令和5年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/20榴岡児童館「坪沼自然体験ワークショップ」開催

開催日時:2023年5月20日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童17名(4~6年生)職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
今回は「職員が中心となりワークショップを動かす」という考えでスタートした。

バスから降りた子どもたちは自分が坪沼探検でどんなことをしたいか、目的を持って参加したようだった。「今日は弓を作りたい。」「ターザンロープで遊びたい。」「木を切りたい。」そんな言葉が出てきた。

草の葉についた水滴が丸くなって転がる様子を見て「うゎぁ。きれい。芸術だ。」と足を止めて見入る子どももいた。黙々と歩く男子にはアシナガバチが巣を作っているのを指さして教えると「蜂がいる!」と友達を呼んで一緒に見ていた。

神社への挨拶と説明のあと齋じいから職員に杖が渡された。

森を抜け、根添館と11年続いたという千年いの説明あと土地の神様を見て、空堀下りとなった。前の戦いの説明あと土地の神様を見て、空堀下りとなった。

空堀を下りた子どもたちにあぜ道を歩きながら炭焼場のことを説明したり、畑にある足跡を示してどんな動物の足跡だろうと子どもたちの想像力を刺激した。

午後からは弓矢を作る男子、木を切るこども、ターザンロープを楽しむ子どもなど、それぞれ参加した目的を楽しむ様子が見られた。弓に弦を結ぶのに苦労しながらもなんとか弓矢を作ることができた。

木を切りたいといっていた男子の中に一番太い根元部分を一人で切ることに挑戦したものがいた。

ターザンロープで遊ぶ子は少しでも遠くまで行きたいと、足をかける部分を調節したり、飛び方を考えたり、いろいろ工夫した。

「楽しかった?」と聞くと、どの子も元気に「楽しかった!」と答えてくれた。

令和5年度放課後児童クラブ職員等ブロック研修会5/19「モザイクアートワークショップ」1回目開催の報告

開催日時:2023年5月19日(金)10:00~12:00
開催場所:仙台市生涯学習支援センター
参加者:41名
講師:藤原久美子(造形作家・SOAT理事長)
サポート:SOAT

宮城県子ども総合センターからの依頼で「ペーパーモザイクアートワークショップ」を開催しました。

研修概要
1.パワーポイントや実物作品を使ってのモザイクアートの紹介
2.モザイクアートのアイデアを考察(ワークシートを使って)
3.グループ(5人~6人)で,模造紙にモザイクアートの下描き。
白模造紙(1088㎜×788㎜,2.5cmのマス目が入っているもの)に鉛筆で下図を描く。色鉛筆でモザイク仕様のデザインにする。

4.グループで協力しながら色画用紙(2.5センチ角)を貼り付け作品に仕上げる。

5.お互いの作品を鑑賞する。

今回の活動は、参加者がそれぞれの職場で実施できるように考案し実施した。通常であれば一週間~一か月ほどの時間をかけて子どもが中心となり行うことを研修時間90分と限られた時間内でグループごとに工夫しながら工程をこなしていました。

ご参加いただき、ありがとうございました。

令和5年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/13成田東小学校児童クラブ「坪沼自然体験ワークショップ/サツマイモの苗植え」開催

開催日時:2023年5月13日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田東小学校児童クラブ児童9名(2,3,4年生)、職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
今年第1回目の坪沼八幡神社探検ワークショップだった。コロナウイルスへの対応が変化する中でのワークショプだったが、手指消毒、マスクについて昨年同様の対応をとった。

