「マーブリングあそび!」
開催日時:2月25日(水)15:30~17:00
開催場所:藤倉児童館 室内
参加者:16名
参加スタッフ:2名
講師:佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
藤原久美子(SOAT)
趣旨:
マーブリングの技法を体験し、知識や表現の幅を広げる。
偶発的な色や模様が出来ることを楽しみ、絵を描くこととはまた違った創作の良さを知る。
作った紙を使用して別な形に作り変えることで、あるものを利用して新しいものを生み出す喜びや発想力に繋げる。
【内容・感想】
マーブリングが初めてという参加者も多く、最初に講師がお手本を実演。
「おぉ~」と出来上がりに目を輝かせ、すぐに自分もやってみよう!と制作が始まりました。
「全部の色を使ってみたい!」「この色はどんな風に見えるかな?」と実験のようにワクワクと行っていたのが印象的でした。
「きれいだね」「この模様、宇宙みたいだ」など、みんなの作った模様を見ながらそれぞれ自由な感想が飛び出ます。
染めた紙を使って、ペーパーバッグやオーナメントなどの小物作りも楽しみました。
絵を描く事とはまた違った、なかなか思った通りにはいかない技法。
自分のソウゾウ(想像・創造)を越えた表現を、大人も子どもも楽しむことが出来ていたようです。
月別アーカイブ: 2015年2月
2015年2月「おひなさまをつくろう」終了の報告!
開催日:2月22日(日)
時間:11:00~12:30 13:30~15:00
場所:そあとの庭
参加者:8名 子ども~大人まで
講師:数本奈智子(アーティスト・SOAT)
サポート:佐藤晴香(SOAT)
現在そあとの庭2Fギャラリーで展示を行っている数本奈智子さんの指導のもと、「おひなさま」作りが開催されました。
たくさんの種類がある綺麗な和紙の中から好きなものを選び組み合わせ、お内裏様とお雛様を作っていきます。
「この柄、素敵!」「この和紙にはこの色が合うかな?」と本物の着物を選んでいるように組み合わせに迷い、楽しみながら、着物をコーディネート。
道具の使い方のポイントも丁寧に教えてもらいながら、みなさん集中して制作に取り組んでいました。
水引の髪飾りやフレームの装飾ではそれぞれ自分なりのアレンジを楽しみ、世界に一つのオリジナルおひなさまが完成です。
「市販のものでなく自分で作ったものというのが嬉しい。愛着が沸く。」
「難しい所も丁寧に教えてもらったので出来た。飾り付けが上手く出来た。」
「さっそく家に飾りたい!」
と参加した皆さんも作品の出来に満足。
季節の古き良き日本文化をこれからも大切にしていきたいですね。
【アンケートより】
おひなさまをつくろう!ワークショップに参加してみてのご感想
・とても楽しく参加できました!さっそく飾りたいと思います。
・難しいなと思ったけど、やさしく教えてくれて上手に出来ました。とくに飾りをつけるところが上手に出来ました。またやりたいです。
・ひなまつりを前に娘と素敵な“ひなかざり”を作ることができていい思い出
ができました。
・楽しく作ることができました。難しいところがあったけど、自分だけのおひなさまが
できてよかったです。家に飾ります!
・色使いを選ぶことが難しくもあり、楽しかったです。ちょっとした工夫がまた考えることにより頭のなかで想像力が膨らみ、脳の活性化にもなったような気が・・・!
・はじめて手作りで「ひな人形」を作りました!柄あわせがとても楽しかったです。
きものやさんで帯を組み合わせるのと似た楽しみがありました。小さな工夫次第で
こうした楽しみがあることをとても学びました!
SOAT・児童館協働プロジェクト第38回活動の報告!
