ArtGalleryそあとの庭「尾崎博子個展」終了の報告!

9月17日(木)~10月6日(火)に開催されました尾崎博子個展「All Love愛と調和癒しの光」は9月12日(土)河北新報夕刊イベント情報に掲載頂き、
会期中は200名ほどのご高覧を賜り好評のうちに終了致しましたので
ご報告いたします。
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尾崎さんの水彩画の世界は、流れるような曲線のパワフルな抽象画や、ほっとするようなハワイの風景画や天使の絵などが45作品展示されました。
期間中、作家がほぼ毎日在廊して絵の解説と共に楽しめる展示でした。
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中野小学校運動会にて第一回モザイク作品お披露目の報告

10月の活動報告書
10月1日(木)モザイク作品の制作を完了いたし中野小学校にお届けいたしました。
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10月3日(土)中野小学校運動会にて、第一回モザイク作品お披露目
場所:中野小学校
参加児童:41名・地域住民・来賓など300名ほどの参加
来賓として参加:(公財)石橋財団:西嶋大二、SOAT:藤原久美子、森敏美

この日、142年の歴史を持つ中野小学校最後の運動会が開催されました。
開会式の場で、三塚校長先生よりこの度のSOAT・中野小学校協働モザイクモニュメント制作に至る経緯などの紹介を頂きました。
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運動会では、モザイクワークショップで顔なじみの児童が凛々しくみえました。
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今後、モザイク作品は、H28年3月中野小学校閉校式までの期間に様々な形で地域の皆様やご来場の関係者にお披露目されます。
最終設置場所は、H28年8月完成予定の中野小学校跡地公園内に設置予定です。
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以上、

9月「染めの世界」終了の報告!

開催日:2015年9月13日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人7名
講師:遠藤 満里子(染色・フェルト作家)
SOATスタッフ(4名):藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)

染色のプロフェッショナル・遠藤満里子さんに教わり、絞り染めの技法を使った染色体験ワークショップを行いました。
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午前は図案デザインと絞りの作業。
まずは大判ストールサイズの布を広げ、丸や太線の型紙を当ててイメージを膨らませながらデザインを決めます。
大柄の大胆なものや、画像を見ながら細かい模様を描いたものなど、さっそく個性が表れていました。
その後は付けた印に沿って糸でちくちく縫って絞っていきます。
すべて縫い絞るのは結構大変な作業なのですが、分からないところや難しいところは遠藤先生に聞きながら、また、参加者同士お話に花を咲かせたりしながら、みなさん真剣に取り組んでいました。

お昼はバイキングで一休み。
秋らしい栗ご飯や温かいスープにほっこり癒されました。
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午後は絞りの作業が終わった人からいよいよ染色作業に挑戦。
黄色、青色、鼠色の染料が入った大鍋の中に、各自好きな色を選んで浸けていきます。
浸ける時間や回数、場所によって染まり方が異なることを教わり、頭の中で出来上がりのイメージを考えながら、部分的に浸けてみたり違う色を重ねてみたりと、それぞれに工夫して染めていました。
浸けて液から出した直後の布の色が、時間を置くと染料が酸化して変化していく様子には「だんだん色が変わってきた!不思議!」と驚きです。
水洗いのあと糸をほどいて広げた布には・・・
「おぉ~、すごい!」「こんな風になるなんて想像してなかった。」と自分でびっくりするほど、どの布にも本当に素敵な世界が広がっていました。
途中雨が降ってきてしまい少し大変でしたが、本格的な染色体験と出来上がった作品にみなさん笑顔で、今回のワークショップは終了しました。
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参加者からの感想
「できるかどうか不安でしたが、なんとか形になり嬉しかったです。他の参加者の作品がすばらしかったです。」
「染液も素材(布)もふんだんにあって楽しむことができました。」
「想像以上の出来で良かった。家での使い道を楽しく考え中です。」
「ステキな先生、スタッフさん、参加者さん達と共に良い時間が過ごせました。」
「やさしくご指導して下さり感謝。ランチも美味でした。」

8月「夏の思い出作りワークショップ」終了の報告!

開催日:2015年8月23日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人7名、子ども8名  計15名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 5名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)、上戸ゆき(作家)

この日は朝から雨模様。
探検に行くための準備として、「カッパ」作りから始まりました。
大きなビニール袋を切って着るシンプルなものですが、体のサイズに合わせて穴を開けたり、テープや紐で飾りを付けてアレンジしたり、大人も子どもも創意工夫しながら熱中して取り組んでいました。
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出来上がったマイ・カッパをまとって、いざ探検へ!
・・・と思ったら丁度晴れてきてしまったのですが、そのまま庭をぐるりと歩いて周り、木の下で幹を叩いて雫をバラバラと落とし「雨だ!」とカッパで雨に当たる体験をしたり、虫やきのこなどを発見したりと、雨上がりの空気感を楽しみました。
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お昼ごはんはバイキングで、スープの肉団子は皆で順番に鍋にタネを絞り入れて作りました。
ごはんやサラダ、自分たちも作ったスープなど「全部美味しい!」と、おかわりも進むランチタイムで一休み。
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午後は竹を使った創作活動。
大きな竹を切り倒し「たおれるぞ~!」の体験をして、協力して庭の中心に運び、竹をのこぎりで切ったり鉈で割ったりしていきます。
子ども達は初めての体験でも道具の使い方を教わりながら積極的にチャレンジして、最初はぎこちなかった手つきも段々と上手に道具を扱えるようになっていました。
小さな家作りでは、雨が降っても大丈夫なようにビニールを巻いて葉っぱの屋根を葺き、「出入り口はどこにどうやって作ろう?」「こんなふうにしてみたらどうかな?」とみんなで相談・協力しながら、立派な造形物が完成。
ほかにも竹のコップ作り、切った竹を耳に当てて音を聞く、竹を叩いて鳴らしてみる、器用なお父さんが箸を作るなど、竹から出来る様々な遊びを満喫していました。
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大人も子どもも一緒になって、考える、手を動かす、感じる、コミュニケーションする、形にする、といった活動がそれぞれ一生懸命に、かつマイペースに良い雰囲気で出来ている様子が見られ、「ワークショップ」の基本的なところをしっかりと体験できていたように思います。

参加者からの感想
・雨でしたが、雨も楽しめてよかったです。
・とても楽しかったです。
・初めて参加させていただきました。子どもだけでなく大人も楽しかったです。
・雨で残念でしたが、カッパを作って庭を探索する活動も良かった。
バッタ、カエル、カナヘビなど虫をたくさん見つけられ子どもたちも大喜びだった。
ランチが美味しく肉団子作りも良かった。