バスで着いた子どもたちは、機械が苗を植える様子を興味深げに見ていた。

神社の石段まで行く途中で蛇の話しや虫の話をした。
100段の石段では87段目にある石段は飛ばして上がるように言うと興味を持って石段を登る子どもたちもいた。

齋じいは神社の歴史に関わる話と神様への挨拶をして早速、裏手の鎮守の森に入った。

鎮守の森を出て草むらを抜け、畑の脇を通り、空堀下りの場所では代表の子どもが緊張しながらも太い桑の幹になんとかロープを回した。

空堀下りでは崖を怖がっていた子どもたちもいたが、顔を上げて後ろ向きにしっかり下りることができた。空堀下りの後はあぜ道や畑の脇を通り、笹竹のブッシュをくぐって道に出て檜林へと向かった。

お昼までの時間そこで少し遊び、1時まで昼食休憩とした。

昼食後は恒例のサツマイモの苗植えだった。
農家さんからの丁寧な説明を聞いて、植え方を教わり、苗を植えた。

子どもたちはうれしそうに苗を植え、短時間で完成した。

その後は檜林に戻り、ターザンロープやブランコ、ママゴトなど、それぞれ自分に合った遊びを見つけて遊んだ。

齋じいが朽ちた檜を根元から子どもたちと一緒に切って、ロープで引っ張り倒した。朽ちていた檜は根元から崩れるように倒れた。のこぎりを使ってみたい子どもたちは安全に気をつけながら何カ所かに分かれてのこぎりで切り始めた。

疲れると友達と交代しながら頑張って木を切った。切れると「やった!」と満足げな顔を見せてくれた。

あっという間に活動終了時刻となり、社務所で帰る準備を行い、齋じいに挨拶を済ませ、来たときとは別の、大きな鳥居のある旧参道を通ってバスまで戻った。

車内では手を振って満足そうな笑顔をどの子も見せてくれた。

令和5年度5/12 福島県富岡町 アートワークショップ「マイグラスつくり」

令和5年5月12日(金)
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:10名
講師:後藤洋一(造形家)
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
「サンドブラスト」という手法でグラスにオリジナルの模様をつける「マイグラスつくり」を行いました。

好きな絵柄をデザインカッターを使って切り抜く作業では、使い慣れない道具に苦戦する様子も見られましたが「脳の体操だね!」など笑い合う方、黙々と集中して作業する方、それぞれの時間を充実して過ごした様子でした。

デザインカッターで切り抜いた後、専門の機械で砂を吹き付け模様を付けました。

「苦労してよかった!」「素敵に出来た!」と出来上がりを喜んでくださいました。

<アンケート>
・すごく楽しかった。みなさんに会えてよかったです。
・またいろいろな事に挑戦したいです。
・カッティングは難しかったですが、出来上がりが良かったので、またトライしたいです。
・またぜひ作品作りがしたいです。  など

以上

2023・SOATのアートワークショップ/「はじめての墨画体験教室」開催

開催日時:2023年5月7日(日)①11:00~ ②14:00~
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 積水ハウスビエナ展示場
講師:一関恵美
サポート:SOAT藤原

今回は、「はじめての墨画体験教室」を開催しました。
まずは、墨をする。硯で墨をすると墨の香りが部屋中に広がり心が落ち着きました。

筆に水と墨を含ませて、一関先生のお手本を見ながら画仙紙に筆を落としていくと墨画の世界が広がっていきました。

積水ハウスビエナ展示場では、4月29日~6月1日まで、一関恵美先生の作品展示も併せて行われております。

ご参加いただき、ありがとうございました。
次回、6月23日㈮13:00~「はじめての墨画体験教室」2回目開催予定です。

令和5年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/9榴岡児童館訪問「砂場ワークショップ」開催

5月9日(火) 15:00~16:30 砂場ワークショップ実施
参加者:榴岡児童館児童 本館砂場 1年生25名 職員2名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
今年第1回目ワークショップ、開始前から齋じいのところに子どもたちが集まってきた。齋じいは子どもたちがどの程度、砂とのふれあい経験があるか、さりげなく話をしながら確認していた。

