児童館プロジェクト 平成27年度以降

令和5年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 7/5 新田児童館訪問「砂場ワークショップ」開催

開催日時:2023年7月5日(水)15:00~16:30
場  所:西田公園砂場
参 加 者:新田児童館児童29名(1~3年生)職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
児童館から西田公園まで子どもたちが元気にやってきた。

砂場に集合するなりシャベルやスコップを手にして掘り始める子がいた。齋じいが説明しているよ、と声をかけた。「3年生はこちらがわにこの高さの山を作る。」3年生はスコップとバケツで大きな山作りに精を出した。

1年生はその向かい側に山を掘らせた。
1年生は砂場から掘り出した幼虫で遊ぶ子どももいたが、それ以外は熱心に山を掘り、トンネルを作った。途中で何度か崩落事故が起こったが、その都度修復し、トンネルを掘った。

貫通を確かめるためお互い手を入れ、中で指と指が触れると「やったー。通った、通った」と大はしゃぎした。齋じいは1 年生の山のトンネル開通を知って、そこに水を流すよう促した。

3年生もトンネルを掘りたそうにしていたが、山が大きくて腕を肩まで入れても相手に届かないと知り、諦めた。3年生はトンネルではなく、川作りをした。大きな山の頂上から川がしっかり流れるよう溝の両脇を高くしり、川の水をためる池を作った。川壁が完成するとバケツの水が山頂から勢いよく流された。3年生は水が下まで流れてうれしそうだった。

本気で何かをやり遂げるという体験は楽しさと満足感、充実感を与えたように参加した子どもたちの顔から読み取れた。

砂場を元に戻して、終了!

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