分の材料を用意。
・開催時間を2回に分ける
9:30~10:30保育所年長児、
10:30~11:30子育て支援センター利用者
当日は、8時集合予定。
10/30宮城県石巻市河南子育て支援センター・パプラ(地域コミュニティー作り・支援者支援)
10月30日
場所:石巻市河南子育て支援センター・パプラ
職員4名、ボランティア支援者3名
指導:SOAT/藤原久美子、佐藤晴香、
13:30~準備作業
14:00~15:30
「花びら巾着作り」支援者支援活動
概要:
地域のボランティア支援者や職員7名を対象に針を使わないで作る「花びら巾着つくり」ワークショップを開催しました。
同施設では、利用者登録が200名を超えている。行事の時には、ボランティアの支援が活動を支えている。
今後、「花びら巾着つくり」を同施設で実施展開をしていくために、講師育成ワークショップを実施。
参加者は、地域の子育て中のお母さんたちが参加しやすい準備方法などを模索。
工夫しながら仕上げていきました。
来年春には、「花びら巾着つくり」を予定。
10/30宮城県石巻市渡波子育て支援センター(地域コミュニティー作り・支援者支援)
10月30日
場所:石巻市渡波子育て支援センター
職員2名
指導:SOAT2名/藤原久美子、佐藤晴香、
参加者:大人11名 子ども13名
10:00~11:30
「ハロウィンワークショップ」
概要:
親子で作るハロウィンキャンデーBOX作りと変身ワークショップで、日常と違う体験をすることで親子のコミュニケーションつくりと地域のコミュニティ作り。
言葉がうまくしゃべれない未就学児も着飾ることでいつもと違う自分を体験「笑顔がいっぱい」お母さんたちも自分の子どもを着飾り、「楽しい!」「童心にかえったみたい!」など、親子で工夫しながら楽しい時間を過ごしました。
キャンデーBOX作りでは、様々なパーツを貼りつけたり、絵を描いたりで、創意工夫して大人も子供もオリジナルキャンデーBOX 作りを楽しみ、呪文を唱えてお菓子をもらいました。
10/26福島県本宮市桝形団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)
10月26日(木)
14:00~16:00 「裂き織り」
場所:桝形団地集会所
参加:5名 みんぷく郡山職員3名
本宮市社会福祉協議会1名
概要:裂き織り体験ワークショップ開催。
住民からの感想
「難しかったけど色々な色で織っていくのは楽しかった。貴重な体験ができた。」「細かい物作りは普段しないので貴重な機会だった。」「初めてだったが無言で集中してやった。思ったようには出来なかった。」「経糸(クリップ)が絡んで大変で、肩が凝って疲れた。」
「手伝ってもらい、やっとできた。不器用だがやっていくうちに容量が分かってきた。」
「不器用なのでこういうものはやらないようにしようと思っていたが、参加したら楽しかった。優しく教えてくれたので良かった。」など
16:30 振り返りミーティング
みんぷく郡山職員6名、SOAT藤原、佐藤、
・交流会は今年5月から開催していたが、地域でワイワイ盛り上がる内容がほとんどで、今回のような落ち着いて物作りは珍しい機会。ほか、通常は卓球で集まる程度。参加者がコミュニケーションを取りながらしっかり取り組んでいて良かった。
・会長さんが緯糸作り(布切り)から参加など、住民参加者が少しでも内容に深く関わっていたのは良かった。
10/26福島県郡山市日和田団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)
10月26日(木)
10:00 ~12:00「オリジナルマグカップ」
場所:日和田団地集会所
参加:5名 みんぷく郡山職員3名
