10月5日(水)15:00~16:30
場所:新田児童館 館庭
参加者:新田児童館児童(1,3年生) 30名 職員2名
講師・サポート:SOAT3名
活動内容詳細:
今回の秘密の部屋は曇天、気温16度という寒さの中での実施となった。始まる前は寒さが気になる子どもたちもいたが、油性ペンを手に絵を描き始めると、どの子どもも楽しそうだった。
3年生がテント内、1年生がテント外側に分かれて絵を描いた。コロナ対応である。テーマは「新田水族館」
女子はキティちゃん風の魚を描いたり、ビニールテープでリボンを作って貼ったり、いろいろ楽しんでいた。
ガムテープをペンの代わりに利用し、細く切って模様にしたり、線の代わりに使ったりする子どももいた。
男子の中にはうまく形が描けないのか、ダイナミックに線をぐしゃぐしゃと描き、そこにペン先を刺して穴を開け始めた。その感覚が楽しいらしくブスブス何カ所にも穴を開けた。近くにいた子どもたちもまねをした。ぐしゃぐしゃの線描に穴、穴、穴。現代美術の誕生だった。「素晴らしいね。これは芸術だね。」と言われ、本人は驚いていた。ビニールに穴を開けたので叱られると勘違いしたようだった。
SOATの活動はアートワークショップ、子どもたちから自由を奪わない。子どもたちは自由な空気を感じることで自由な発想が浮かび、内なる感性の表現ができるのだと思う。
おおよそ描く場所がなくなったところで描く活動は終わり、次はトリミングです。子どもたちはダンボールで作った額を片手に切り取る場所を探した。額には両面テープが貼られているので、気に入った部分に額を貼り付け、その周りをハサミで切り取り、「マイ・アート」ができあがった。
最後に飾り用の紐を付けて完成させた。どの子もけっこう満足したようで、笑顔があちこちで見られた。自分で描いた絵が額に入るとうれしいのだろう。
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