手芸粘土教室(クレイアート)指導者養成講習会
開催日:2016年11月10日(木)
開催時間:10:00~17:00
開催場所:県営復興公営住宅 東原団地1号棟敷地内 集会所(郡山市喜久田町遠北原7-107)
参加者:福島県内で手芸粘土教室の運営を希望する方 11名、
株式会社日清製粉グループ 2名、
㈱サーベイリサーチセンター 2名
主催:株式会社日清製粉グループ本社
協賛:日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部
講師:大脇達也(日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
活動趣旨:
3.11で被災した地域の復興支援活動として自ら手芸粘土教室の運営を希望する団体に対し、指導員(インストラクター)を養成する研修。仮設住宅が撤去されておらず、十分な遊びの場や機会のない地域の児童に対し、遊びの機会を提供する。または仮設住宅及び災害公営住宅等の居住者に対し、手芸粘土活動により、地域コミュニティ活動への参加への「きっかけ」を提供する。
仮設住宅でのコミュニティ活動に停滞が生じている地域、災害公営住宅においてコミュニティ再編や形成を必要としている地域の自治会や地元支援団体に対し、手芸粘土教室開催・運営という活動機会を提供する。これにより被災地の「心の復興」の一助とする。
活動内容:
10:00~11:45 手芸粘土の取扱い方(講師:日清アソシエイツ(株)商品販売事業部 大脇達也)
粘土の基本的な取り扱い方と、実践練習としてマカロン、アイスクリーム、ねじねじスティックの作り方を教わりました。
ポイントを押さえながら粘土を丸める、つぶす、ねじるなど基本のいくつかの工程で作品を作り、覚えたものは何個も作りながら感覚でコツを掴んでいました。
13:00~16:45
手芸粘土による造形遊び(講師:SOAT藤原久美子、佐藤晴香)
応用編として花(バラ、カーネーション)の作り方のほか、各自の要望に合わせてバリエーションの幅を広げる活動を行いました。各団体ごとに置かれている状況は異なるため、実際に教室を開く体制もそれぞれです。
「この容器はどう使おう?」「お年寄りが気軽に作るとしたら?」など個別に相談しながら色々なアレンジに取り組み、各自持ち寄った土台を活かして個性豊かな作品を作り上げていました。
参加者からは
・いろいろな作り方がわかって楽しかった。
・花の作り方を学んだが、第二弾教室としてステップアップしたスイーツの作り方を学びたい。
・これまで自己流でやっていたがうまくいかず諦めていた。この講習でコツを知れば美味しそうなマカロンができた。楽しくできて良かった。ぜひ、担当している住民たちともやってみたい。
・ネイルアートありがとうございました。楽しい講習会だった。
・とても分かりやすく、楽しく学ぶことができた。実際に教室を開くまでに、もう少し自主練をしておきたい。
・楽しくおしゃべりをしながら、作品を作れた。自身で講習を実施する際も、今日のような雰囲気をつくりたい。子供向け・大人向けを練習したい。
・楽しくあっという間に時間が過ぎた。人に教えることは大変難しいと思うが、少しでも町民の支えになりたいので頑張って実施したい。
などの感想をいただきました。
基本から応用まで樹脂粘土の幅広い使い方が分かっただけでなく、実際に教室を開くイメージを持ちながら参加することが出来たようでした。
それぞれのコミュニティで笑顔溢れる活動が開催できるといいですね。
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