開催日時:2022年8月27日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館児童17名(1,3年生)職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名
活動内容詳細:
曇天の一日だったが、気温も湿度も高いという条件の中での活動となった。1年生が多く、坪沼八幡神社での活動が初めてという子どもたちが多かった。バスが到着すると子どもたちは元気にバスから降りてきた。
人数確認の後、神社の石段に向かった。途中の畦道で虫やカエルがいるといって喜ぶ子どももいれば、怖がる子どももいた。男子の中には虫に詳しい子どももいて、いろいろ説明を聞きながら歩くのが面白かった。
石段前の鳥居のところで記念写真を撮りおえると元気に石段を登り始めた。70段ほど登るとペースが落ちてきたが、齋じいが待つ最後の段まで登り切った。
全員水分補給をして、探検の準備を終えると齋じいのところに集まった。齋じいは坪沼八幡神社とバクの彫り物の説明を丁寧にし、鎮守の杜へと向かった。
杜で齋じいは檜の赤ちゃんと大きな檜の樹齢について触れた。その後、背丈より高い草藪の中を歩き、畑の脇を通り、館跡へ向かった。齋じいは昔、天皇と戦った話やこの土地の本当の神様の話などを1年生にもわかるよう丁寧に話した。
その後、隠されている土地の神様の石造りの家を見るために大きな栗の木の裏へ行った。見終わると今度は子どもたちは空堀降りの体験をした。ロープは3年生が桑の木に結んだ。最初はロープを木にうまく掛けられなかった。ロープの端を投げて引っかけるのだが、うまくいかない原因を考え、長めにロープを投げなければいけないことに気づき、無事成功した。
空堀はこのところの雨で滑りやすかったが、齋じいの降り方を見本に全員降りることができた。空堀を抜けると畦道に出て、畑や田んぼを見ながら午後の活動場所である檜林に向かった。今回は林に着いた時点で12時20分を過ぎていたので、早速昼食タイムとなった。
午後の活動があるので40分の昼食となった。午後は久しぶりの「倒れるぞー」の活動を行った。齋じいが檜に斧とノコギリで切れ目を入れ、子どもたちがノコギリでその木を切る体験をした。
齋じいの「ひっぱれー」を合図に子どもたち、職員総出でロープを引っ張った。1回で倒れることはなく、何度か挑戦してようやく檜を倒すことができた。子どもたちは大きな木が倒れるのを見て大喜びだった。
齋じいはノコギリの使い方を説明し、子どもたちは倒した檜の枝を切り始めた。
ノコギリより別のことをして遊びたい子どもたちはシーソーや木登り、ターザンロープで遊んだ。意外にも3年生は高いところが苦手で、1年生が上手に滑車で滑り落ちるのを見ていた。終了の時間が思ったより早く来た感じがした。
子どもたちはもっと遊びたそうだったがノコギリなどの後片付けをし、変える準備を済ませて朝は通らなかった裏参道から元気にバスまで帰っていった。「楽しかった?」と聞くと「楽しい。また来たい。」と全員から大きな声が帰ってきた。
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