「新田児童館inそあとの庭10・22」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト
開催日時:2016年10月22日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:新田児童館 児童38名、職員5名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、西村優衣子、小林麻衣(東北芸術工科大学4年)

仙台市新田児童館の子ども達38名がそあとの庭にやってきました。

初めにお昼を楽しく食べるためのひみつ基地作りにみんなで取り組みました。
テントにビニールシートを張り、ビニールの透明感を活かして職員の顔をなぞり書きしたり、紐をいろんなところに吊るしてみたり、こんなこともできる!と子どもたちの自由な発想が次々と飛び出ました。
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作った基地でみんなで食べるお弁当は特別感があって、より楽しく美味しく感じられますね。
他にも庭の自然を活かして、枝や木の実でモビール作り、のこぎりを使って竹切り、描いた絵をトリミングして作品作り、虫の観察など、子どもたちが自分から「これがやってみたい!」というものを見つけて、初めての事にも積極的に挑戦。真剣でキラキラした目がたくさん見られました。
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活動終了後の子どもたちからの感想
「手作りのブランコやターザンをやってみて、びっくりしたけど楽しかったです。」
「冒険に行ったらカマキリがいて嬉しかった。」
「竹馬、のこぎり切り、ぐるぐる回るブランコ、家の上登り、全部楽しかった。」
「色々なものを作れてとてもよかったです。また行きたいです。」
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効果・評価:
子どもたちは普段とは違う豊かな自然環境のなかで五感でいろいろな刺激を受け、自分からの意欲やアイディアをのびのびと引き出すことが出来ていました。
職員も子どもたちとの交流を深めるだけでなく普段見られない子どもの様子が見られ、有意義な時間となったようです。

「新田児童館inそあとの庭10・12」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト

開催日時:2016年10月12日(水) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:新田児童館 児童47名、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、佐藤晴香、西村優衣子

仙台市新田児童館の子ども達47名がそあとの庭にやってきました。
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午前の活動は竹を切り倒して「たおれるぞ~!」のドキドキの体験から始まり、その竹やビニールなどを使って、お昼を食べるための基地作りです。
齋さんに道具の使い方や竹の切り方など本格的な説明を受けて、友達と相談して「この竹は半分にしてみようか?」「紐で結んだらいいかも!」など、ある道具の中から頭と体を使って創意工夫。
分からない所やうまくいかないところは大人にヒントをもらいながら出来るだけ自分たちで取り組み、大人が発想できないようなユニークで素敵な空間が出来上がりました。
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ちょっと狭くても問題なし!お弁当をみんなで美味しく楽しくいただきました。
午後は午前の活動から発展させて、出来上がった基地でお店を開いて遊んだり、竹の橋渡りや釘打ち体験など、それぞれにやりたいことを見つけてたくさん遊びました。
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子どもたちからの声
「竹でひみつきちを作ってとても楽しかった。」
「竹を切ってすごい力がいると分かりました。」
「齋さんに釘の打ち方を教えてもらって嬉しかったです。」
「すごく楽しかったのでまた行きたい。」
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成果・効果:
普段出来ない遊びから新しい発見や経験がたくさんあったようです。
職員の方々も勉強になったと、充実した時間を過ごすことができたようでした。

「そあとの庭」年末・年始営業のご案内

2016年も多くの人のアート交流の場所として、ご来場を頂きありがとうございました。
「ArtGalleryそあとの庭」年末営業は、12月27日(火)まで、
新年は、1月5日(木)からとなります。
SOAT新春企画ご案内
1月2日(月)~1月29日(日)泉ハウジングパーク紫山センターハウスにて、「ウワバミ作品展」開催
1月8日(日)10:00~17:00 泉ハウジングパーク紫山センターハウスにて、「ウワバミライブペイント」イベント開催
1月30日(月)~2月12日(日)泉ハウジングパーク紫山センターハウスにて、「SOAT作家展」開催
紫山新春企画チラシ3作家6名プロフィールはらださん作品リスト設置用2はらださん作品リスト設置用1
新年も宜しくご支援をお願い申し上げます。