「フェルトネックレス作り!」
開催日時:平成27年2月21日(土)10:00~11:30
開催場所:仙台市幸町児童館 室内
参加児童数:30名
参加スタッフ:3名
講師:遠藤 満里子 (フェルト作家)
藤原久美子(SOAT)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
趣旨:羊毛のフェルト化を体験し、普段身に着けている衣類(セーターなど)の製作過程を知り
興味を持ってもらうきっかけにする。素材の一つとして羊毛の特徴、制作方法を知り、表現の幅を広げる。
豊富な色から好きな色を選んで組み合わせることや、作ったものを生活で使用し日常に彩を添えることを楽しむ。
内容詳細:
遠藤講師よりフェルトの由来は、「モンゴルの遊牧民族が寒さをしのぐために羊の毛に馬の尿をかけて足で踏みつけて敷物にしたのが始まり」という話にえぇ~と驚きからスタートしました。
色鮮やかなふわふわの羊毛の中から好きな色の羊毛を選んで指に巻き洗剤をかけて、指のはらを使い手でコロコロ擦ることで羊毛が、一つの輪になって行くフェルト化していく面白さを体験した。子どもたちは、器用に輪を作り上げ「1人3つ作ったら、紐で繋げてオリジナルのネックレスに」という予定ではもの足りず5個以上作った子供もいました。
出来上がったネックレスを身に着けて満足の笑顔で、今年度の最終回を終えました。
2月21日参加児童アンケートより
Ⅰ どれがよかった?(○を付ける)
1 ダンボールトンネルあそび! 7名
2 英語であそぼう! 6名
3 モザイク壁画をつくろう! 12名
4 たまごモザイク! 10名
5 あんどんをつくろう! 8名
6 粘土マグネット作り! 5名
7 英語であそぼう!クリスマス 9名
8 ぐるりんミニツリー作り! 9名
9 傘に絵を描いてみよう! 11名
10 フェルトネックレス作り! 25名
Ⅱむずかしかった?(○をつける)
・かんたん 14名
・ふつう 5名
・むずかしい 4名
Ⅲまた 参加したい?
・参加したい 23名
・ちょっと参加したい 2名
・あまり参加したくない 0名
・参加したくない 0名
「SOAT・中野小学校協働プロジェクト」活動の報告!
【中野小学校からSOATへの依頼までの経緯】
仙台市の小中学校では復興プロジェクトを実施しています。
その復興プロジェクトは、学校ごとできることから内容を決めて各校独自に取り組むことになっています。中野小学校では「蒲生再生のために自分たちにできることはないか」を代表委員会で話し合った結果、テーマを「蒲生干潟に自然を取り戻すための看板を作る」に決定。
●蒲生に立てる看板の言葉
「未来に残そう蒲生の自然(帰るとき少しでもごみをひろってください)」に決定。
●原画の募集には27人の応募があり、全校児童と職員が投票を行い4人の絵が選ばれその絵を基にしてこれから原画を描くことになりました。
●子ども達の思いから始まったプロジェクトなので、子どもたちの思いを大切にこれからも取り組んでいきたいと考えています。
【活動の報告】
1月29日(木)第1回打ち合わせ 15:30~17:00
・現在の小学5・6年生が中心となり思い出の蒲生干潟の風景を残したい。
・看板のようなものを想像しているが、どのように形にして残すのが良いかを検討中。
・製作をSOATに協力して欲しい。
・H27年3月で卒業予定の6学年生17名が在学中にデザインなどを完成させたい。
H27年2月5日(木)第2回活動 15:30~16:00
・SOATは、これまでの経緯を基に子どもたちの思いが出来るだけ長く多くの人に見て頂けるよう「ひかりフォトによる看板制作」と「モザイクタイルアートによる看板制作」2つの企画の提案。
・参加児童が「モザイクタイルアート制作」に決定した。
・3月卒業式までの作業は、下図の完成と素焼きのタイルに6年生が絵付けをして、本焼き迄を完成させる。
・H27年度の活動は、新6年生が引き継ぎ中心となり全校児童で「モザイクタイルアート」を完成させることにする。
・時間内での作業は、あらかじめ選出された4点の作品を基に120cm×90cmの画用紙に原画の下図を制作。
途中で時間となり続きは、次回開催予定日までに児童たちで進める事とした。
H27年2月18日(水)第3回活動 13:30~15:45
「タイルアートワークショップ実施」
講師:森 敏美(東北生活文化大学教授・SOAT作家)
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香
内容:
・ぬる釉薬の使い方の説明では、焼き上がりの色と
塗るときの色の違いやタイルに色付け時の筆の使い方などの説明をみんな真剣に聞いてから作業の開始
・最初に実行委員が中心となり下図に描かれた鳥や魚、貝などのパーツを6年生17名が1パーツをづつ選びました。
・本焼きを終了し3月6日(金)15:30にお届けいたしました。
今年度の活動は、終了となります。
「SOAT・児童館協働プロジェクト・発表会」とうほく復興カレンダー放映のお知らせ!
