□講師 齋 正弘
□場所 そあとの庭1階
□開催日 11月2日金曜日
□時程 18:00 開場
19:00 講義開始(1時間講義 / 30分質疑 ) 20:30 終了
□参加者 : 17名
講話終了後、Contribution / 自主決定型参加費(各自がその日の話の値段を決める)で、齋銭箱に入れられた寄付金¥5,000がSOATに贈られました。
【5回話題 / 前回アンケート回答】
子供の自我の確立のためには、好き嫌いをいわず、一通りの勉強をする事が必要なのではないかと先生は最近考えるようになった。子供の自己を尊重することは、子供の意見を尊重することは違う。子供は小さい時から自我を持っていると考えるのは間違いである。自我のない子供の意見を通しても意味はない。正しくない事は正し、その都度訓練を重ねる事によって少しずつ物事、世界を理解し,自我を確立していくものだ。
英語教育は、先生の自我が、相手を一人の人間として認め、そこから生まれる会話を英語で表現する、というのが本来の形。最近の英語を自由に話す人の中には、人間対人間の会話がない、ただ情報を流暢に英語で羅列している場合がよくある。それを英語教育とするのは大変危険である。
自我があれば、外の世界と自分との間で必ず質問が生ずる。自分の中に常に質問を持っている人間でありたい。
【 質問 】 自分のなかに神は存在するか?
キリスト教の場合、神はひとり、人はどこまでいっても神の子であり、神は天にいる。
仏教の場合は、お釈迦さまは人間であるから、「神という概念」を作り、それに向かって努力すれば 私達も神になることができる。
次回は11月23日(金)です。皆様のご参加をお待ちしています。
2012 ・11 / 6 記:SOATスタッフ、溝口佐知子
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