「榴岡児童館inそあとの庭10・11」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト
開催日時:2016年10月11日(火) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:榴岡児童館 児童31名、職員4名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、西村優衣子、石森ももこ

仙台市榴岡児童館の子ども達31名がそあとの庭にやってきました。
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初めはテントの周りにビニールシートを張って、ペンやテープなどで自由にデコレーションして、お昼を食べる基地作りです。
道具は仲良く共有したり、協力して飾り付けたり、ある材料を工夫しながら面白い空間が出来上がりました。
まだまだ元気な子どもたちは庭にある色々なものに興味を示し、丸太をひっくり返して観察したり、初めての木登りやのこぎりにも挑戦。
お弁当をみんなの基地で美味しく食べたあともまたすぐ外に出て、
庭の外探検や、竹の家作り?、フレームに今日の思い出をまとめたりと、それぞれの感性やアイディアを光らせながら、時間を忘れるほどに遊んでいました。
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終了後は「もっと遊びたい!」「絶対また来たい。」「いろんな事が出来てすごく楽しかった。」などの声がありました。
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効果:
職員やスタッフの大人の距離の近い協力もあり、普段は環境が無いため、または危ないからと出来ない体験に挑戦できたことは、子どもにとっても職員の方々にとっても良い体験になったようです。

「榴岡児童館inそあとの庭10・1」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館協働プロジェクト

開催日時:2016年10月1日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:榴岡児童館 児童36名、職員4名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、西村優衣子
撮影ボランティア:渡邊廣一

仙台市榴岡児童館の子ども達36名がそあとの庭にやってきました。
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テントの横幕にビニールシートを張り、ペンや紐でデコレーションして、お昼を美味しく食べるための基地作りからスタート。
最初のやり方だけ教えると、あとは子ども同士で協力したり色々なアイディアを出しながらどんどん作業が進んでいきました。
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完成した基地の中でのおひるごはん。
太陽の光に透けたみんなの絵に囲まれながら美味しくいただきました!
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午後は庭の外に探検に行き、普段は通らない道にドキドキしたり、開放感のある景色の中で「ヤッホー!!」と大声を出してみたり、ほかにもお庭で虫取り、木登り、しかけおもちゃ作り、旗作りなどそれぞれに興味のあることを探して、時間の限りたくさんの遊びに取り組んでいました。
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活動終了後、子どもたちは「楽しかった、また来たい。」「いっぱい遊んだ!」と満足げな表情。
普段とは違う場所で友達や職員との交流も深めながら、のびのびと色々な新しいものを体験・吸収でき、とても充実した時間となったようでした。
効果:
町なかで暮らす子どもたちが自然環境の中で、自然物を集中して見る。
紙と違う素材に描いてみる。
描いたものをトリミングし額装してみる。
のこぎりをで切ってみるなど、ふだん学校や児童館でできない体験をすることで
子どもの創造性と自己の成長を促す活動が出来た。

~SOAT×5幼稚園コラボレーション企画「まる・さんかく・しかくdeクリスマス」開催の報告

SOAT×幼稚園児193名によるクリスマス企画イベントが開催されディスプレイオブジェとして彩られました。
この企画は、ララガーデン長町様のご協賛を頂き、5ヶ所の幼稚園のご協力で実施されました。
概要:
丸、三角、四角の台紙にペーパークイリングのパーツを自由に組み合わせて貼り、クリスマスのオーナメントを制作する。これを地域の幼稚園児に一人一つ作ってもらい、SOATがディスプレイに仕立て、ララガーデン長町館内にクリスマスディスプレイとして展示する。
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展示期間:12月3日~12月25日
場所:ララガーデン長町とモールの連絡通路2階・3階(各階10m)
ララガーデン長町2階・モール連絡通路展示ご案内(ますみ幼稚園・尚絅学院大学附属幼稚園)
ララガーデン長町3階・モール連絡通路展示ご案内(聖愛幼稚園・八木山カトリック幼稚園・聖ルカ幼稚園)

