12月3日(土)10:00~15:30
場所:坪沼八幡神社
参加者:榴岡児童館児童 14名(3年生) 職員2名
講師:齋正弘 サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)
活動内容詳細:
今年最後の坪沼八幡神社ワークショップは14名、全員3年生の参加となった。
バスから降りてきた子どもたちはどの子も意欲満々だった。
全員が過去に参加したことがあるせいか、動きがよかった。歩くときも神社の石段を上がるときも速かった。齋じいは石段の途中から横道に入り、社務所に行くよう、子どもたちを促した。
探検の準備(身支度)や本殿前に集合するのも速かった。齋じいは神様の話、不動明王や弘法太子の話など、詳しく話してから裏山に入っていった。
いつもとは違う経路でSOAT畑に出た。空堀を誰がどのように作ったか解説をして、館跡の説明、祠の見学をした。
空堀下りでは、ロープを使って空堀を下りた後、藪漕ぎをして上に上がり、また下りた。
空堀を出ると田んぼの脇道を歩き、トトロの小道をまで行った。齋じいを先頭にまた藪漕ぎして急斜面を上り、ヒノキ林に向かった。
ヒノキ林を確認させたところで、少し早いお昼にした。お弁当を食べゆっくり休んで1時からヒノキ林で好きに遊んだ。
齋じいの手伝いをする子ども、お土産用にヒノキの丸太を切る子ども、ブランコ、シーソー、ターザンロープなどで遊んだ。一人の男子が弓矢を作りたいと言って弓矢作りを始めた。すると女子も混じってあちこちで弓矢作りが始まった。弓矢が完成すると的当ての的があるともっと楽しく遊べることに気づいた子どもが出てきた。
その子はお土産にするはずだった丸太の輪切りに穴を開け、紐を通して木の枝につるした。弓矢遊びは的当てゲームに進化した。子どもたちの遊びたいという気持ちが発展していく様子がよく見て取れた。
その様子に刺激を受けたのか、スズランテープを木と木の間に渡し、編み始める女子が現れた。手製のハンモック作りだ。ハンモックが完成すると横になってうれしそうだった。
活動時間が終わり、社務所に向かったが、途中でサイカチの実を見つけた子どもたちがそれを拾い始めた。「これ、石けんになるんだって。」そう言いながら集め、持ち帰った。最後の最後までやりたいことをやって遊び尽くした子どもたちの顔は満足そうだった。
冷えた体をココアやお汁粉で温め、元気に裏山道からバスに向かって元気に帰っていった。帰る途中「何が楽しかった?」と聞くと「山を歩いたのは疲れたけど面白かった」と具体的に自分の体験を話してくれた。
子どもたちは疲れも見せず元気にバスの中に消えていった。
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