10月29（土）・30（日）の2日間、「ArtGallery そあとの庭」にて開催されたワークショップでは計24名の参加者のほとんどが“墨画は初めて”とのことでしたが、作品が仕上がる頃には“楽しいもっと描き たい”“また参加したい”との感想が出るほど。“教室に通いたい”と語られていた方は実際、いま通い始められたそうです。ワークショツプの後のティ―タイ ムでは、朗読家・荒井真澄さんの絵本の読み聞かせもあり、最後には荒井さんご自身が演奏するウクレレに合わせ唱歌《ふるさと》を皆で合唱（！）するなど、 楽しい憩いのひとときを過ごしていただきました。皆様、ご参加ありがとうございました。
～ろうきん地域貢献ファンド2011年度助成事業～ 石巻市立門脇中学校文化祭アートイベント
10月23日（土）、「にじいろぱれっと」のボランティア活動場所として以前お世話になった石巻市立門脇中学校からの依頼を受け、同校の文化祭にお いてアートイベント「ガラスマドラー実演」を企画、実施いたしました。門脇中学校はこのたび避難所としての役割を終え、1ヶ月遅れの文化祭です。
当日は東北生活文化大学の先生および学生皆さんのご協力のもと、会場にバーナーワーク用の機材を持参。沢山の方々に目の前でガラスマドラー制作の実演をご覧いただきました。おかげさまで企画は大好評。希望者には制作したマドラーを抽選で差し上げました。
多くの皆様のご支援、ご協力、ありがとうございました。
SOATに寄せられたお金（55,255円）はフランス在住のアーティスト似鳥水 禧（にたどり みき）さんが中心となり“魚とトンボの募金活動”およびご自身が昨年研修で訪れた高校の生徒の皆さんと先生方によるオリジナルポストカード（シルクスク リーン・6枚組）の販売の売上金で、似鳥さんのお子様が通う幼稚園などで集められたものです。いただいた善意は今後のSOATの復興支援活動の一部として 大切に使わせていただきます。
似鳥さんはじめ、フランスの皆様の海を超えて届いたあたたかい気持ちに、心より感謝を申し上げます。
こちらがポストカードのデザインです。
来る11月3日(祝・木）～20日（日）の期間、銅版画家として精力的に活動している岡沢 幸が手がけるBagブランド《Print’s Bag M》の展示を開催いたします。
木の実や葉、地上・水中に棲む生き物等々、あらゆる物からインスピレーションを得て描いた、岡沢氏独特の有機的でリズミカルな作品による世界を是非、ご覧ください。
◎開催日時
平成23年11月3日(木)（祭）～20日（日）
◎10：00～17：00（最終日は16：00）
※水曜定休
岡沢氏講師のもと、ステンシルで布に絵を描くオリジナルデザインの手作りBagを仕立ててみませんか？
カシメを打ち形を作ります。お弁当やお財布などを入れられる、
ちょっとしたお出かけに使える大きさです。ワークショップ初心者でも簡単に出来上がります。
（参加費用 お一人様2,000円・そあとの庭オリジナルブレンド珈琲付）
◎11月12日（土）
◎11月13日（日）
＊各回8名限定（要予約）
参加希望の方は希望日時、参加者名（複数の場合は全員のお名前）、代表者連絡先を明記のうえ、ＦＡＸまたはメールにてご連絡ください。定員になり次第締め切らせていただきます。
FAX：022-398-8845
E-mail：head@soat.jp
2011年10月12日（水）
仙台市震災復興のための芸術家派遣事業として仙台市若林区にある古城児童館にてこどもワークショップ「Myエコバッグづくり」が開催されました。
当日の参加児童は13名。作家の佐藤 愛先生指導のもと、無地の帆布バッグにアクリル絵の具で思い思いの絵を描き、世界にひとつのMyオリジナルバッグが完成しました。
1時間半という限られた時間にも関わらず、出来上がった作品はバッグの両面はもちろん、持ち手部分にも細かな模様が描かれるなどデザインも楽しい個性派揃い。カラフルな色使いやモチーフの面白さなど、こどもたちの元気がそのままカタチになりました。
11月21日（月）～27（日）まで、石巻市立門脇中学校の美術部の学生の皆さん7名による展覧会を開催いたします。門脇中学校とは「にじいろぱ れっと」の画材支援プロジェクトに届けられた善意の支援画材をお届けしたご縁で、このたびの「ArtGallery そあとの庭」での開催となりました。
美術部の皆様からは『3月11日の震災を乗り越えて、再び以前のように絵を描ける喜びを、力いっぱい作品を通して表現しました』とのコメントも届いています。様々な状況の中でも前進する、若い力の躍動あふれる作品をぜひご覧ください。
◎開催日時
平成23年11月21日（月）～27日（日）
10：00～17：00（最終日15：00まで）