参加幼稚園:193名
尚絅学院大学附属幼稚園:園児49名
東北生活文化大学短期大学部附属ますみ幼稚園:園児32名
仙台広瀬河畔協会聖愛幼稚園:園児36名
八木山カトリック幼稚園:園児48名
聖ルカ幼稚園:園児28名
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SOAT準備作業風景
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~アートで繋ぐ復興支援活動in釜石市~

手芸粘土教室(クレイアート)指導者養成講習会
開催日:2016年12月7日(水)
開催時間:10:00~17:00
開催場所:特定非営利活動法人 カリタス釜石(岩手県釜石市大只越町2-4-4)
参加者:岩手県内で手芸粘土教室の運営を希望する方 13名、
株式会社日清製粉グループ 2名、
㈱サーベイリサーチセンター 2名、
いわて連携復興センター 2名
主催:株式会社日清製粉グループ本社
協賛:日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部
講師:大脇達也(日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
活動趣旨:
3.11で被災した地域の復興支援活動として自ら手芸粘土教室の運営を希望する団体に対し、指導員(インストラクター)を養成する研修。
仮設住宅が撤去されておらず、十分な遊びの場や機会のない地域の児童に対し、遊びの機会を提供する。または仮設住宅及び災害公営住宅等の居住者に対し、手芸粘土活動により、地域コミュニティ活動への参加への「きっかけ」を提供する。
仮設住宅でのコミュニティ活動に停滞が生じている地域、災害公営住宅においてコミュニティ再編や形成を必要としている地域の自治会や地元支援団体に対し、手芸粘土教室開催・運営という活動機会を提供する。これにより被災地の「心の復興」の一助とする。
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活動内容:
10:00~11:45
手芸粘土の取扱い方(講師:日清アソシエイツ(株)商品販売事業部 大脇達也)
粘土や道具の基本的な扱い方を教わりながら、練習として粘土を丸める、つぶす、などの動作を使ってマカロンやアイスクリームなど4種類の作品を作りました。樹脂粘土は初めてという方も使ったことがある方も、メモをしながら一つ一つ丁寧に習い、特徴をつかみながら粘土に親しんでいました。
13:00~13:30
粘土教室の事例の紹介(講演:特定非営利活動法人おはなしころりん)
実際に活動の中で樹脂粘土を取り入れている団体から、スライドを見ながら事例紹介をしていただきました。
絵本の読み聞かせの後に本の内容からイメージを膨らませて粘土で創作するという事例や、どのような効果があるか、また自分たちが活動にかける想いなど具体的なお話を聞き、参加者は自分たちが地域で教室を開催する側としてとても参考になったようでした。
13:30~16:45
手芸粘土による造形遊び(講師:SOAT藤原久美子、佐藤晴香)
応用練習でバラとカーネーションの作り方に挑戦した後、実践例としてアートクロック(時計)作りを行いました。
既存の時計やボードを利用して土台を作るところから始め、樹脂粘土で好きなパーツを作り文字盤を飾っていきます。
同時に各団体の活動内容に合わせて、素材選びや導入の仕方など教室開催にあたり具体的な相談も行いました。
団体同士の交流で情報を共有するなど、創作のバリエーションの幅を広げるだけでなく、今後の活動を更に充実させるための色々なヒントを得ることが出来ていたようです。
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参加者からの感想
・とても丁寧に教えてもらえて良かった。
・応用や実践例もあり参考になった。
・独学では分からない事がたくさん学べて勉強になった。
・他の団体との交流もあり、楽しく参加出来た。
・もっとうまく作れるように教室開催まで練習したい。
・子どもたちが楽しく活動できるようにこれから頑張っていきたい。
などの感想をいただき、中身の濃い充実した時間となったようでした。
樹脂粘土での創作活動を通して、それぞれの地域でたくさんの笑顔が広がると嬉しいですね。

榴岡児童館訪問「砂場ワークショップ」9・26開催の報告!