指導:SOAT藤原久美子、佐藤晴香、
概要:らくやきマーカーを使ってオリジナルマグカップ作り、絵付け体験ワークショップ開催。
住民からの感想
・楽しかった。
・また何かあれば参加したい。
・違う絵柄でもう2つ3つ作りたい。
・綺麗には描けなかったけど楽しく出来た。
11:00~お茶タイム
お茶タイムでは、住民の方の最近の暮らしぶりやふるさと双葉町の話などで、交流を図りました。
振り返りミーティング
・それぞれに個性の出た作品になった。
・事前にデザインを考えてきたり、途中から参加したり、おしゃべりしたり、楽しんで参加していた。
・普段物作りはあまりせず、身体的にも少し不安のある参加者も、真剣に取り組みしっかり作り上げていて良かった。
・特に女性は物作りに熱心になる方が多いので、生きがい作りに繋がると良い。
団地の課題:
高齢者が多い小さな団地。現在16世帯の郡山で最初の復興公営住宅。
興味はあるがなかなか参加しない人、高齢・病気などのため参加できない人も居る。
10/25福島県本宮市吹上団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)
10月25日(水)
14:00 ~16:00「裂き織り体験」
場所:本宮市吹上団地集会所
参加:12名 みんぷく郡山職員3名
本宮市社会福祉協議会1名 SRC高橋さん
指導:SOAT藤原久美子、佐藤晴香、
概要:裂き織り体験ワークショップ開催。
住民からの感想
・難しかったけど楽しかった。(特に経糸張りが難しかったという声が多かった。)
・失敗したけど楽しかった。
・思ったより難しかったけど出来たので良かった。
・楽しい時間が過ごせた。
・交流員として参加したのに作るのに夢中になってしまった。
・最初はやる気は無かったけど、やってみたらあっという間に出来た。
・クリップを広げ過ぎないようにすると良いと分かった。今後自分と同じ失敗が出ないように、説明の時にこの事を言ってあげると良い。
・機織り機作りは思ったより大変だった。
16:20~17:00 振り返りミーティング
・住民男性たちが機織り機作りからやったのは画期的。
ワークショップも男性が4名参加したのは良かった。
新しい取り組みである。
・活気があり賑やかだが、それぞれに不安を抱えている。
・展示会への参加は様子を見ながら、みんぷく郡山の交流員さんから住民に声を掛けてみる。
・機織り機を持ち帰る人は予想より多かったが、自宅で作り続けられるかは不明。
出来れば住民同士で集まり制作する機会を設けたい。
10/25福島県郡山市守山駅西団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)
10月25日(水)
10:00 ~12:00「オリジナルマグカップ作り」
場所:郡山市守山駅西団地集会所
参加:13名 みんぷく郡山職員3名
郡山市社会福祉協議会1名 SRC高橋さん
指導:SOAT藤原久美子、佐藤晴香、
概要:
白地のマグカップに楽やきマーカーペンで、オリジナルマグカップに仕上げる絵付けワークショップ開催。出来上がったカップを持ち寄り、お茶会で地域交流に繋げる。
参加者は、あらかじめ用意された、型を使ったりフリーハンドで絵付けをする人もいました。
住民からの感想
「型があって良かった。」「絵柄を描くのが難しかった。」「曲面なので手が安定しないので、難しかった。」
型が少し浮くのでキワがにじむ、広い面を塗ると色ムラが目立ちやすい、などの声もありました。
「出来上がりが楽しみ。何を飲もうか?」
また、他の人の作品に対して、あの向日葵は目立って良いとか、○○さんらしい柄だとか、それぞれに個性が出ていて良い。など交流にもつながりました。
