4月30日(土)11:00~開催
先着30名様限定は、14:30終了いたしました。
柳生和紙は仙台市南部に位置する柳生に400年の歴史を持つ、仙台藩の御用和紙として伊達政宗にも愛された、宮城に誇る伝統的な手漉き和紙です。
現在は一軒のみでしか生産されていないこの貴重な伝統を広めたいという想いから、今回は柳生和紙の優しい手触りと丈夫な特徴を生かして、コインや小物を入れるのに便利ながまぐちケースを作りました。
会場には開催前から多くの方にお並びいただき、早々に定員が埋まる盛況ぶりでした。
柳生和紙についての説明の後、まずは布シートと貼り合わせた柳生和紙を手でもんで柔らかくします。
「え、いいの?」と恐る恐るもんでいくと次第に質感が変わり「布っぽくなった!」と和紙の特質を体験しました。形を整えてボンドで金具と接着し、固定させたら基本形の出来上がり。
最後は和紙の表面に色の付いた和紙を切ったり貼ったりして飾りを付けて完成です。
皆さんこだわって装飾に取り組み、和紙の優しい風合いが生きた素敵なデザインのがまぐちになりました。
参加者からは
「楽しかったです。和紙だからどうなるのかなと思ったけど、思っていたよりしっかりしていて使えそうです。」「和紙のがまぐちは初めて。可愛く出来て良かったです。」などの感想が寄せられ、「柳生和紙の名前は聞いたことあったけど初めて使いました、」「全く知らなかった。」などあまり接する機会のなかった方々にも地元の伝統文化を知り体験していただく良いきっかけとなりました。
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