開催日時:2016年9月26日(月) 10:00~16:00
開催場所:仙台市榴岡児童館、仙台市立榴岡小学校
参加者:未就学児親子7組、榴岡小学校特別支援学級児童7名・職員2名、榴岡小学校児童25名、職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ:藤原久美子、佐藤晴香
午前の活動:榴岡児童館/砂場
雨がポツポツと降っていたのでまずは作業着となるカッパ作りからスタート。
ビニールシートを切ってテープで繋げたり紐で結んで、未就学児とお母さんが協力しながら雨に負けない服を仕立てました。
カッパを着たら、さぁ、「砂場の底を見てみるぞ!」「砂場の中の砂を全部外に出すぞ!」とひたすら砂を掘り出していきます。こうして砂の入れ替えをすると、全体がほぐされてふかふかとした砂になる効果もあるのだそう。
榴岡小学校の特別支援学級の子どもたちも協力してくれて、深い穴がいくつも出来、最後は水を入れて池や川にして遊びました。
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午後の活動:榴岡小学校校庭砂場
小学校児童と「自分の背丈に砂を積み上げる」を目標に砂場の底を見るべくみんなで協力して掘っていきます。
最初は数名だった参加者はどんどん増えていき、教員も巻き込みながらの大穴掘り大会。
「底ってどうなっているんだろう?」「あれ、下の方は砂の色が違う!」「水で固めるとお団子が出来るよ」「ここ掘るからそっちお願い!」など、
ただ掘るだけの単純作業ですがそれぞれに興味を持ったり、発見したり、友達と協力したりと、夢中で取り組んでいました。
子どもたちは「楽しかった~!」「いっぱい掘って疲れたけど面白かった。」と満足げな笑顔で活動を終了しました。
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効果:
ふだん学校や児童館で禁じられている行動、普通できないことをひたすらすることで子どものストレス解消と新たな発見!
未就学児から大人までのコミュニケーションつくりと創意工夫の育成につながる活動をすることが出来ました。
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~アートで繋ぐ復興支援活動in郡山~

手芸粘土教室(クレイアート)指導者養成講習会
開催日:2016年11月10日(木)
開催時間:10:00~17:00
開催場所:県営復興公営住宅 東原団地1号棟敷地内 集会所(郡山市喜久田町遠北原7-107)
参加者:福島県内で手芸粘土教室の運営を希望する方 11名、
株式会社日清製粉グループ 2名、
㈱サーベイリサーチセンター 2名
主催:株式会社日清製粉グループ本社
協賛:日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部
講師:大脇達也(日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
活動趣旨:
3.11で被災した地域の復興支援活動として自ら手芸粘土教室の運営を希望する団体に対し、指導員(インストラクター)を養成する研修。仮設住宅が撤去されておらず、十分な遊びの場や機会のない地域の児童に対し、遊びの機会を提供する。または仮設住宅及び災害公営住宅等の居住者に対し、手芸粘土活動により、地域コミュニティ活動への参加への「きっかけ」を提供する。
仮設住宅でのコミュニティ活動に停滞が生じている地域、災害公営住宅においてコミュニティ再編や形成を必要としている地域の自治会や地元支援団体に対し、手芸粘土教室開催・運営という活動機会を提供する。これにより被災地の「心の復興」の一助とする。
活動内容:
10:00~11:45 手芸粘土の取扱い方(講師:日清アソシエイツ(株)商品販売事業部 大脇達也)
粘土の基本的な取り扱い方と、実践練習としてマカロン、アイスクリーム、ねじねじスティックの作り方を教わりました。
ポイントを押さえながら粘土を丸める、つぶす、ねじるなど基本のいくつかの工程で作品を作り、覚えたものは何個も作りながら感覚でコツを掴んでいました。
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13:00~16:45
手芸粘土による造形遊び(講師:SOAT藤原久美子、佐藤晴香)
応用編として花(バラ、カーネーション)の作り方のほか、各自の要望に合わせてバリエーションの幅を広げる活動を行いました。各団体ごとに置かれている状況は異なるため、実際に教室を開く体制もそれぞれです。
「この容器はどう使おう?」「お年寄りが気軽に作るとしたら?」など個別に相談しながら色々なアレンジに取り組み、各自持ち寄った土台を活かして個性豊かな作品を作り上げていました。
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参加者からは
・いろいろな作り方がわかって楽しかった。
・花の作り方を学んだが、第二弾教室としてステップアップしたスイーツの作り方を学びたい。
・これまで自己流でやっていたがうまくいかず諦めていた。この講習でコツを知れば美味しそうなマカロンができた。楽しくできて良かった。ぜひ、担当している住民たちともやってみたい。
・ネイルアートありがとうございました。楽しい講習会だった。
・とても分かりやすく、楽しく学ぶことができた。実際に教室を開くまでに、もう少し自主練をしておきたい。
・楽しくおしゃべりをしながら、作品を作れた。自身で講習を実施する際も、今日のような雰囲気をつくりたい。子供向け・大人向けを練習したい。
・楽しくあっという間に時間が過ぎた。人に教えることは大変難しいと思うが、少しでも町民の支えになりたいので頑張って実施したい。

