「東北芸術工科大学・卒業生展」は8月11日(木)~20日(土)の期間延べ100名様ほどのご来館を頂き、盛況のうちに終了致しましたので、ご報告いたします。
展示内容
東北芸術工科大学・総合美術コースの卒業生3名、在校生1名による
割いた和紙を繋げ、天井から床まで展示したギャラリーに入り込む光により雰囲気の変わる空間インスタレーション作品や、軽石とうねるような形に絞られた紙を使用した立体的なミクストメディア作品、アクリルを塗り重ねたミクストメディア作品、
日常の景色にアニメーションが映り込む映像作品など作者個々のの感性が感じ取れる展示となりました。
出展作品
「鏡」小川千晶 ミクストメディア
コメント:強烈な感情が肉体を支配する。意識の淵に凝る苦悩は、清らかな光の潮流へと続く祈りを守るだろうか。
「F」石森ももこ
コメント:はじまりは終わりを表す。はじまりと終わりの複雑な関係性の中に私は存在する。
増殖し続けるオブジェクトは対外的要因によって変化し続ける私と世界との関係性の象徴である。
「水をえる」池田洸太 ミクストメディア
コメント:生きたい生きようとする姿。泥臭くても、バランスが悪くても良い、心の真が一本通った大きな翼。魚が水をえたように大空を目の前に。
「よるのみかた」菊地咲希 映像作品
コメント:自然と機械、アナログとデジタルそういった相反するものが互いに作用し合う作品を作りたいと思って日々、様々な実験をしております。作品から感じる目に見えない雰囲気を認識し、楽しんでいただきたいと思っています。
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