活動開始時間になると齋じいは砂場に移動し、砂の上に大きな円を描いた。「ここを掘って落とし穴を作るぞ」と言うと子どもたちは早速砂場に集まり砂を掘り始めた。掘り進めると石が出てきた。齋じいはみんなにそれを見せて、もっと出てきたら掘り出して脇に寄せるよう話し、また掘り始めた。

友達同士で大きな穴を掘る子どもたちや「落とし穴」というキーワードから、移植ベラで深く掘るにはどうするかを考えて、小さな穴を垂直に掘る子どももでてきた。

掘って出た砂を利用して山を作り、その下にトンネルを掘る子どもも現れた。完成すれば長いトンネルになると、齋じいも子どものトンネル掘りに加わった。

長いトンネルができあがった。それを見てもう一つトンネルを作り始めた子どもたちもいた。それも無事貫通し、長いトンネルが2つできあがった。もっとバケツの砂で山を大きくするようにいうと、子どもたちはせっせと砂を運んで、大きな山を作った。

ホースから水を流した。すると山から滝が流れ、川となった。子どもたちは水が砂場の奥まで流れるよう工夫し始めた。第1トンネルを流れた出た水は次に待つ子どもたちが同じように砂を掘り、勾配をつけて水を流し、とうとう砂場の端の第2トンネルも水を流すことに成功した。

今年最初の砂場ワークショップでは1年生とは思えないほど創意工夫して遊びに熱中し、長いトンネルを2つも作り、砂場から飛び出し、館庭で水を流して遊ぶ子どももいるなど、意欲的に砂場遊びを楽しむ様子が観察され、笑顔と共にあっという間に予定時間を過ぎてしまった。

砂場は、子供たちの手で元の姿に!

令和5年度4/18 PM 福島県富岡町 お手伝いボランティア

令和5年4月18日㈫ 13:00~15:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:5名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会、株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
お手伝いボランティアとは、ワークショップの準備などSOATの活動を住民のみなさんにサポートしていただく活動です。
今回は6月のアートワークショップで使うエコバックを作るためのお話し合いと前準備を行いました。

スケジュールや作業工程、必要な材料など住民の皆さん自身のお話し合いで決めていきました。お話し合いがスムーズ進み、布の裁断まで作業を進めることが出来ました。

ご協力くださりありがとうございました。

令和5年度4/18 AM 福島県富岡町 ハーブ―ガーデンワークショップ「春の苗植え」

令和5年4月18日㈫ 10:00~12:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:5名
講師:宍戸多恵子(ハーブ専門家)
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
住民のみなさんと総合福祉センターに造ったハーブガーデンでの活動を行いました。

春の苗を植えるために古い苗の剪定をし、新しい土と肥料を入れました。

今年のハーブガーデンのテーマは「食と健康」です。
テーマに合わせ食べられるハーブを中心に植えました。

参加者は農作業をしながらハーブの効能や使い方を講師から学び充実した時間となったと感じています。

ご参加下さりありがとうございました。

2023・SOAT のアートワークショップ「春色ポップアップカードつくり!」開催

開催日時:2023年4月30日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 スマートギャラリー1階
参加者:20名
指導:SOAT佐藤、サポート:古川

SOATのオリジナルお花畑と花束のキットで、ポップアップカード作りを開催しました。

カードにはあらかじめしかけの土台のみが付いており、そこに飾りのパーツを順番に貼って立体感のある絵を作っていきます。
爪楊枝の先でボンドを薄く塗りのばし、細かいパーツも上手に貼ることが出来ていました。

すべてのパーツを貼り終えたらカードを閉じ、もう一度開いてみます。

パッと絵が飛び出る様子に「おぉ~」と目を輝かせ、何度も開け閉めをして楽しんでいました。
最後にメッセージカードを書いて完成です。

母の日が近いという事もありお母さんへのメッセージも見られましたが、中には作品を気に入りすぎて「やっぱりあげたくないな~。」とプレゼントするのを迷ってしまう子もいました。

