開催日:2015年10月31日(土)~11月3日(火・祝)/4日間
開催場所:ララガーデン長町 5階・ララクラブルーム
開催時間:11:00~16:00
参加者:述べ600名
ワークショップスタッフ:4名
佐藤晴香(SOAT)西村優衣子)、上戸ゆき、千葉彩香
準備作業・会場設営10月30日スタッフ:5名
藤原久美子、佐藤晴香、小川牧、石田孝徳、勝又、
「Lala♪おもしろ動物園~絵の中で動物とあそぼう!~」
デザイン:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
自分の描いた絵が映像の中を動きまわる紙アプリ体験で、今回は動物園をテーマに、動物の絵を描いて映像の草原の中をピョンピョンと飛び跳ねさせて遊びました。会場入り口、パンダさんのオブジェがお出迎えでは、子どもだけでなく大人からも大人気でした。
参加者は、専用の用紙に好きな動物や動かしたい絵を自由に描きます。
親子での参加者が多く「わぁ、すごい上手!」「出来た、見て見て!」などコミュニケーションを取りながら、カラフルな空想の生き物を描いたり、飾ってある動物の絵をよく見ながら忠実に描いたりとお絵かきを楽しんでいました。
描き終わったら、鳥の鳴き声が聞こえる草原の映像が映し出された「ララ・おもしろ動物園」のエリアへ移動。
専用スキャナーで読み取った自分の絵が映像の中に現れピョンピョン跳ねると「出てきた!」「面白い!」と目を輝かせ、絵の動きに合わせて追いかけてみたり、映った自分の影で遊んだり、写真を撮るなどしてそれぞれに楽しい時間を過ごしました。
【参加者からの声】
「前も来て面白かったので楽しみにしてまた来ました。好きに描いて自由に遊べるところが良い。」「面白い技術ですね。昔の遊びとは違うんだなぁと思いました。」「描いたり追いかけたり、たくさん遊べて楽しかった。」などの感想をいただきました。
「からくり動物カードを作ろう!」
講師:佐山武久(表具師) 佐山格(表具師)
日本伝統の表具の技術を使い、開く方向によって中の絵柄が変わる不思議なカード作りを行いました。
作り方
切り込みが入った紙を台紙に挟んで、ハサミとのりを使って紙を切り貼りして組んでいきます。
表具は掛け軸や屏風、襖などを仕立てる仕事で、職人が精巧で洗練された技と経験を持って日本の美術品を支える伝統技術です。
このカードも一見簡単そうなシンプルな作りですが、綺麗に開くようにするには出来るだけ正確な作業が必要になります。
未就学児のお子さんもスタッフの説明を聞き、大人の助けを借りながら、道具を丁寧に扱い真剣に取り組んでいました。
カードの中には自分で好きな絵を描いたり、動物のスタンプを押して2種類の絵柄を作成して、仕上げには表紙に綺麗な模様の襖紙を貼りました。
完成して開くたびにキリンがゾウになったり、ネコがクマになったりと違う絵柄が現れると「出来た!」という達成感の声や「えぇ、なんで?不思議!」という驚きの声が聞こえ、何度もパタパタとカードを開いて楽しく遊ぶ様子が見られました。
【参加者からの声】
「少し難しかったけど出来て良かった。面白かった。」「スタンプを押すのが楽しかった。可愛く出来た。」「みんなに見せてびっくりさせたい。」
「作ってもしくみが不思議。すごい!」等の感想をいただきました。
日本の伝統文化を身近に感じるひとときに繋がってくれれば幸いです。
同会場では大きな画用紙にペンやクレヨンで自由に動物の絵を描き込んだり折り紙を折って貼るコーナーもあり、子ども達は自分よりも大きなサイズの紙に向かってのびのびとお絵かきを楽しむ様子も見られました。