開催日:2016年5月29日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人9名、子ども11名 計20名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、石森ももこ
資料ビデオ撮影:渡邊廣一(ボランティア)
午前の活動は竹切りからスタート。
倒れる方向を見定めてから、齋さんが竹の根元に切り込みを入れて、子ども達が力を合わせて竹に繋いだ紐を引っ張り、「たおれるぞ~!」でうまく竹が倒れる…
はずが、引っ張る前に倒れちゃいましたが、そんなこともあります。
倒した竹を順番にのこぎりで切って、お昼ごはん用に自分専用のお皿とコップを作りました。
節を目印にどこを切ったらちょうどいい大きさのコップやお皿が出来るのか考え、青竹のみずみずしい香りや感触を楽しみながら切っていきます。
お箸も作りたい!と一人が作り始めると二人三人と輪が広がり、鉈(なた)やナイフを使っての箸作りも自主的に行われました。
お昼ごはんは、作った器においなりさんやお味噌汁などを入れていただきます!
見た目も味もとっても美味しいランチタイムでした。
午後は、渡って遊ぶ竹の橋作りのほか、竹の水鉄砲、竹の笛、竹琴などそれぞれに好きな創作に取り組みました。
お母さんやお父さんが「こうやるんだよ」と率先して作り始め、子どもはそれにならって一生懸命作り、
そこには子どもの「お母さん・お父さんすごい!」という眼差しや「自分も作ってみたい!」という意欲、子どもに帰ったような大人の生き生きとした姿がありました。のこぎり、鉈、木鎚、電動ドリルなど、子ども達はドキドキしながら初めて使う道具も、使い方を教わり制作するうちに安定した上手な使い方が出来るようになっていました。
参加者の声
・どちらかといえば警戒心が強く人見知りの娘ですが、ワクワクどきどきのワークショップを体験しその後のおいしい食事ですっかりそあとの庭が大好きになったようです。齋先生の子供を魅了する不思議な力で食事のあとには、先生の姿を見つけたら、走っていなくなってしまいました。子供も親も解放的な気持ちになり遊びました。
・日頃出来ないこと(ノコギリを作って竹を切る)ができて親子ともに楽しかったです。天気が良く木々に囲まれた空間が気持ちよかったです。
・楽しく参加できました。子供も他の子と交流が出来楽しかったようです。自然の中での活動は良いですね。機会があればまた参加したいです。
・竹を使ってコップや皿を作りそれで食べたランチは最高に美味しかったです。午後も竹を使った造形にチャレンジして普段つくることのない水鉄砲や笹舟を作りとても楽しみました。
・遅めに到着してしまいましたが、スタッフさんが優しく説明してくださり嬉しかったです。竹のコップで飲んだのが4人とも初体験で香りを楽しめました。
など
活動を終えた皆さんの顔はとても晴れやか。
年齢に関係なく、自然の中でのびのびと活動して交流や癒しの時間を楽しく過ごせたようでした。
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