参加者からは「楽しかった。」「動いてすごい。」「簡単にできた。」などの感想がありました。
保護者の方からは「これ作ったの?!すごい!」「上手にできたね!」と出来ばえに驚く声が多く聞かれました。

※新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ、スタッフのマスク着用等を行いながら実施しました。

令和5年 4/25 SOAT×児童館協働プロジェクト職員研修 ④「砂場ワークショップ」開催

令和4年度SOAT×児童館協働プロジェクト開催の締めくくりと新年度事業計画実施に当たり、児童館・児童クラブの職員が「子どもの育成に繋げる活動を自発的に行うこと」を目的とするアートワークショップを開催しました。今回はその4回目となります。

4月25日(火) 
場所:新田児童館
主催:NPO法人せんだい杜の子ども劇場
参加者:児童館・児童クラブ職員 9名
講師:齋 正弘 (元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT 2名/藤原・渡邊

AM 10:00~11:00 講義「ワークショップの主催者としての心構え」

前半は砂場や坪沼で実施するワークショップについてポイントがどこにあるか、主催者として考えなければならない内容や心構えについて体験談を元にお話しいただいた。

PM 11:00~12:00 砂場ワークショップの考え方

後半は館庭に出て前半の講義について個人的に不明な点を質問する形で行った。ワークショップを行う現場を活動前によく観察し、実際集まった子供たちの様子を見ながらどうするか、動的に考察することが大切だという話を伺った。そのためゴールは設定しないという話もあった。

2023・SOATのアートワークショップ/「マイ・スパイス作り体験教室」開催

開催日時:2023年4月9日(日)①11:00~ ②14:00~
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 積水ハウスビエナ展示場
参加者:18名
講師:宍戸多恵子
サポート:SOAT藤原

今回は、積水ハウスビエナ来場者様(完全予約)を対象とした「オリジナルスパイス作り」を開催しました。

今回のスパイス作りは、カレーの仕上げに加えると風味が増し美味しさが加わるひとふりのスパイスブレンド「ガムマサラ」に挑戦しました。

いつもと違う豊かな気持ちとゆったりとした癒しのひと時。宍戸先生が用意した5種(ブラックペッパー・クミン・フェンネル・シナモン・カルダモン)を使い開催されました。

フライパンに各自お好みの分量の材料をフライパンに入れて弱火で熱するとスパイスの香りが室内に広がりました。

すり鉢ですりつぶすことで香りは、さらに増していきました。「う~ん、美味しそう!」

宍戸先生からは、「カレーだけでなく、じゃがバターや野菜炒めなどに振りかけても美味しいですよ!色々と試してみてください。」「レトルトのカレーも一味ちがうカレーになります」とアドバイスをいただきました。

参加者からは、「今日は、カレーにしよう!」「楽しかった。」「初めての体験でした」など、癒しの時間を楽しんでいただけたようです。

ご参加いただき、ありがとうございました。

2023・SOAT のアートワークショップ「うさぎの押絵飾りつくり!」開催

開催日時:2023年3月26日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 スマートギャラリー1階
参加者:20名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
サポート:SOAT佐藤

日本の伝承文化「押絵」の技法で、干支のうさぎの色紙飾りを作りました。

初めに綿の付いた厚紙をちりめん布で包みパーツを作ります。
出来あがったパーツに飾りを色紙に貼り付け完成させていきます。

最後に色紙の隅に自分の名前の頭文字のはんこを押したり、オリジナルのアレンジ!
講師から作り方のコツを教わり作品を完成させることができました。


なぜ押絵というのか?押絵はどういう所で使われているのか?などの豆知識も教わり、押絵への理解と興味を深めることもできました。「すごくかわいい!」「久しぶりにこういうモノ作りができて、楽しめました。」「もらえて嬉しい。」等の感想があり、年齢問わず好評をいただけました。

※新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ等を行いながら実施しました。