※23日（祝・水）の定休日は《平日営業》いたします。
◎出展者 [石巻・門脇中学校美術部7名] ＊敬称略
門脇 晧生、 近藤 花、 辻 朋子、
津田 双葉、 藤井 大地、 三浦 麻衣、 三浦 麻由
年、仙台にて開催された「APEC JAPAN 2010」の公式ポスターデザインを手掛けた仙台出身のコンセプシャル・デザイナー、ケン・ヒコフ氏による凱旋展示会「欅の絆」（9月22日～10月11 日）の開催を記念し、先の23日（金・祝）、「ArtGallery そあとの庭」にて同氏を招いたティーパーティーが開催されました。
当日は第一部・第二部共に、それぞれ満席となり、ケン・ヒコフ氏おすすめのNYコーヒーおよびスイーツをいただきなが ら、同氏による今回の展示会の経緯や作品の紹介、また25年に渡るNYでの活動等についてご自身の経験談を含めた貴重なお話をいただきました。参加された お客様の中には新聞等の記事を見て来られた方も多く、それぞれの現場で抱える様々なご相談も寄せられ、意義あるひとときとなったようです。当日は参加者全 員にKEN氏からのプレミアムプレゼントもあり、名残惜しい素敵な時間を和やかに楽しく過ごしていただきました。
ケン・ヒコフ氏の凱旋展示会「欅の絆」は10/11（火）10：00～17：00まで好評開催中です。会場では宮城県の 芸術産業における復興支援の一環からメーカーとのコラボレーションによる、新しい伝統工芸のカタチをご覧いただけます。どうぞお気軽にお越しください。 （ケン・ヒコフ氏がアメリカで手掛けた作品も一部特別展示）
「ArtGallery そあとの庭」（仙台市青葉区郷六笹ノ上5-4）
平成23年9月22日(木)～10月11日（火） ◎10：00～17：00 ※水曜定休
月の綺麗な秋のころ、
森の中に佇む隠れ家のようなgallery『そあとの庭』で
木の実や植物たちは、月の光を浴びてきらきら宝石のように輝きます。
墨と水、このシンプルな2つの素材から生まれる“にじみ”や“濃淡”
日本の伝統と新しさが、月あかりのようにしっとり輝く、
モダンな墨の世界をお楽しみください。
『秋の実リース』を墨で描いてみませんか？墨を磨るのが初めてという方、ぜひ体験してみて下さい。ハガキサイズの作品を完成させ、お持ち帰り頂きます。
ワーク終了後『そあとの庭』オリジナル珈琲で、癒しの一時をお過ごし頂きます。
10月29（土）・30日（日）
AM/10：00～12：00（8名）
PM/13：30～15：30（8名）
※29日のみ（15：30～16：00「月の朗読会」朗読家・荒井真澄による友情出演）
参加費2，000円
ご予約・FAX/ 022-398-8845 Mail:head@soat.jp
ケン・ヒコフ ／ 名取屋染工場・只見工業所 コラボ商品
岡澤 幸 ・ 加川広重 ・ 小鯖美保子 ・ 後藤洋一
佐々木利紗 ・ タノタイガ ・ はらだかおる
ミュージアムショップにて、東北に関わりのある様々な作家のグッズの展示販売をし、島根県文化振興財団よりグッズの収益一部を被災した美術作品復興の為に支援金として寄付します。
9月22日（木）～10月11日（火）の期間、「APEC JAPAN 2010」(2010年仙台開催)の公式ポスターデザインを手掛けた仙台出身のコンセプシャル・デザイナー、ケン・ヒコフ氏による凱旋展示会「欅の絆」を開催いたします。
ケン・ヒコフ氏は現在、ニューヨークに在住。現地ではラルフ・ローレンやカルバン・クライン等の有名ブランドのプロダク トデザイナーとしても幅広く活躍をされています。2010年には仙台を会場に開催された「APEC JAPAN 2010」のポスターおよび歓迎バナー、またAPEC仙台開催の公式土産のデザインとプロデュースも手掛けました。今回の展示会は宮城県の芸術産業におけ る復興支援の一環から、ケン氏の強い要望により実現した企画で宮城の伝統工芸品メーカーとのコラボレーションによる、新しい伝統工芸のカタチをご覧いただ く展示会です。同氏のディレクションにより生まれ変わった世界に誇る宮城の技の数々を是非、会場にてご覧ください。
★9月23日（金・祝）13：30～14：30までケン・ヒコフ氏を招き、フリートーキングスタイルのティーパーティー を開催いたします。当日はケン・ヒコフ氏おすすめのコーヒーおよびスイーツ、またプレミアムプレゼントをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げており ます。（参加費用 お一人様1,500円）
東北芸術工科大学の院生による2人展が8/28をもって終了となりました。期間中、お越しいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
