「ArtGallery そあとの庭」営業再開の延期および 「~SAVE THE ART ACT~< 虹色ぱれっと>」プロジェクト支援のお願い

「ArtGallery そあとの庭」営業再開の延期のお知らせ

4月7日に起きた余震により、一部、建物の瓦が落ちるなどの被害がありました。つきましては4月14日(木)からの営業再開を延期いたします。再開日につきましては、あらためてご連絡させていただきます。

尚、新聞等で報道いただいていた14日(木)からの東北芸術工科大(山形市)の卒業生3人による展覧会も延期となりました。

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

「~SAVE THE ART ACT~< 虹色ぱれっと>」プロジェクト支援のお願い

SOATではこのたびの被災で画材を失い制作活動が出来なくなった作家の方々、また子供達のアート教室に必要な画材の支援プロジェクトとして「~SAVE THE ART ACT~< 虹色ぱれっと>」を立ち上げました。

絵の具やキャンバス、クレヨン、粘土、色えんぴつ、筆、パレット、スケッチブック類など皆様のまわりで使わなくなった画 材、また別途、ご提供いただける画材等がございましたら、是非、SOATまでお寄せください。皆様から頂戴しました画材は責任を持って必要とされている 方々や機関へお届けいたします。

絵画教室等を主宰されている作家の方や被災地等で今後開催を予定している関係機関につきましても、必要画材と個数についてSOATまでお知らせください。

●受付は4/14から

ご提供いただける画材につきましてはメールhead@soat.jp、またはFAX022-398-8845へお知らせ願います。

●郵送先

画材のお問い合わせ、郵送は以下まで。

仙台美術研究所

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町3-9

TEL.022(722)3955

http://www.senbi-art.com/

被災された子供達の心のケアをはじめ、アートと触れる機会を通じて多くの方々へ少しでも元気を差し上げたいと願っております。皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。

パリ在住アーティスト似鳥 水禧(にたどり みき)さんから激励のメールが届きました

~東北地方の方々、パリの空からも応援しています~

先月3月11日に発生した未曾有の巨大地震による被災は、海外メディアでも連日大きく取り上げられているようです。

先般、SOATにパリ在住のアーティスト似鳥さんから、うれしい激励のメールが届きました。

(以下メールを引用)

はじめまして。

東北地方沖地震を心からお見舞い申し上げます。

私はフランス、パリに在住するアーチストの似鳥 水禧(にたどり みき)です。

地震から6日目でインターネットを通して自分の作品の1シリーズを寄付して東北の方達に役に立てて頂きたいと思い活動しています。

現在まで15作品が売れ、この全額は難民を助ける会に全額送ります。

今後、この作品を販売するにあたり出来ればアートを通して東北の子供達届けたいと思っています。

そう考えている時に山形新聞の記事で 藤原さんをはじめNPO法人「東北の造形作家を支援する会」が被害にあった子供達のためにサーポートをするという記事をインターネットを通して読ませて頂きました。

出来れば藤原さん達現地の方を通して今後の寄付を行いたいのですがその様な事はできますか?

(中略)

こちらの大使館の方からのアドバイスは東北の芸術家とフランスの芸術家の交流を企画してみたらと言われましたが、この様な事は出来るでしょうか?

似鳥さんからは、東北の皆さんに、とのことでパリの小学校生たちからの絵も送られてきました。今回の震災にあたり息子さんの小学校で募金活動が行われ、そこで書いてくれたメッセージとのことです。

(以下メールを引用)

以下が子供達のメッセージです。

これらの言葉はフランス語で書かれていますが 私が一番大好きなのは一番始めにメッセージを書いてくれたライオンの絵。“頑張って!”と言う言葉をそえて。その次の文章のメッセージのとても好きです。

本当に皆さん頑張って!良い姿勢であれば私達は出来る。超ガンバって、皆さん、良い姿勢で。私は貴方達を応援してます。この子も前の子もまだ完全な言葉の書き方は知らない年齢なのに心から思っている事を伝えられる素晴らしさに感動しました。

次の子供の言葉は“長く生き続けて日本。”と言う言葉。これは色々な捉え方があるけど、親愛する人々に向けて敬意の言葉、信じていると言う励ましの言葉だと思うのです。

その次の子供は東北の皆さんに“空からの贈り物、魚をありがとう!”

次の子供は“貴方達を愛しています。”

最後の絵はアフリカ人の6歳の子の絵。

なぜか“万歳をしている熊”

東北地方の方々、心から応援しています。

似鳥さんからは仙台市の姉妹都市であるフランス ブルターニュ地方にあるレンヌ市との文化交流のご提案も頂戴しました。

今回の震災では似鳥さんの他にも、幾つもの温かな励ましのお便りや応援が届いています。人と人との心の距離に は、国境も人種も関係ないのかもしれません。人から人へとつながっていく温かなハートリレーにスタッフ一同、明日への力を得た思いです。SOATはこれか らも同じ地球に生きる家族の皆様の想いを胸にSOATにしかできないことをひとつひとつ丁寧に、言葉に込めて届いた思いごと、東北の皆様にお伝えしていき たいと思います。

似鳥さんの作品は以下のURLからご覧いただけます。

http://www.mikinitadori.com/combat-for-tohoku.html

http://www.mikinitadori.com/community.html

似鳥さんブログ

http://mikinitadori.blogspot.com/2011/04/blog-post.html