ArtGalleryそあとの庭「記憶のかけら」親子展 開催のお知らせ!
H26年度「にじいろぱれっと・いしのまき・きたかみ」とりまとめ本出版のお知らせ!
SOAT「にじいろぱれっと・いしのまき・きたかみ」活動のとりまとめ本として制作して参りました『そうさくの庭』A4判・46ページ全カラーで仕上がりました。
『そうさくの庭』は、財団法人石橋財団からの助成金事業の一端として、H25年度、H26年度に石巻北上町子育て支援センター、we are one北上(子どもハウス)などで開催された未就学児や小学生、子育て中の保護者などを対象に開催したアートワークショップのとりまとめテキスト本です。
また、SOATと東北芸術工科大学院生、佐藤晴香との協同研究プロジェクト成果物となります。
外で自由に遊ぶことのできない時や、コミュニケーション作り等々、さまざまな場面で
役に立つ情報が盛り沢山になっております。
3000冊制本され1000冊は、被災地へ無料配布となります。
2000冊は、1冊¥900(税込)にて販売致します。
売上金は、SOATの復興支援活動費として、寄付金とさせていただきます。
SOATでは、H27年度もアートワークショップを通して子どもの育成支援並びに社会貢献事業を実施して参りますので引き続き、SOATの活動へのご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
第2回「遊びの技術研修会」終了の報告!
開催:平成27年2月4日(水)
会場:まなウェルみやぎ(名取市美田園二丁目1番地4)
対象:児童館・児童センター職員,放課後児童クラブ指導員
参加者:70名
講師:藤原久美子(SOAT理事長)
主催:宮城県子ども総合センター
内容(趣旨)
日頃、子どもたちのために児童館や児童クラブ等で活躍されている職員の方々を対象に,
その方々が現場で生かせるような造形遊び(ものづくり)をお伝えいただければと思います。
現場は、小学校1~3年生を保育しています。(次年度から6年まで)
実際に制作していただきながら、参加者に作り方のアドバイスやアレンジのコツなどを指導。
参加者アンケートから
○実際に自分で作ってみるということが,とても実践的で有意義な時間だったので,早速現場で生かしていきたい。
○創作意欲がわく,とても楽しく,自由に夢中になる遊びの大きなヒントを頂きました。即現場にてつなげていきたいと思いました。
○雨天時など室内で過ごす時間が長いときに,是非取り入れたい工作でした。
○子どもたちと三角コーナーを作って車を作って遊びたいと思います。想像力が乏しいので,発想を頑張りたいと思います。
○身近にある物だけで楽しめる作品ができるので,大変参考になりました。
○夢中になって,制作や遊びに取り組んでいました。子どもたちならもっとのめり込んで楽しい時間を過ごせるのではないかと思いました。あっという間に終了して残念でした。
○雪の日などに作って遊びたいと思います。
○天候が悪いときや休み等で時間があるときにやってみたいと思いました。
○身近な素材を使った作品で,明日すぐにでも子どもたちと遊べる内容で良かったです。
○是非,子どもたちと一緒に作ってみたいと思いました。
○車が走らなくて残念でした。でも,久しぶりに工作できて楽しかったです。
○子どもたちとレースをしたいと思います。
○自動車(手作り)で児童クラブでもサーキッドを作り,実践してゆきたい。
○子どもたちの発想を大切にして制作させていきたいと思った。
○子どもたちにもっと楽しく遊んでもらうために,もっとスタッフの想像力を伸ばさないといけないと感じた。
