開催期間:12月18日(金)~24日(木)
会場:仙台空港ターミナルビル・1階センタープラザ
(オブジェ展示期間18日~25日)
開催時間:10:00~16:00(19日のみ10:00~18:00)
参加人数:約300名
SOATスタッフ:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子、上戸ゆき
~SOAT・伝統の文化をアートで繋ぐ ~
空の玄関口である仙台空港には、国内外から多種多様の利用があります。季節のイベントであるクリスマスを通して日本や東北の伝統文化をアートワークショップを通して体験して頂く事でより深く知って頂き、良き思い出のお土産と共に、再び仙台に来ていただくきっかけとなるイベントのご提案です。(SOAT・藤原)
オブジェについて/デザイン佐藤晴香(SOAT・プロジェクトリーダー)
「知恵の樹」としてクリスマスの象徴でもあるクリスマスツリー(もみの木)をイメージしたデザインのオブジェです。
折り紙ワークショップと連動させ、国内外から集まるたくさんのワークショップ参加者が気持ちを込めて折った折り紙をツリーオブジェに飾っていくことで「みんなで作るクリスマスツリー」となります。参加者だけでなく鑑賞者も楽しい気持ちになったり、新しい発見をしたり、コミュニケーションのきっかけになるなど有意義なひとときを提供する仙台空港様の「人々を繋ぐ」シンボルオブジェとなります。
制作風景
開催の様子
会場には、これから旅行に出掛ける家族や、韓国人家族旅行者、身内を迎えに来た親子、研修旅行の学生の団体、近所に住み現在使用できない公園の代わりに遊びに来たおじいちゃんとお孫さん、イベントの為に来たという親子など、様々な目的で空港を利用する多くの方々にお越しいただきました。
折り方はクリスマスモチーフから動物、お花、車など色々な種類のものを用意し、参加者は好きな色で好きな形を折って、ツリーオブジェに貼って飾り付けをします。
外国人の参加者に言葉は分かりませんでしたが、一緒に折って見せたりジェスチャーを交えながら、折り紙を通して楽しく交流することが出来ました。
難しい折り方に挑戦したお子さんもスタッフの説明をよく見て聞きながら、「端と端を合わせる」「手でアイロンをしてしっかり折る」など一つ一つの動作を丁寧に一生懸命折っていました。
仙台空港従業員の中には、「だんだん出来上がってきたね。」「実は自分も趣味で折り紙を折っていて…。」など休憩時間に声掛けを頂き、新しい交流が生まれました。
一週間かけてたくさんの参加者によって約1000個もの折り紙が飾り付けられたオブジェは、見事立派なクリスマスツリーになり、25日のクリスマスまで会場を華やかに盛り上げていました。
参加者・来場者の感想
「楽しかった。もっと折りたい!」
「折り紙を久しぶりに折った。昔はよく折っていて、懐かしい気分になりました。」
「簡単そうに見えて意外と難しい!でも出来上がって良かった。」
「みんなのツリーの一つになれて嬉しい。」
「子どもが折り紙が好きで、今日新しい折り方を覚えられて良かった。家でも折ってみたいと思います。」
「子どもでも折れるものがあり、大人も楽しめて、家族みんなで作れて良かった。」
協力・協賛:仙台空港ターミナルビル、(株)仙台放送エンタープライズ
企画・運営:NPO法人東北の造形作家を支援する会