5月9日(火) 15:00~16:30 砂場ワークショップ実施
参加者:榴岡児童館児童 本館砂場 1年生25名 職員2名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
今年第1回目ワークショップ、開始前から齋じいのところに子どもたちが集まってきた。齋じいは子どもたちがどの程度、砂とのふれあい経験があるか、さりげなく話をしながら確認していた。
活動開始時間になると齋じいは砂場に移動し、砂の上に大きな円を描いた。「ここを掘って落とし穴を作るぞ」と言うと子どもたちは早速砂場に集まり砂を掘り始めた。掘り進めると石が出てきた。齋じいはみんなにそれを見せて、もっと出てきたら掘り出して脇に寄せるよう話し、また掘り始めた。
友達同士で大きな穴を掘る子どもたちや「落とし穴」というキーワードから、移植ベラで深く掘るにはどうするかを考えて、小さな穴を垂直に掘る子どももでてきた。
掘って出た砂を利用して山を作り、その下にトンネルを掘る子どもも現れた。完成すれば長いトンネルになると、齋じいも子どものトンネル掘りに加わった。
長いトンネルができあがった。それを見てもう一つトンネルを作り始めた子どもたちもいた。それも無事貫通し、長いトンネルが2つできあがった。もっとバケツの砂で山を大きくするようにいうと、子どもたちはせっせと砂を運んで、大きな山を作った。
ホースから水を流した。すると山から滝が流れ、川となった。子どもたちは水が砂場の奥まで流れるよう工夫し始めた。第1トンネルを流れた出た水は次に待つ子どもたちが同じように砂を掘り、勾配をつけて水を流し、とうとう砂場の端の第2トンネルも水を流すことに成功した。
今年最初の砂場ワークショップでは1年生とは思えないほど創意工夫して遊びに熱中し、長いトンネルを2つも作り、砂場から飛び出し、館庭で水を流して遊ぶ子どももいるなど、意欲的に砂場遊びを楽しむ様子が観察され、笑顔と共にあっという間に予定時間を過ぎてしまった。
砂場は、子供たちの手で元の姿に!
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