さて続きまして8月30日（火）～9月20日（火）の期間、国内外で活躍する選抜作家による2会場同時開催のチャリティー展を開催中です。売上金の一部は被災地への義援金とさせていただきます。多くの皆様の来場をお待ちいたしております。
ギャラリー Senbi （営業時間／11：00～18：30・月曜定休）※日曜、最終日は16：00まで
ArtGallery そあとの庭 (営業時間／10：00～17：00・水曜定休）※最終日は16：00まで
「東日本大震災 チャリティーアート選抜作家展」の開催を記念し、去る9月3日（土）に「ArtGallery そあとの庭」にてオープニングイベントが開催されました。当日は台風12号の影響で時折強い風や小雨がパラつくなか、東京からこの日のためにわざわざ来仙 された作家の方々を含め計21名のお客様が参加されました。パーティーではそれぞれが震災を通じて見た被災地の姿や体験した出来事、そして重ねた日々への 思いが語られ、なかには創作活動への様々な葛藤のお話もありました。中国人留学生の参加者による、中国と日本という２つのふるさとへ思いを込めた二胡のミ ニコンサートもあり、参加者全員が今展覧会の意味をあらためてかみしめるひとときとなりました。
※チャリティー展の売上金の一部は被災地への義援金とさせていただきます。
「石巻市におけるアート活動支援の概要」
■訪問先 ／石巻市内９ヶ所の避難所
石巻高校・門脇中・蛇田小・蛇田中・広渕小・大塩市民センター・あけぼの集会所・ほか、
■協力体制／東北生活文化大学 学生ボランティア・教授２名（予定）
東北芸術工科大学 大学院生（SOAT会員）複数名（予定）
NPO石巻こども避難所クラブ
■活動方針／避難所の子供達は個人差があるものの、精神的に非常に大きなストレスを抱えており、心のケアが必要な状態である。そのため、大人が強制して絵を描かせることは困難。
活動の初段階としては、まず良好な関係の構築を目指し、学生ボランティアを派遣しストレス発散の機会を併せて提供するべく、身体を動かすコミュニケーション活動を推進し、心の交流の構築からアートに楽しんで取り組めるよう配慮。活動内容も粘土や貼り絵といった、子供達の感性を刺激する五感を駆使する立体造形等も考慮。また、参加ボランティアの美術学生および現地で活動する実績のあるスタッフとの協力体制により、柔軟性と機動性に富んだ実践的プログラムの実施を目指し、発表会（8/21～24開催・せんだいメディアテーク）をひとつの集大成とした活動を目指す。2011/05/31
■活動期間／2011年6月4日（土）～
参加ボランティアスタッフのオリエンと視察を兼ね避難所を３～４箇所巡回。
但し、避難所の状況やボランティアスタッフの参加人数等により変更有。支援活動は１年間の予定。
8月21日（日）～23日（火）の３日間、せんだいメディアテークにて開催された「アートdeスマイル にじいろぱれっと」は、おかげさまで好評のうちに無事、終了となりました。期間中はあいにくの雨模様のなか、のべ830名ものお客様に来場いただきまし た。
「アートdeスマイル にじいろぱれっと」は東北生活文化大学（http://www.mishima.ac.jp/univ/）の協力のもと、同校の学生ボランティアとともに2011年6月～8月まで、SOATとFIF（フューチャー イノベーション フォーラム：東京都品川区 http://fif.jp/kids/)の共催で石巻市内の避難所等で展開してきたアート支援活動の発表の場であり、多くの子どもたちが創作の楽しさに触れ、元気になってもらうことを目的として開催されました。石巻ではNPO 石巻こども避難所クラブ（代表：柴田 滋紀氏 http://kodomohinanjoclub.cocolog-nifty.com/）にもご協力をいただき、夏空のもと、子どもたちと一緒に身体を動かしながらアートに触れる体験を共有してきました。
会場では各種ワークショップコーナーやインスタレーションアート、ライブペイントや紙芝居など盛り沢山の催しをはじめ、協力企業からの記念品や児童書のプレゼントなどもあり、多くの皆様に喜んでいただきました。
このイベントを長い道のりである復興支援のひとつの契機として、SOATではこれからもアートを通じた様々な形での支援活動を行ってまいりたいと思います。
当イベントへのご協力を頂戴した東北生活文化大学様、仙台美術研究所様、女子美術大学様、AJジュニアアートスクール様、そしてピッコロ・ピットーレの皆様、および作家の講師陣の方々に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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