振り返りミーティング
・今年4月から入居・交流会が始まった場所。
来る人は固定化していたが、参加者はみんな楽しそうに絵付けをしていた。
・参加人数が比較的多かった事と、住民同士の交流がまだそんなに親密ではないため、描き終えてからカップが焼きあがるまでの時間を持て余す場面が見られた。
今後の課題:進行状況の想定をし、手持無沙汰の時間をなくし交流を促す工夫を考えるべき。
10/24福島県郡山市鶴見坦団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)
10月24日(火)「眼鏡ケース作り」・「裂き織りオブジェ作り」
13:30 ~15:30
場所:鶴見坦団地集会所
参加:10名 みんぷく郡山職員2名 支援者支援材料5セット
指導:千田教子(布小物作家)、サポートSOAT:藤原久美子、佐藤晴香、
概要:
布選びを楽しみ、オリジナルの眼鏡ケース作りをしました。
参加者は、たくさん用意された布の中から一枚を選び、選んだ布の柄の出し方など工夫して自分だけの眼鏡ケースづくりを楽しみました。
「布が色々な種類があって、あれもこれもと、何個も作りたくなる。」出来上がった眼鏡ケースを手に「思った以上にうまく仕上がった」「この布で良かった」「もったいなくて使えない」など、満足の声と笑顔がこぼれました。
同時開催「裂き織りオブジェ」
鶴見坦団地の住民が参加する地域の文化発表会に提出のための裂き織りオブジェを住民とSOATスタッフで作りました。
後日、にじいろぱれっと・心の復興発表会に出品予定。
参加者は、あらかじめ裂き織りしていた作品を持ち寄り、決められた90㎝×90㎝のサイズの中に、SOATの提案のようようキルトと合わせてカーテン地に配置を決めを楽しみながら縫い付けて仕上げていきました。
出来上がりに満足した様子でした。
16:00~17:00 振り返りミーティング
みんぷく郡山交流員4名・SOAT3名
交流員からの感想
・皆楽しそうに取り組んでいたし喜んでいた。
・他の団地からの参加、交流も良かった。
・裂き織りオブジェも住民が自分たちの手で形に出来て良かった。
青葉ケ丘子供会「マーブリング・モビール作り」ワークショップ
開催日:2017年10月15日(日)「マーブリング・モビール作り」
時間:10:00~12:00
場所:塩竃市青葉ケ丘集会所(宮城県塩竈市青葉ケ丘3−1)
参加者:青葉ケ丘子供会 1~6年生35名、保護者スタッフ8名
講師:SOAT 4名/藤原久美子、佐藤晴香、西村優衣子、石森ももこ
概要:マーブリング技法で染めた画用紙を使って、ペーパークラフトのモビール作りを開催しました。
まず初めにマーブリングのやり方をレクチャーします。
水と専用液でマーブル模様を作り、模様を写し取った綺麗な紙を見せると、「うわぁ、すごい」と子どもたちは目を輝かせ、早速自分たちでも模様作りに取り組みました。
好きな色の絵の具を組み合わせ、息を吹きかけたり爪楊枝でかき混ぜてそれぞれ思い思いに模様を作って、紙に写していきます。
「こんな模様が出来た!」「見て、綺麗!」「この部分、鳥みたいに見える。」など新しい模様が出来てはスタッフに報告してくれたり、友達同士で盛り上がっていました。
保護者スタッフの方々の強力なサポートのおかげで素早く乾いた画用紙を使って、後半はモビール作りに取り組みました。
色々な形の型紙を画用紙に写し、ハサミで切ってパーツを作成し、それを紐でヒンメリの土台に吊るして飾りを作ります。
子どもたちは好きな形を選び、スタッフに教わりながら、平面だけでなく組み合わせて立体にする難しい形にも積極的に挑戦していました。
重さのバランスを考えながら飾り付ける場所や個数を工夫し、最後はそれぞれに素敵なモビールが完成!