などの感想をいただきました。
基本から応用まで樹脂粘土の幅広い使い方が分かっただけでなく、実際に教室を開くイメージを持ちながら参加することが出来たようでした。
それぞれのコミュニティで笑顔溢れる活動が開催できるといいですね。

「ペーパークイリング・クリスマスカードを作ろう!」

開催日:2016年12月3日(土)、4日(日)
開催場所:ララガーデン長町 1階 ひかりの広場
開催時間:11:00~17:00 各日限定50名
対象者:子どもから大人まで
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATサポーター:西村優衣子、千葉彩香
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クイリング(ペーパーフィリグリー、コイリング)は、細長い紙をくるくると棒に巻きつけて渦巻状のパーツを作り、それらを組み合わせて色々な形に仕上げていくペーパークラフト。
15~16世紀頃にフランスやイタリアの教会の修道女が身の回りの品を美しく飾るための手仕事として始まり、上流階級や貴族の間の趣味としても親しまれたと言われる、歴史ある伝統的な工芸です。
今回はこの技法を使ってクリスマスカード作りを行いました。

初めに基本となる丸の作り方を覚え、そのパーツを手で変形させたりいくつも並べるなど好きな形を自由に組み合わせて好みの絵柄を作っていきます。
最初はうまく棒を回せなかったお子さんも何個か作るうちに上手にパーツが作れるようになり、子どもだけでなく一緒に参加していたお父さんお母さんもいつの間にか夢中になって取り組んでいました。
見本を真似するだけでなく独自のアイディアも取り入れ、いろいろな色と形の素敵なクリスマスカードが出来上がりました。
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「全部が紙だなんてすごい!」
「楽しかった。家でもやってみたいです。」
「家に飾りたい。サンタさんから見えるかな?」
「今までクリスマスカードは買っていたけど、今年はこの手作りカードを使いたいと思います。」
など、参加者からは制作を楽しむ声やクリスマスを心待ちにする声などが聴けました。
その場でカードを交換し合う親子や、お世話になっている人にプレゼントするという人も。
作品が楽しいクリスマス気分を盛り上げてくれるといいですね!
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~アートで繋ぐ 復興活動in久留米~「久留米市美術館開館記念事業」終了の報告!

「久留米市美術館開館記念事業」開催にあたり
東日本大震災は、死者・行方不明者2000人に加えて福島原発放射能被害・風評被害など、5年が過ぎた現在も帰宅することのできない人たちが全国に避難してます。アートで繋ぐSOATの 復興活動は、風化されつつある被災地の現状をアートワークショップ開催を通して伝え、再発防止の参考にしていただきたいと思っております。久留米市でアートワークショップイベント開催することで、被災地のみなさんの復興に繋げ、アートの力が人々の心を癒して元気にし、子どもの育成と地域社会に貢献する活動をしております。

久留米市美術館開館記念アートフェスティバル開催
開催 2016年11月19日(土)・20日(日)
時間 10:00~16:00
場所 久留米石橋文化センター・憩いの森
主催 公益財団法人久留米文化振興会、久留米市
後援 久留米市教育委員会、一般財団法人久留米市保育協会、久留米市私立幼稚園協会

