開催日時:2023年6月21日(水)15:00~16:30
場 所:西田公園砂場
参 加 者:新田児童館児童19名(1~5年生)職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT3名
活動内容詳細:
初めに砂場のゴミ拾いを行った。枯れ枝やペットボトルのキャップ、雑草やプラスチック片などが集められた。
いつもの齋じいなら砂場に円を描いて「ここに熊の落とし穴を掘るぞ。」というのだが、今回は円を示して「ここを掘った砂で大きな山を作るぞ」だった。
参加する子どもの学年や様子を見て指示を細かく変えているようだ。シャベルやスコップを手にした子どもたちは一斉に掘り出した。上から砂をかけるだけだったのでさらさらと砂が表面を流れ落ち、思ったほど山は高くならなかった。
「どうして砂が流れるのかな」と声をかけたところ、シャベルで山の斜面をたたいて固めようとする子どもたちが現れた。結構大きな山が出来た。「もっと高い山にならないのかな」と言ってみた。「山の周り掘れば山、高くなるんじゃね」という子どもがいた。
その発想に感心した。すごい!やがて砂場の底の部分が見えてきた。木の根も出てきた。腕力のありそうな男子がそれを引き抜いた。立派な山が完成した。トンネル掘りにも挑戦した。しばらくして齋じいは水を流すからと女子にバケツを渡した。子どもは喜び「バケツいいんだって」と叫んでしまった。齋じいはみんなにバレないよう、小声でいったのだが後の祭りで、水遊びが始まった。
高い山から水が流れるよう壁を作った。山は2つあり、低い方の山にも水を流した。
肌寒さを感じる曇りの天気だったが子どもたちは大はしゃぎで遊び、砂場を元に戻して終えた。
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