○身近な材料で簡単に作れて楽しめるおもちゃなどで,一日開所の時に作って遊びたい。
○動くものを作ることは少ないので,とても参考になった。
○身近なゴミになる物を使って,動くおもちゃを作って楽しかった。小学生も喜びそうなので,活用してみたいと思う。
○普段あまり工作はしませんが,集中して取り組めて楽しかったです。
○身近な物で作れ,レースもでき,子どもたちとすればもっと楽しいものになるものではないかと思いました。
○型にはまった考え方にとらわれず,いろんな発想をもって物事に取り組んでいきたいと思った。
○作業は簡単でも奥は深いと思いました。長期の休みの時などたっぷり時間のある時にやってみたいと思います。時間のたつのが早かったです。
○動くおもちゃは子どもも興味を持つので,作って遊ぶという場を設けてみたいと思う。
○楽しく作業を行うことができた。うまく走らせられることはできなかったが,試行錯誤をしながら遊ぶことも良いなと感じた。
○簡単に作成できて,レースもできてとても楽しかった。児童の喜ぶ姿が目に浮かびました。とても良い経験をさせていただき,ありがとうございました。
○冊子をありがとうございました。
○集中して楽しめそうだが,低学年には手をかけてあげないと難しいところがありそうでした。
○とても楽しく作業ができて,時間が足りないくらいでした。子どもたちにも作らせてみたいです。
○実技中心でしたが,児童館でもやってみたいと思う内容でした。
○他の方の作品を見るのもとても参考になりました。
○ついつい頑張ろう,上手に作ろうという気持ちになってしまい,時間内に作業が終わらない子どもの気持ちがよく分かりました。
SOAT・みちのく公園「かまくらまつり」ワークショップ終了の報告!
「マーブリングであそぼう!」
開催日:H27年1月31日(土)・2月1日(日)
時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園・ふるふる
参加対象者:子どもから大人まで
参加者:51名
「行灯つくり」参加費400円
「ペーパークラフト」参加費200円
感想:
紙をマーブリング技法で染める作業では、水の上で絵の具が広がったりどんどん不思議な模様が出来ていく様子に、大人も子どもも目を輝かせていました。
子ども達は紙に表れたいろいろな形を見ながら
「この形、ワシみたい!」「これは水の中の散歩のイメージ」などと話しており、
大人は子どもの作品の出来栄えと豊かな想像力に感心です。
その紙で「行灯」や「ペーパーバッグ」作りに取り組み、自分だけの素敵な模様の作品を仕上げて持ち帰りました。
初めてマーブリングをやったという方も多く、新しい技法の経験と楽しい思い出の機会となったようで良かったです。
「おひなさまを作ろう!」ワークショップ 終了の報告!
『おひなさまを作ろう!』
~桃の節句にこころをはせて~
H27年1月31日(土)2月1日(日)
開催時間:10:00~16:00
参加対象者:大人から子供まで
参加者:14名
講師:数本奈智子
内容
あらかじめ用意された土台に和紙を使いおひなさまのパーツを組み合わせて
オリジナルのおひなさま飾りを作りました。
1月31日(土)は、前日の大雪が影響して来場者が少なかったのですが、2月1日(日)は、朝から楽しみにしていたという方々にご参加頂きました。
おひなさまに着せるお着物などの装飾和紙を数ある和紙の中から選ぶことにも時間をかけて楽しそう!
一枚一枚折り重ねておひなさまを作り参加者の笑顔。
みずひきを使う髪型で苦戦。
時間をかけて作り上げた自分だけのおひなさまに参加者は、「一生の宝物ができた」
「大事に飾ります」「うれしい!」等々。喜びの笑顔で帰られました。