平成28年11月19日(土)西日本新聞(夕刊) (1)平成28年11月20日(日)西日本新聞(朝刊・筑後)IMG_4399
~久留米あみがすりオブジェについて~
久留米市の通商産業大臣指定伝統工芸品であり重要無形文化財でもある「久留米絣」をイメージした、参加者とSOATの共同制作ワークショップです。参加者にはデザイン画を見ながらネットの目に和紙を貼り付けて模様を作っていただき、鋳物鉄粉を接着し、模様を鉄の作品に仕上げます。地域の方々と共に、大切に受け継がれてきた伝統文化と、福岡の近代産業を支えた鉄の要素を組み合わせたアート表現を通して、「ひと」「もの」「まち」を繋ぎます。デザイン:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
久留米・あみがすりオブジェワークショップ ~鉄の作品にしちゃおう!~
あみがすりオブジェ制作ワークショップは、8月に久留米石橋文化センターで開催された6mの土木用ネットに久留米絣の模様を襖紙で張り込み作られた土台を鉄化してオブジェに仕上げていく一般参加型共同制作ワークショップです。
参加者:30組/親子70名(対象者小学生以上)
講師:すがわらじゅんいち(作家)
サポート:佐藤晴香(SOAT)、久留米大学生6名
参加者は作業用メガネと手袋、マスクを装備して、定着剤スプレーを作品に吹き付け、上から鉄粉を撒く作業を行いました。
サポーターとして参加の久留米大学生も作り方を覚え、丁寧に説明しながら参加者と一緒に作品を作り上げていきます。
鋳物鉄粉やスプレーなど初めての作業に「出来るかな…?」と心配していた小さなお子さんも、コツを覚えると「もっとやりたい!」と夢中になり、真剣な表情で取り組んでいました。

参加者からの感想
「初めてやったけど面白かった。」「8月に参加して、今回も楽しみにしてきました。」
「鉄がこんな風に使えるなんて驚きです。普段出来ない体験が出来て良かったです。」
「8月の模様作りから完成まで参加できて、自分がこの部分をやったんだよ、という作品が飾られて嬉しい。」「満足度1000%!」
サポート学生からの感想
「鉄の作品は初めてで、こんな使い方が出来るんだと勉強になった。」
「自分達も楽しかったし、貴重な体験が出来た。」
等の声がありました。
IMG_4200IMG_4162IMG_4319IMG_4301IMG_4394IMG_4393福島民友2016年11月16日掲載福島民友2016年11月21日掲載
~だるまワークショップ~
3・11東日本大震災の復興を願って企画された~福興だるま~に熊本震災復興と久留米市民の願いを込めた絵やメッセージを絵付けする創作だるま作り。どんなに転んでも起き上がる「七転び八起」の縁起物として親しまれ、「福興し(復起こし)」=「復興」への希望が込められている。今なお厳しい状況下のなか前を向いて進もうとする被災地。それを応援する自分たちが元気に笑顔で過ごせるように福岡県八女市の伝統工芸である八女手すき和紙に参加者が願いを書き巨大だるまに貼り付けて仕上げていく福興しだるま共同制作ワークショップです。
会場には、500名ほどの見学者と250名のご参加を頂きました。
巨大だるまの絵付け実演:橋本彰一(デコ屋敷大黒屋本家二十一代目当主)
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SOAT作家のグッズ販売
久留米市美術館の新たな試みの一つとして、アートマーケットブースが特設され東北の造形作家を紹介して頂きました。
造形作家の手づくり作品は、2日間で108点のお買い上げを頂き、久留米市美術館を訪れた方々に東北の造形作家を知って頂くきっかけとなりました。
参加者
数本奈智子(造形作家)、後藤洋一(ガラス作家)、千田教子(パッチワーク・布小物作家)、はまちひろ(版画・造形作家)、はらだかおる(イラストレーター)uwabamiウワバミ、他、
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