参加者からは
「マーブリングは初めてやったけど、色々な綺麗な模様が作れて面白かった。」
「工作が好きだから切ったり貼ったりして作るのが楽しかった。」
「少し難しかったけど、うまく出来て良かった。」
「作り切れなかったぶんは家に帰ってまたやりたい。」
などの感想がありました。
新しい技法に触れ、紙を切る・貼る・紐を結ぶなど基本的な技術に慣れながら自由に制作出来た事は、子どもたちにとって楽しいひとときとなったようでした。
H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト10/28成田小学校児童クラブ
H29年10月28日(土)「坪沼八幡神社探検ワークショップ」
開催:10:00~15:00
開催場所:坪沼八幡神社
参加者:成田小学校児童クラブ 児童15名(1年生:5名 2年生:2名 3年生:3名 4年生:4名 5年生1名)(男子14名、女子1名)、児童館職員4名、保護者1名
講師:齋正弘
SOATスタッフ:藤原久美子、佐藤晴香、西村優衣子、渡邊廣一(ボランティア)
概要:坪沼八幡神社内で齋正弘氏の指導の下、探検ワークショップを行った。
午前中は最初に長い階段を上って神社にお参り(神様に挨拶)を行い、神社の裏手から森の中に入り探検に出掛けた。
枝葉をかき分け、凸凹のある道を体のバランスを取りながら、「赤い実と漆の葉っぱは気を付けて!」などと声を掛け合いながら歩いて行った。
森の中、野菜畑、根添館城跡、窯跡などを順にまわった。すると、「面白い!」「これなんだろう?」と周りのいろいろな物に目新しく興味を持ち、虫や植物を観察しながらどんどん前に進む姿が多かった。
お昼は皆で囲んでお弁当を食べ、神社の宮司さんから坪沼神社やその周辺の自然についてのお話を伺った。
午後は木を切る「たおれるぞ~!」の活動を行った。
子供の代表が木の高い位置にロープを結び、上級生が木の根元をのこぎりで切り、下級生が力を合わせて掛け声とともに綱を引いた。メキメキッ、ドーン、と大きな音を立てて木が倒れ、子供たちは驚きながらもすぐに走って倒れた木の周りに集まった。
「うわぁ、大きい!」「初めて木が倒れるところを見た!」と口々に叫びながら盛り上がった。その後、のこぎりの使い方を教わりながら、木を切った。切った木をなたで半分に割ったり、はしごを作ったり、木登りしたり、綱渡りをするなど、どんどんと遊びを発展させ、子供たちはそれぞれに興味のあることに夢中になって遊んでいた。
普段は体験できない自然の中での遊びを堪能でき、体を使って一生懸命取り組んだワークショップでの達成感や新しいものに対する期待感と想像力などが、自然な笑顔とともに引き出された。
H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト10/21成田小学校児童クラブ
H29年10月21日(土)「坪沼八幡神社探検ワークショップ」
開催:10:00~15:00
開催場所:坪沼八幡神社
参加者:成田小学校児童クラブ 児童23名(1年生:9名 2年生:8名 3年生:2名 4年生:4名)、児童館職員4名
講師:齋正弘
SOATスタッフ:藤原久美子、佐藤晴香、西村優衣子、石森ももこ、渡邊廣一、
概要:坪沼八幡神社内で齋正弘氏の指導の下、探検ワークショップを行った。
午前中はあいにくの雨模様だったが、カッパと長靴を着用し、山の中の探検ワークショップを行った。神社にお参り(神様に挨拶)を行い、神社の裏手から森の中に入っていった。
雨特有のぬれた香りに「くさい」と顔をしかめる子供もいた。
雨でつるつる滑る道を一歩一歩慎重に進む。ぬれた泥の上を歩くという体験は普段なかなかすることはないが、転びながらも少しずつ子供たちは慣れていき、しっかりと歩けるようになっていった。
森を抜け、根添舘跡を見学し、田んぼのあぜ道を探検。
いろいろな野菜や、カエルなどの生き物を見つけるたびに「わー」「きゃー」と声を上げていた。
一度神楽殿に戻り昼食をとった。少し気温は低かったが、子供たちは体を目一杯動かして暑くなったのか、上着を脱いでお弁当をおいしそうに食べていた。
午後は宮司さんから坪沼についてのお話を伺ってから木を切るワークショップを行った。
雨でぬれた地面ではあったが、午前中の探検のかいあってか、午後はみんな余り転ぶことはなかった。
木にロープをかけ、掛け声とともに綱を引いた。
メキメキッという音とともに木が倒れた。
子供たちは走って木の周りに集まり観察した。その後のこぎりを使い、木を切った。
のこぎりの刃を大きく引くという使い方が最初はあまりできないようだった。
先生や齋さんに声をかけてもらい、みんな最後には上手に切れるようになっていた。
木の幹を輪切りにして「お土産」として子供たちは持ち帰っていった。雨の中だからこその体験を通し、新たな発見を得ることができたように思う。